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なんで私達、別れたんだろう? ちょっとしたすれ違いだっただけなのにね。

作者: 七瀬







私は彼と別れて2年経つが、まだ彼の事を忘れられない!

私と彼が別れた理由は? “ちょっとしたすれ違い。”

たいした事じゃなかったのに、私と彼は別れてしまった。

正直、あの頃の私達は“いろいろと疲れていて......。”

それは仕事や友人やお互いの家族の事や問題が多々あった。



・・・それでも? どれも私と彼が別れる理由にはならなかった。



『これ? なんで片付けてないのよ、朝仕事に行く時に私、言ったよね!』

『ごめん、今直すよ。』

『もういい! 私が直すから!』

『・・・ご、ごめん、』

『謝ったら、済むと思ってるの?』

『・・・そ、そんな風に思ってないよ、』

『“私はあなたの専属の家政婦さんじゃないんだからね!”』

『・・・・・・』





この頃の私は、彼がちょっとでも何をかすると?

いつも私は彼に直ぐにケチをつけて、文句ばかり彼に言っていたと思う。

彼は私にほとんど言い返さないから、それをいい事に私は彼に

言いたい放題で、彼はそんな私に飽き飽きしていたのかもしれない。


“彼が優しい”から私と喧嘩にならなかっただけ。

でも? 最後に私と別れる事になった時は、流石に彼は口にはしな

かったが、“明らかにムッとした態度と顔をしていたのを今でも憶えている。”

あれが、後にも先にも彼を見る最後になった。




・・・あれから2年!

私は彼と別れた事を毎日のように後悔している。

彼は私と別れて数ヶ月後には、“新しい彼女がデキたと噂で聞いた。”

だから余計に、彼と連絡を取る事が私には出来ないでいたのだ。

彼に新しい彼女がデキた現実を私はまだ受け入れられないでいる!

だから彼に連絡を取れないのだろう。

私に、ほんの少しの勇気があれば彼とやり直せたのだろうか?






 *




私はどうしても彼が何故? 私と別れようと思ったのかを彼の口から

どうしても聞きたくて、勇気をだして彼に連絡を取る事にした。

あれから2年、彼と会う事も話す事もなかった今、彼に連絡を取って

いる自分にも変な感じだし、ドキドキが止まらなくなっている。




【プルルルル プルルルル プルルルル】


『あぁ、はい!』

『佑士?』

『恵利加か?』

『・・・ううん、』

『“元気だったのか?”』

『まあ、元気だよ。』

『近いうち、会えないか?』

『うん。』

『じゃあ、また連絡するよ。』

『うん!』




久しぶりの彼の声は、いつも私が当たり前のように彼と一緒に居た時の声だった。

彼の話し方は何も変わらず、いつもの彼の声。

私は愛おしい彼にまた会える喜びをこの時の私は噛みしめていたんだ。





『おう!』

『・・・ううん。』

『何処行こうか?』

『何処でもいいよ。』

『“じゃあ、何時もの所でいいか?”』

『うん。』




よく二人で行ったカフェ。

2年ぶりに二人で行くカフェだ!

そこに着くと? 空白の2年間の事をお互いどちらからともなく

話し出した。

私は彼と別れた後の2年間の話をいろいろ話した後、、、。

彼に一番、聞きたかった事を訊いてみた。




『“なんで、私達別れちゃったんだろう?”』

『えぇ!? 今更、なんでそんなコト訊くんだよ!』

『・・・なんかね、どうしても会ったら聞きたかったんだ。』

『“なんでだろうな、お互いもうあの頃はいっぱいいっぱいだったから、

別れたんだと俺は思うよ。”』

『“じゃあ、今! 私達、やり直したりなんかできない?”』

『えぇ!?』

『いろいろ私もあれから反省して、もし佑士とまたやり直せるなら?』

『“・・・ごめん、俺! 今の彼女の事が何よりも大事だから、だから今日

恵利加と会う事も、彼女にちゃんと話してきたんだ!”』

『・・・あぁ、そうなんだ、』

『“ごめん”』

『なんか? あの頃と何にも変わってないね! だからやっぱり私達別れた

のかなって思ったよ。』

『・・・ううん。』

『今日、佑士と会えて良かった。』

『俺もだ!』

『“今まで本当にありがとうね。”』

『俺もありがとう!』





・・・この時の私は、何か清々しく感じていた。

もう彼とやり直す事は出来ないけど? 彼の優しさや彼の想いが

少しだけ分かった気がしたから。

これで私も! “新しい恋に前向きに進めそうな気がするの!”

やっぱり今日、彼と会って良かったと思えた日になったわ。


最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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