第ニ.五話 闇が見え隠れする時にありがちなこと
「とりあえず、そろそろ寝るか?」
って言ってもまだ7時だけども、
「えぇ、まだ早いわ、パソコンあるなら貸してよ」
「その年齢から廃人になってたら、こっちが心配になってくるな」
「うっさいわね、別にいいじゃない、人の勝手なんだから」
「あぁ、そうだね、学校でボッチになる様子がありありと浮かぶよ」
「うっ、」
顔をしかめる麗子ちゃん、
「だ、大丈夫よ、明るく振る舞えば、」
「いいよなぁー、顔がいいやつは、明るく振る舞えばオタクだとおもわれねぇんだもん、俺なんて中学の時明るく振る舞おうとして最初に言われたの「キッショ」やぞ、はぁ」
「ざまぁ」
「そこは慰めてくれるとこちゃうんか、」
「誰があんたなんか慰めるかバーカ」
「ひでぇ、お兄さん泣いちゃうぞ」
「泣けば」
「鬼畜ぅ!って前にも似たようなことがあった気がす」
「シラス(。∀°)」
「あっ、そう、」
「とりあえずPC借りていい?」
「どうぞ、大切なファイルはこっちのPCと外付けメモリに入れてあるからな」
「ニヤァ、じゃあこっち借りるわ!」
「ダメだ、こっちは緊急時しか使ったらあかんからな!」
「貴方が学校行ってる間に触らない保証は?」
「こっちのパソコンがついたらスマホに通知が来るようになってるからな」
「チッ」
「露骨に舌打ちすな」
「でも、授業中だったら通知来てもみたり遠隔シャットダウンは無理よね」
「通知とその時の映像が出るからな、それに俺は教師の目を盗んでスマホ見るくらい俺には朝飯前だわ」
「チッ」
「だから露骨に舌打ちすな」
「はぁ、まぁいいわ、とりあえずあっちのPC借りるわね」
「おう、」
そのあと俺はスマホをいじり、麗子ちゃんは俺のPCいじくり回したみたいだ、
「ふわぁぁ、そろそろ寝ましょうか」
「あ?もう10時か、良い子が寝るには少し遅いな」
「それ遠回しに私がいい子じゃないって言ってるわね」
「あ、ばれた?」
「当たり前でしょ、それがわからないのは小学生までよ」
「あんた4歳でしょうが」
「小学生じゃないからセーフ」
「と言うか今さらやけど幼稚園か保育園どうしたよ」
「行ってないわ、どっちも、」
「その年齢でニートとか将来心配になってくるわ、ほんま」
「だ、大丈夫よ、知識量で言えば小学六年生位にはなってるし、」
「はぁ、これが天才って奴なのかね?」
「天才、なんかじゃ、ないわ、こんなの」
「なんか闇が深そーなセリフが聞こえた気がするんだが、気のせいかね?」
「気のせいよ」
「そっか、」
「なんも聞かないのね」
「気のせいだからね、しょうがないね」
「セリフが汚い」
「うっせ、さっさの良い子ちゃんは寝ろ」
「いい子じゃないからまだ寝ないわ」
「そう、じゃ、俺先に寝るわ、おやすみー」
「あっ!こらっ!待ちなさいよ、私も寝るわ!」
「ダブル買っといて良かったと思えること初めてだわ」
「ふーん、使ってあげるから感謝しなさい」
「なんかどんどんお前女王様キャラになってない?口調も」
「別に中の人がカチューシャが好きで口調が似てきてるとかそんなんじゃないから」
「あっ(察し)ガルパンはいいゾ(宣伝)」
「そんなことどうでもいいわ、おやすみ」
「へいへい、おやすみ、ってはやっ、もう寝てやがる、の○太くんかよ、」
短いですが、また明後日には三話を出す予定(予定は未定)なのでお許しください
そして、今回は.五話と言うことで裏話はございません。
今回も読んでくださいありがとうございます。
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『次回に続くよ!』