第一回放送「パクリ?いいえ二次創作です」
「皆さん、お待たせしましたっ!!とうとう始まりました。インターネットWEB小説番組『唯我独尊人』。いえ~い。ドンドン、パフパフ~。」
「やけにテンションたけーな。誰も待ってねーし」
「ではさっそくパーソナリティの紹介ですぅっ。司会、進行役を務めさせて頂くはご存じみんなのアイマスこと白羽唯ちゃんで~す」
「誰も存じてないし、誰のアイマスでもないから、てかみんなのアイマスってなんだよ。意味分かんねーって」
「アイマスはアイマスクの略で、みんなの目は私で他が見えないくなってるって意味だお~」
「アイマスってそっちのかよ」
「そして副司会、もといさっきから野次をいれてくる野次担当の陰口秀ぇー雄君でーす」
「俺野次担当じゃないから!!せめて突っ込みとか言えよ!それに俺の名前はそんな陰口ひでぇよ、みたいな名前じゃないからっ!」
「え?・・・そうなの?でも台本には陰口秀雄(ひでおはひでーよみたく)ってしっかり書いてあるよ?」
「番組規模の嫌がらせ!?俺の名前は―――」
「では最初のコーナーにきましょー!!」
「名乗らせろおおおお!!!」
「最初のコーナーは唯ちゃんの勝手にベストセラーランキングゥ~~」
「あの俺の名前はですね・・・」
「このコーナーはわたくし唯ちゃんが勝手に独断と偏見の塊でまだ知られぬいい小説を紹介してしまうコーナーなのです」
「無視ですか、そうですか」
「世の中には無数の小説、物語があり日の目をみられることなく埋もれている名作も多々あるのです。
そんな面白い名作をみなさんにご紹介いたしましょう」
「ん?なんだ、結構まともな番組なんだな、これ」
「ではまず最初の作品です。
紹介するのはこちら
『千と千尋のバガ隠し』」
「パクリじゃねーか!!」
「なにをいってるんだ秀雄君、確かにタイトルは見たことある気がしないでもないが、これはパクリなんかじゃないよ。主人公の千と千尋がお互いにバカだっていうことを隠しつつ学校生活を繰り広げるギャグストーリーさ。二人とも重度のバカで相手より自分のほうが出来る者だとお互いに思っていて自分が相手より優れているということを見せつけよとするんだが、なにせ二人とも重度のバカなもんで会話がどんどんとおかしくなっていくというのがこの作品の見どころであり、全てなんだ」
「へー、なんだか面白そうじゃんか。でもそのタイトルなら話題を呼んで有名になりそうなもんだけどな」
「一般の人のブログでやってる小説だからねぇ。見つけられる人が少ないんだよ」
「え?出版されてる本じゃないの?」
「最初にコーナーの説明したでしょ?聞いてなかったの?」
「え・・・いや、俺無視して勝手に進めてたから・・・」
「では次の作品紹介にいきまーす」
「また無視だよっ!」
「続いての作品はこちら
『もののけ語』」
「またタイトルがパクリだあああ!!」
「この作品は主人公のアホ毛少年が山娘の少女と繰り広げるバトルアクションです。戦場ヶ原で戦ったり、千石程のスライムと戦ったり、旅の途中で女の子とイチャイチャしたり。戦いながらイチャイチャしたり、イチャイチャしながら戦ったり。とまぁラブコメチックなところも人気のポイントです」
「今度のは内容もパクリ入ってないか・・・?」
「二次創作なのでむしろありです」
「二次創作なのかよ!!」
「次の作品はこちら
『ジョジョの宅急便』」
「すごくさっきと同じ臭いがするっ!!」
「これも二次創作の作品です」
「やっぱしかっ!」
「主人公のジョジョが殺意を持ってあなたの大切な物をお届します」
「やめろおお!誠意を持ってくれ!!」
「おい、野次役。さっきからうるさいぞ。お前がうるさいからまともに作品紹介できないだろ」
「まともな物を紹介してくれよ」
「最初に言ったでしょ。このコーナーは面白いものを私が独断と偏見の塊で紹介するって」
「あ゛?そうなの?」
「それに名作紹介とも言ったでしょ?名作は迷作であり名作であり迷作なのよ」
「あー・・・もういいや、好きにやってくれ」
「言われなくてもそうするつもりだから安心して。この番組のタイトル覚えてる?『唯我独尊人』なのよ」
「なるほど、初めからこういう番組だったのか・・・」
「では最後の作品紹介です。
最後に紹介するのはこちら
『ゲロ戦記』」
「なんだか一番ひどそうなのがきたあああ!」
「これはゲロにおける様々な実体験エピソードをまとめた短編集です」
「その内容で読みたいと思うやつがいるのかよ・・・」
「学校での友情が描かれてたり、独身の一人暮らしの青年の切ないお話があったり。泣けて笑えてさらに、もらいゲロしてしまうと話題沸騰のこの作品」
「最後のはいらなねーよ。なんだよもらいゲロって」
「ゲロの描写がすっごいリアルなんだってさ」
「やっぱ読みたくねーよ、てかさっきからジ〇リのパクリばっかじゃないか」
「今回はジブ〇特集だったから」
「てか本当にそんな作品あるのかよ!?」
「ググレカス」
「ひでぇっ!」
「では次のコーナーにいきましょうか」
「今度はなんだよ・・・」
「と思いましたが時間が来てしまいましたので今回はこの辺でお別れです」
「まだワンコーナーしかやってないけど?」
「ではまた次回更新をお待ちくださーいっ」
「シカトですね」
「お届したのはみんなの愛人、白羽唯ちゃんと」
「愛人でいいの!?」
「みんなの愛する人ってことだよ」
「じゃあそう言えよ」
「最後の締めにちゃちゃ入れないでよね。まったく」
「すいません。・・・なんで謝ってんだろ俺」
「仕切り直して、お届したのは白羽唯ちゃんと」
「くじょ―――」
「茶々入れ役の陰口秀雄君でしたーー」
「名乗らせろおおおおお!!!!!」
「次回放送は未定です。番組制作者さんの気分次第。だそうです。期待せずに待ってて下さい」