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いつも読んで下さる皆様、ありがとうございます。ブクマ・評価・メッセージ等も励みになっております。

 様々な色の光――魔力を内包した結晶を前にして、愛実は胸の前で手を握りしめた。

(やっと、ここまで来れた……これさえ、魔力の補充さえできれば、きっと終われる……)

 部屋を出る前に自分のステータスは確認済みだ。ちゃんとクリアできるレベルを満たしている。ゲームでやるのと実際やるのでは勝手も違うが、トゥルーエンドの条件を満たす必要はないのだから、一度で成功させなくてもいい。

(MPは十分残ってるはずだから絶対足りる。最初はちょっと様子見で試してからでも問題ないはず……)

 愛実はそっと後ろを振り返る。

 クロードやレイ、そして他の面々が遠巻きに愛実の一挙一動を見守っている。その表情に現れているのは緊張や不安の色ばかりで、愛実を慕うような眼差しはない。

 分かってはいることだったが、せめてカミーユがいてくれれば、と愛実は思った。

 カミーユにしても愛実を恋い慕っているわけではないが、彼がいれば少しは心強く思えただろうと感じる。

(私が、ヒロインなのに……でも、もうどうでもいい……ゲームを終わらせられるならそれでいい……)

 愛実は核である結晶へと両手を伸ばす。

 魔力の補充なんてしたことはないが、支援魔法の一種だということは聞いている。支援魔法と言えば、代表的なものは治癒魔法と付加魔法だ。付加魔法はまだ授業で習っていないが、治癒魔法はもう何度も使ってきた。防御魔法とは魔力の使い方が違うのは何となく分かる。

(治癒魔法みたいなのが支援魔法ってことでしょ。だったら……)

 愛実は両手に魔力が集まるように意識する。そうして、治癒魔法を使う時のように、核を魔力で包み込むようなイメージを頭の中に描いた。

 ゆっくりと手元に集める魔力を増やしていく。核の上部へと魔力が行き渡るように――。

「待って!」

 ロゼール・ブルクミュラーの声が響くと同時に、バチッと手元で青白い光が弾ける。

「きゃっ!」

 静電気が走ったような痛みに愛実はとっさに手を引っ込めた。

「大丈夫ですか!?」

 駆け寄ってきたのはロゼール・ブルクミュラーだった。

 彼女は愛実の手に切り傷があるのを見て取ると、すぐさま治癒魔法でその傷を塞ぐ。

(な、何……? 何が起きたの……?)

「貴女は、一年生でしたね?」

 戸惑う愛実にロゼールが尋ねる。

「そ、そうですけど……」

「先程はどのように核に魔力を注ぎましたか?」

「治癒魔法を、使う時みたいに……魔力で覆うイメージで……魔力を送るのは支援魔法の一つだって聞いたので……」

 愛実の答えにロゼールは困ったような表情を浮かべる。

「核に魔力を注ぐ方法は、普通の支援魔法とは違います。魔力で覆うのではなく、核の中心部に直接注ぎ込まねばなりません。常時魔法を発動している核を先程のように魔力で覆ってしまうと、反発を起こしてしまうのです」

(じゃあ、何? 失敗したってこと……?)

 そんなやり方、誰も教えてくれなかった。

「申し訳ありません。この役目に選ばれるのは二度目と聞いていたので、魔力を注ぐ方法は知っているものとばかり……方法自体は上級支援魔法学で学ぶのですが、一年生の貴女が知らなくても無理はありませんね……」

 ロゼールはそう言うが、クロードやレイが見ている前での失敗に、愛実の中は羞恥心で一杯になった。

(何それ……! 初めから言ってくれれば失敗しなかったのに……!)

「もう一度、試しましょう。傍で私が教えますから」

 ロゼールの言葉に愛実は自棄になりながら核へと手を伸ばす。一度失敗しようと、恥ずかしかろうと、核に魔力を補充しなければ次に進めない。

(さっさと、終われ! こんなゲーム……!)

 横でアドバイスをくれるロゼールの言葉に従いながら、再び魔力を手元に集中させる。

「魔力を核の中心へと伸ばすような感じです……最初は細く、核の中の魔力と馴染むように……」

 一本の線をイメージしながらそれが核の中心へと届くように念じれば、核の中を廻る魔力に巻き込まれるように愛実の魔力が流れ始めた。

「その調子です。少しずつ注ぐ魔力の量を増やして下さい」

 言われるがまま、魔力を増やそうとして愛実は気づいた。

(何これ……引きずられるみたいに勝手に増えてく……)

 全身の血液が激しく巡っているかのような感覚だった。様々な所から生まれた熱が、意図せず手元に集まり、核へと吸い込まれていく。

 待って、と心の中で訴えてもそれは止まらなかった。

 全力で走った後のように鼓動は早くなり、息が上がり始める。

(やだ……怖い……)

 恐怖なのか、疲れなのか、気付けば脚が震えていた。

 このままでは全部取られてしまう――。

 そんな思いがよぎって身体の底から慄いた。魔力の枯渇は命に関わる。

 頭では理解しているのに、止める方法が分からない。魔力は身体から止めどなく出て行く。

(やめてっ……勝手に持っていかないで!!)

 愛実は自分の身体を抱き締めながら、心の底から拒絶した。

 不意に、自身を引っ張っていた糸が切れたかのように、引き寄せられる力が消えてなくなる。

 愛実は息を荒くしながら、その場にへたりと座り込んだ。

(魔力……大丈夫、多分まだある……)

 自身の手を見つめながらそのことに安堵していると、肩に手を置かれる。

「マナミ・カンザキ、大丈夫ですか……?」

 ロゼールの気遣う言葉に、愛実は辛うじて頷いて返す。

 愛実の反応に、ロゼールは、良かった、と呟くが、その表情は曇ったままだった。ロゼールは難しい顔をしながら核の上部を見上げる。愛実もつられて核の上部に目を向け、そして愕然とした。

 核の上部は依然として透けたままだった。愛実が魔力を注ぐ前とほとんど変わっていない。

(うそ……あんなに魔力を取られたのに……)

 感覚的には、今までにないくらい疲労を感じている。魔法を使っていてここまで疲労したことはないため、普通に魔法を使う以上に魔力を消費した筈だ。

 愛実はそっとバッグに手を伸ばして手鏡を取り出した。変わらず現れるゲームのロゴマークを押す。

(MPは、半分以上残ってる……でも……)

 ここまで魔力を消費しているのに、核の魔力はあまり増えていない。残りを使い切っても核の魔力を上部まで満たすことができるとは思えなかった。

(なんで……? レベルはちゃんとクリアしてるのに……!)

 愛実は奥歯を噛み締める。

 先程、途中で失敗してしまったのがいけなかったのだろうか。それとも最初の段階で方法を間違っていたのが駄目だったのだろうか。

 いずれにせよ、この状況で愛実が自身の手でイベントをクリアできる要素はどこにもない。

(他の二人が魔力を補充できたらクリアになる……? でも、モブと悪役令嬢が活躍したって、ゲーム的に意味なくない? 普通に考えて、ヒロインがやらないとクリアにならないでしょ)

 愛実は一度目を閉じて深呼吸をした。

(二人にやらせてる間に、MPを回復させる……これに選ばれるくらいだから、モブでも悪役令嬢でもそこそこ魔力はあるはず。それで多少は魔力の補充が進むだろうから、最後に私がもう一回やってクリアすればいい……)

 そうすればきっとイベントもクリアできる。愛実はそう考える。

(大丈夫、できる。だって、私がヒロインなんだから)




 カンザキさんは上手く魔力を籠められなかったのか、二回目の失敗以降、床に座り込んでしまった。

(魔力はまだあるみたいだけど……)

 結構な勢いで送っていたみたいだから、疲れたのだろうか。それか、失敗して落ち込んでいるとかかもしれない。

 私は核の上部に目を向けた。

 まだまだ魔力の補充が必要なのは私でも分かる。手伝わないと、と一歩前に出ようとしたけど、ブルクミュラー夫人が核へと手を伸ばすのが見えて足を止めた。

 魔力の補充は、普通に魔法を使うよりも集中力がいると聞いているから、今近付くと邪魔をしてしまう。

 その場で見守っていると、少し距離があるにも関わらず、ブルクミュラー夫人の魔力が膨れ上がるのが分かった。水属性の魔力を感じる。

 学園の生徒や教師よりも魔力を感じるのは確かだけど、同じ水属性のレイと比べるとやはり感じる魔力の量は少ないように思える。ブルクミュラー夫人は先の公爵の孫娘という話だけど、たった二代開いただけでここまで違うのかと思ってしまった。

(そうすると、やっぱりカンザキさんの方が凄いんだろうな……)

 核に魔力を籠めること自体は失敗していたけど、彼女の魔力量は何というか、底知れなさを感じる。

(でも、なんか、絶対量が多いという感じじゃないような気が……)

 彼女が核に魔力を注いでいる時、調整が上手くいかなかったのか、急激に魔力量が減ったのを感じた。その後すぐ供給が途絶えて失敗してしまったけど、彼女の魔力はもう戻りつつある気がする。今は魔法を使ってないから、何となくでしか感じられないけど。

(回復が早いというか、湯水のように湧いて出ているというか……)

 魔力の消耗は疲労にも似ているから、休息を取れば回復はするんだけど、カンザキさんの場合、普通の人よりも早い気がするのだ。私だったら数分休んだ程度では全回復はしない。

 ああだこうだと考えている間に、核の中を巡る魔力は少しずつ増えていっていた。けれども、残りの半分にも行きつかない内に、ブルクミュラー夫人の魔力が急激に収束していく。

 あ、と思うのとブルクミュラー夫人がその場に膝を付くのはほぼ同時だった。

 私は慌ててブルクミュラー夫人へと駆け寄る。

「大丈夫ですか!?」

 ブルクミュラー夫人は、息を切らしながら「はい……」と答えるけど、立ち上がることができないほど消耗しているのは私から見ても明らかだった。

 幼い頃に見た母の姿が脳裏をよぎる。この前、倒れた私を見たレイも似たような気持ちだったのだろう。

 後でまた、ごめんね、と言わなければと考えながら、ブルクミュラー夫人を研究者達に任せ、核に向かって手を伸ばす。

 核に魔力を籠める方法は分かる。付加魔法を一人で練習しようとした時に散々やったし、セシル王女に魔力を送る時の方法も、方法自体は同じだ。

(役目を務める時は全力で注ぎ込め、か……)

 王宮で魔法の講義を聞いている時に言われた言葉だ。

 ブルクミュラー夫人がカンザキさんに説明していた内容とは少し違うような気もするけど、とりあえず言われた通りにやるべきだろう。

 一つ深呼吸をして、意識を身体の内部に集中させる。

 自分の魔力がどんどん膨れ上がっていくのを感じてから、もう片方の手も核へと伸ばした。

 核の中の魔力に自身の魔力を馴染ませるように注ぎ込めば、風の通り道ができるかのように、自分から核の中心へと道のようなものができたような感覚に襲われた。そこに更に自身の魔力を載せれば、引き込まれるように核の中へと入っていく。

 セシル王女に魔力を送る時は、終始彼女の中の魔力と自分の魔力を馴染ませることに意識を向けていたけど、これは違う。一度馴染んでしまえば、核の方が魔力を取り込もうとしているかのように、魔力を持っていかれる。

(ちょっ、これ……制御が……!)

 どうにかコントロールしようと、注ぎ込む魔力の量を減らしたり増やしたりしてみると、増やした時に引き込まれる感覚が和らいだ。

 王宮の魔法講師が、全力で、と言っていた理由が分かったような気がする。

 少しの魔力だと次々に送り込まないといけなくなるけど、膨大な魔力なら取り込まれるのに時間がかかるから、その分こっちは調整がしやすくなるということだろう。

(これ、相当魔力を持ってるか、魔力の扱い方が上手な人間じゃないと無理だな……)

 でも、これでやり方はちゃんと分かった。あとは、核の魔力が満ちるまで、魔力を注ぎ込めばいい。

 今まで以上に意識を自分の魔力と核に向ける。周りの音も気配も、分からなくなるくらいに集中して魔力を籠め続けた。

 長かったのか、短かったのか、分からない。

 核が魔力を引き込む力が弱くなったような気がして、注ぎ込む魔力を徐々に減らしていけば、自分と核の間にあった道のようなものが次第に細くなって閉じていくのが分かった。

「おお……!」

 研究者のどちらかの声がして、私は上を見上げる。

(あ……)

 いつの間にか、核の中を巡る魔力が核の先っぽまで満ちていた。

 魔力を注ぐのをやめると、途端に身体から力が抜けていき、その場にへたり込む。

「ローザ!」

 後ろからクロード王子の声が聞こえる。

 軽く後ろを振り返るとこちらに駆け寄ってくるクロード王子とレイの姿が見えた。

「ローザ、大丈夫か?」

 片膝を付いたクロード王子が、そっと背に手を添えながら訊いてくる。

「少し気が緩んで、力が抜けただけです。すぐには動きたくありませんが、身体の方は大丈夫です」

「そうか」

 クロード王子はほっと息を吐くと、太陽の塔の核を見上げてからもう一度こちらに顔を向けた。

「本当に、ありがとう」

 そう言って、クロード王子は目元を和ませて微笑う。

 心の底から安堵し、そして喜んでいるのが見て取れて、この人のこういうところに皆惹かれるんだろうなと思った。言葉にしてるわけじゃないけど、本当にソレイユの人々の平穏と幸せを願っているんだな、というのが滲み出ているのだ。

「いいえ、お役に立てて何よりです」

 そう返して、ゆっくりと立ち上がる。本音としてはしばらくは座って休んでいたいんだけど、そういうわけにもいかない。

 多少ふらつくのをクロード王子に支えてもらいながら、レイ達の方に向かうと、未だに座り込んだままのカンザキさんの姿が見えた。

「なんで……ローザが……」

 ぼそぼそとそんなことを言う声が聞こえる。

 自分がやるつもりでいた彼女からすれば、やっぱり私がやったのは納得が行かないんだろう。

「なんで……どうして……これじゃ、終われない……」

 “終われない”という言葉に内心首を傾げていると、ゆっくりと顔を上げたカンザキさんが、私に気付いて険しい目付きになった。

「なんで、ローザに出来るの……!? そんな設定、なかったのに……!」

 突然のセリフに、え、と動揺していると、隣から「設定……?」と訝しがるクロード王子の声が聞こえて我に返る。

 これ以上、彼女にそう言った言葉を使わせてはダメだ。

 そう思って声を掛けようとしたけれど、カンザキさんにそれを遮られた。

「もう一度……! もう一度、私にやらせて! 今度は上手くいくはずだから! だって、私がこのゲームのヒロインなんだから! 私がしないと……!」

 もう一度も何も、核の魔力は既に満ちているのに、と考えた矢先、“ゲーム”という言葉に思考が一瞬停止した。

「ゲーム、だと……?」

 周囲がざわつく中、脳裏に様々な人達の顔が思い浮かぶ。セシル王女、クラウスさん、アデール様、シャリエ伯爵、ソレイユ王、ハース侯爵、ブルクミュラー夫人、ヴェルナー達、そしてクロード王子にレイ。

 皆、苦悩したり身の危険を冒したりしながらも、どうにか二国の結界を維持しようと心血を注いできた。それを――。

「ゲームでしょ? ここは――」

 ゲームなものか――!

 気付けば、私は彼女の頬を叩いていた。

 手が、声が、無意識の内に震える。

「寝言を言うな……! 貴女が何と考えていようと、ここは現実だ! 結界がないと二国は魔物に襲われる! 大勢の人が死ぬ! 貴女も、私も、ここにいる誰もかも、例外じゃないっ!」

 そう叫んで、肩で息をしながら、冷静になりきれない頭で、これ以上言うな、と自分に言い聞かせる。

 感情に任せたって意味がない。彼女が原因でこんなことになっているわけではないのだから。

 それでも、一度は自分が死にそうな目に遭ったにも関わらず、まだゲームだなんて思っていることが、どうしても受け入れ難かった。

(何で、皆こんなに辛い思いをしてるのに、そんな風に……!)

 私が必死で自分を抑える中、叩かれたカンザキさんは茫然と宙を見つめていた。

「うそよ……うそ……だって、そんな、トリップなんて現実にあるわけ……」

 小さく呟かれた言葉が聞こえて、頭の一部が冷静になった。感情はまだ波立っているけど、冷や水でも掛けられたみたいに、頭の中は急激に冷めていく。

 ――トリップなんて現実にあるわけない。

 私は転生で、しかも思い出すのが遅かったから、別の世界に来たんだとまだすんなり受け入れられたけど、生身のまま突然この世界に来た彼女には、そう簡単に受け入れられるものではなかったんだ。私自身、彼女が始まりの塔に現れるまで、現実にトリップなんてあるのだろうかと疑っていた。

「いつも、いつも、誰かのせいで上手くいかないから、夢の中でくらいいい思いができるようにって……だから、ここに……」

 カンザキさんの頬に、涙が伝うのが見えた。

 ここは夢かゲームの世界のどちらか。敢えてそんな風に考えようとした彼女を責められないと思ってしまった。

 だって、私が逆の立場なら、信じられないし、信じたくない。

 頭が完全に冷静になると、元々疲れ切っていた身体が限界を訴え始めた。感情に任せてる間はまだ動けたけど、今はもう一人で立っているのが辛い。

 ふらつきそうになっていると、再びクロード王子が支えてくれた。

「ローザ、大丈夫か?」

「はい、何とか……」

 一応そう答えたけど、私も、そしてカンザキさんも、あまり大丈夫ではない。

「帰りましょう……彼女も、戻って休ませた方がいいと思います……」

「ああ、そうだな……」

 クロード王子が頷くと、まだ茫然自失状態のカンザキさんにレイが声を掛けた。レイならどうにか彼女を宥め賺して連れてきてくれるだろう。

 申し訳ないけど、流石に私ももう彼女を気に掛けられる余裕がない。

 クロード王子に誘導されながら、螺旋階段へと向かう。

 最後にちらりと見た核は、遠くから見ても十分な魔力を内包していた。役目を果たせたことはもう一度実感できたけど、どこかすっきりとしない気分のまま、塔を下りることとなった。


更新お待たせしてしまい、すみませんでした。

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