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二章

***


仕事中、会社の外線電話に私宛の電話がかかってきた。

そんなことは滅多にない。

というか、外線電話が私宛ということでピンときた。

病院からだ。

仕事中は携帯所持が許されないので、病院にも会社の電話番号を伝えてあるのだ。


先日の脱水症状の件ですっかり怯えている私は、受話器を取るのも震えそうになってしまう。

こっそり深呼吸をしてから、「水沢です」と応えた。


「病状の説明と治療方針についてお話があるのと、同意書を書いて頂かなくてはいけませんので、できれば今日病院に来て下さい。」


ああ、まだ生きてた。


自分でも驚いたけれど、まず最初に思ったのがそれだった。病院から電話=母の容態が悪いのではないかと勘ぐってしまう。

父は電話が通じなかったため、私に先にかけてきたとのことだった。


ほっと胸を撫で下ろすも、安心したわけではない。

同意書を書くと言っている。

何に同意するんだろう。

気が気ではなく仕事どころではなくなってしまった。

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