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小学4年まで同じマンションに住んでいた桜井大地くん。

保育園からの腐れ縁で、ずっと同じクラスだった。

金魚のふんみたいに、だいちゃんだいちゃんってくっついてた私。

それを嫌な顔せずに“しょうがないなぁ”って、一緒にいてくれただいちゃん。


結婚したら桜井咲良になるの。

”さくら”がいっぱいなのって勝手に一人で盛り上がっていた。

なのにだいちゃんの突然の転校。

悲しくて悲しくて泣きじゃくることしかできず、連絡先すら聞かずにそのまま別れてしまった。


だけど忘れたことなんてない。


大人になって普通に恋愛もして、だけど頭の片隅にずっといるだいちゃん。

だって私の理想の男性だから。


ずっと大好きだっただいちゃん。

まさかこんな形でだいちゃんのことを思い出すとは夢にも思わなかった。

だいちゃんも私のことを覚えているだろうか。

覚えていてくれると嬉しいな。

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