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「まあ~、津田さん、よかったですねぇ。咲良さんですって。可愛いお嬢さんよねぇ。」


スタッフの人がおじいさんに声をかけるけれど、おじいさんはそれには反応せずずっと私を見ている。


「そうかそうか。大地は優しいいい子だからね、わしが保証する。」


ニコニコ顔のおじいさんが急に真顔になり、しっかりとした口調になった。

だいちゃんのことを大切に思っている気持ちがひしひしと伝わってくる。

だけどそれはほんの一瞬で、すぐにまたニコニコ顔に戻った。


私はおじいさんの近くに行き、車椅子の横で膝をついておじいさんと目線を合わせる高さになる。


「そうですね、大地さんはとても優しいです。子供の頃も大人になった今も、変わらず優しいですよ。」


「もういつ死んでもいいなぁ。」


「ダメですよ。おじいさんには元気でいてもらわないと。また会いに来てもいいですか?」


私の言葉に、おじいさんはただただニコニコするだけだった。

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