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結局、私からちゃんと言うことはできなくてだいちゃんからまさかの告白をされてしまった。

私の引っ込み思案はなかなか直らない。

だけど、一歩踏み出して私からメッセージを送ったから、こうしてだいちゃんの隣を歩けている。

他人にとってはほんの些細なことかもしれないけど、私にとってはこれも大きな進歩だ。


いつか私も、ちゃんとだいちゃんに「好き」って言おう。

ううん、いつかじゃなくて、今すぐにでも。

きちんと自分の気持ちを伝えよう。


相手に伝えることはとても大事なこと。

この年になるまで、気づけなかった。

だけど気付いた。

大事なことに気付いた。


それは私にとって革命的なことだ。


「だいちゃん、好き。」


呟くように発した私の言葉をだいちゃんは聞き逃すことなく、繋いでいる手をぐいっと引き寄せる。

急に近くなった距離にドキドキしていると、耳元で「俺も好きだよ」なんて囁くので、おさまっていた体の火照りが再燃してしまった。



嘘の恋人から始まった私たち。

嘘は本当にすれば嘘じゃなくなる。


この先私たちはどう進んで行くのかわからない。

わからないけど、ここから始まるんだ。


今までみたいに後悔しないように、だいちゃんと一緒に歩んでいこう。



【END】

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