表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/66

*

すぐ近くのコインパーキングに、彼の車は駐車してあった。


「いつもは電車通勤なんだけど、今日は昼間に外出があって車で来たんだ。君の役に立ててよかったよ。」


なんて、イケメン発言をするものだから、私は恐縮してしまう。

助手席のドアを開けてくれてエスコートされ、まるでお姫様になったみたいで図らずとも胸が高鳴った。


「総合病院でいいんだよね?」


「はい。よろしくお願いします。」


車が走り出すと車内は薄暗くなり、改めて知らない男の人と二人きりだと思い知らされる。


私、こんな軽率なことして大丈夫かな?


こっそり彼の横顔を見やる。

端正な顔立ちにさらりと流れる前髪、きゅっと結んだ唇。


やっぱり、似ている。

さっき感じた妙な懐かしさ。


それは、小さい頃仲良しだった、「だいちゃん」に彼が似ているということだ。

だいちゃんは小学校4年生の時に転校してしまって、それっきりになっている。

そのだいちゃんに、目の前の彼は面影がそっくりだ。


何だか懐かしい気持ちになって、無意識に彼を見つめてしまっていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ