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いつも読んで下さってありがとうございます。ブクマ等もありがとうございます。

 翌日の放課後、授業が終わるなり私は脇目も振らず迎賓館に戻って、ラングロワ家に向かった。

 いつもと同じように王宮の使用人の服に着替え、迎えの馬車に乗り込む。いつもはフィオレさんが迎えに来てくれていたけど、今回はレーヌさんという人だった。フィオレさんはセシル王女付きで、レーヌさんはソレイユ王付きの世話係らしい。

 王宮に着いたらすぐにシャリエ家の別邸に向かうのかと思ったけど、予想に反して人通りが少ない廊下を通ってあまり使ってなさそうな部屋に案内された。

「初めまして、ローザ・フェガロ嬢。私はフレドリック・ハースと申します」

 中にいた男性が会釈をする。それに会釈を返しながら、どこかで聞いた名前だと頭の中で考える。

(ん? この人もしかして、現宰相じゃ……)

 そしてジェラルド・ハース氏の父親だ。よく見れば顔立ちも似ている。

「お初にお目にかかります。ローザ・フェガロと申します。もしや、宰相を務められているハース侯爵でしょうか?」

「ええ、いかにも。有り難いことに、陛下より宰相職を賜っております」

(やっぱり……)

 思わず顔が引きつりそうになるのをどうにか堪える。

「本日は陛下の命により、これからの予定を説明しに参りました」

 宰相なんて王と同じくらい忙しいだろうに、わざわざ宰相に説明させるということは、本当に極々限られた人にしかアデール様のことは伝わっていないのだろう。

「よろしくお願い致します」

「では、始めます。フェガロ嬢にはこれから馬車にてシャリエ家の別邸に向かって頂きます。同行は先程と同じようにレーヌが致します。王宮からの使いという名目ですが、正式な使者ではございませんので護衛は付きません。その代わり、近衛隊の者が御者を務めます。それからこちらを――」

 ハース侯爵はそう言って一枚の紙を差し出す。

「こちらはアデール様の状態から研究者が選出した治癒魔法の一覧です。本日はこちらを試して頂きたく思います」

 紙を受け取って、リストに目を通す。

 とりあえず、ざっと見た限りでは見たことも聞いたこともない治癒魔法は入っていなかった。使ったことがないものももちろんあるけど、予め数を絞ってくれているのは助かった。

「ありがとうございます。因みにですが、この中にない治癒魔法を試すことは可能ですか?」

「可能です。これはあくまで効き目があるかもしれないと予測される治癒魔法の一覧です。貴女が王姉殿下の状態をご覧になり、他の治癒魔法が適していると判断すればそれを使用して下さい」

「分かりました」

「シャリエ家の別邸に先に研究者を一人送っています。エクトル・オーブリーという者です。何かあればその者に相談を」

「はい」

「説明は以上です。くれぐれも人目のある場所でこの件を口にしませんよう、お願い致します」

「かしこまりました」

 忙しいのだろう。ハース侯爵は軽く会釈をするなりすぐに部屋から立ち去った。

 私もレーヌさんに促されて部屋を出る。来た道を戻り、待機していた馬車に乗り込み、シャリエ家の別邸へと向かった。


 シャリエ家の別邸は王宮から少し離れた所にあった。ラングロワ家との距離を考えると倍くらいだろうか。

 馬車の窓から外を窺うと、門衛の姿が目につく。他にも庭を巡視している衛兵や玄関先に立っている衛兵の姿も見える。重要人物がいる邸宅のため、数が多いのだろう。迎賓館とそう変わらない気がする。

 御者の近衛兵が二、三言やり取りをする声がした後すんなりと通され、馬車は玄関ポーチへと進んだ。

 レーヌさんが先に馬車を降り、続いて私も馬車を降りる。張り詰めた空気は居心地が悪かったけど、建物の中に入ればそれも幾分かは落ち着いた。

「お待ちしておりました」

 玄関ホールには使用人を引き連れた貴族の男性がいた。服装からしてこの人がシャリエ伯爵だろう。

 年齢は父と同じか、ちょっと上くらいだろうか。もしかしたらもうちょっと若いのかもしれないけど、憔悴しきった顔を見ると父よりも老けている印象を受ける。

「お初にお目にかかります。セレーネ国フェガロ侯爵家のローザと申します」

 丁寧に挨拶を返すと、シャリエ伯爵は「貴女が……」と少し驚いたような声を出した。

 実際に誰が来るのかまでは知らされていなかったのかもしれない。

(あぁでも、“ローザ・フェガロ”自体は知っていたということか……)

 太陽の塔の調査に同行した件か、それともクロード王子の件か。数か月も経てば色々と噂が広がるのだろう。考えただけでも憂鬱になってくる。

「エドワール・シャリエといいます。このような所までご足労頂き、ありがとうございます」

「いいえ、二国にとっては由々しき事態ですので……」

 国のことを抜きしても他人事ではない。ゲームでは登場しなかったアデール様がこんな状態になるということは、私自身や叔母、ナディアも危ないということだ。

(あぁ、しまった、またゲームをベースに……)

 そう思ったけど、よくよく考えてみると、ゲーム抜きで考えるならセシル王女も当然こちら側に入れないといけないということだ。

 ゲームの知識があったから、“セシル王女はそうなっても不思議ではない”と無意識に考えていた気がする。原因についてはゲームで語られてなかったから必死に考えていたけど、そもそもああいう事態になるということがおかしいと思うべきだ。

(何だろう、この違和感……)

「フェガロ嬢……? どうかされましたか?」

「いえ、何でもありません。失礼致しました」

「では、こちらへ。妻は寝室に居ります。エクトル・オーブリー氏も今はそちらに」

 シャリエ伯爵の案内で奥へと入る。

 シャリエ伯爵もそうだけど、途中で見かける使用人の人達も皆表情が暗い。ソレイユ王と会った時点で、三日間目を覚ましていないと聞いていたけれど、あれから少しも良くはなっていないのだろう。

(ただの疲労なら、眠っている内に徐々に回復する……でも、そうでないなら……)

 無理が祟って母のように身体そのものが弱ってしまえば、治癒魔法も効き目が無くなってくる。この世界にある治癒魔法は、病気や怪我といった異常を元の状態に戻すものばかりだ。虚弱や老化みたいな、そもそも元のレベルが低いようなものは治せない。

(治せるようなものならいいんだけど……)

 治せるものだとしても、状態に合った治癒魔法を選択することと、使用する人間がその魔法を使いこなせることが要求される。更に適性の問題なんかも絡んでくるから、魔法による治癒はそう簡単にいかないことも多い。

(やれるだけのことをやるしかない……)

 馬車の中でハース侯爵から貰ったリストの治癒魔法は目を通した。持ってきた魔法書で使い方も確認した。

 けれど、半分以上は使ったことがない魔法だから不安は残る。リストの中で確実に使えると言えるのは、セシル王女に使った状態異常回復の魔法くらいだ。

「あの部屋がそうです」

 シャリエ伯爵が示した先、閉じられたドアの横にローブを纏った男性が立っていた。研究所所属の人が着るローブだ。あの人がエクトル・オーブリー氏なのだろう。

「伯爵!」

 オーブリー氏はこちらへと駆け寄ってくると、後ろにいた私に目を留める。

「もしかしてそちらが……」

「ええ、陛下が遣わして下さったローザ・フェガロ嬢です」

「セレーネ国フェガロ侯爵家のローザです。どうぞお見知りおきを」

 軽く会釈をすると、オーブリー氏も居住まいを正して礼をする。

「オーブリー伯爵家のエクトルです。フェガロ嬢のことは父や研究所の者より聞き及んでおります」

(ん?)

 研究所の人から聞いているというのは分かるけど――。

「お父様、ですか?」

 オーブリー伯爵家に知り合いはいない筈だけど、と軽く首を傾げる。

「はい。私は、学園の図書館の管理人をしておりますアンセルム・オーブリーの次男です。とても勉強熱心なご令嬢がセレーネからいらっしゃったと、父が喜んでおりました」

 なんと、あの管理人さんの息子さんだったのか。いつも「管理人さん」と呼んでいたから、名前も知らなかった。

「まぁ、そうなのですね。申し訳ありません、いつもお世話になっているのに管理をされている方のお名前も存じ上げず……」

「気にしないで下さい。父は少し変わった人で、あまり伯爵の名を名乗りたがらないものですから」

 確かに、昔の話をちょっと聞いたことがあるけど、貴族生活よりも研究と読書を優先している感じだった。

(ということは、この人はカミーユ君の親戚か……)

 フランツと同じくらいの年齢に見えるから、叔父といったところだろう。

「と、立ち話をしている場合ではないですね。伯爵、申し訳ありません」

「いえ、フェガロ嬢も緊張していたようでしたので。少しでも縁のある者がいれば気も楽でしょう」

 シャリエ伯爵はそう言って小さく笑みを滲ませる。

 一刻も早くアデール様を診てほしいだろうに、出来た人だ。

「では、どうぞ中へ」

 部屋の中へと招き入れられ、ベッドがある寝室へと進む。

 薄暗い部屋の中、真ん中に置かれたベッドに亜麻色の髪の女性が寝かせられていた。

(この方がアデール様……)

 顔色はあまり良くないけど、その身体から魔力が感じられて私はほっと息を吐いた。塔の核に魔力を補充した後も魔力を生み出せるということは、身体そのものはまだ大丈夫なのだろう。

「最初は、立ち眩みや眩暈を起こす程度だったのです……それが、頻繁に倒れるようになり、とうとう目も開けてくれなくなりました……」

 シャリエ伯爵はアデール様の傍に跪くと、そっと手を取って祈るように額に当てた。

 昏睡状態に陥ったのはここ最近の話だけど、不調はもっと前から続いていたからシャリエ伯爵の心労も相当なものだろう。

「王宮の治癒師には何度も診て頂きましたが、少しも回復することはなく……どうか力を貸して下さい……」

(今日試す治癒魔法で治る保証はどこにもない……)

 力になれたらとは思うけど、どうなるか分からない以上、簡単に“分かりました”ということはできなかった。

「できる限りのことは致します……」

 何とも頼りない言葉だと自分でも思いながら魔法書を開く。

(まずは、リストの一番上にあったものを……)

「“其は始まりの風、(あした)を告げる風――”」

 魔力を一点に集中させながら、風の精霊に呼びかける。

「“爽々たる風吹かば、(なが)き眠りは終わりを迎える。風の精霊よ、この者を呼び覚ませ――”」

 言い終わると同時にアデール様を取り巻くように清々しい風が吹き抜けた。

 澱んでいた空気が少し清浄化されたのを感じつつ見守っていたけれど、アデール様に変化はない。

(魔法自体は成功したはずだけど……)

 何も効果がないということは、アデール様の状態に合っていないということだろう。

「駄目、みたいですね……」

「ええ、強制的な眠りの状態から回復させる魔法なのですが……」

 オーブリー氏も難しい顔をしている。

「今のが、一番可能性のある回復魔法だったのでしょうか……?」

「はい。とは言え、我々も絶対に効き目があると確信していたわけではありません。アデール殿下の現在の状態は今まで見られたことのないものですので……他の魔法が効果を発揮する可能性ももちろんあります」

 オーブリー氏の励ましに、シャリエ伯爵は軽く頷いたけど、不安げな表情はなくならない。

(今のがいわゆる“眠り状態”を治す魔法だからな……)

 それで目覚めないとなると、他に手段はないと思えても仕方がない。

(原因が他にあるとしても、昏睡状態まで引き起こすようなものって……)

 前世の記憶を思い返せば、確かにそういった状態は想定できる。事故で頭を打って意識が戻らないとか、昏睡状態になるような病気だとか。

 けれども、前者なら原因は分かっているようなものだし、後者なら普通の治癒魔法が効くはずだ。アデール様の身体そのものは何ともなっていないようだから、研究所の人達は“何かによって眠らされている”と判断したのだろう。

 でも、眠りから回復させる魔法は効かなかった。

(それなら、考えられるのはもう治癒師の実力不足くらいしかない……)

 怪我や病気を治す治癒魔法にもランクがある。容態の重さに合わせて治癒魔法の等級を選択する必要があるけど、王宮の治癒師でも使えるのは中級くらいまでだろう。

(セシル王女も女性の治癒師はいないって言ってたし、普通は中級まで使えれば十分だからな……)

 だからこそ、私がここに来ているのだけれど。

「オーブリー様、次は治癒系の上級魔法を使いたいと思います」

 それでもだめなら、状態異常回復系の上級魔法――セシル王女にも使った全状態異常回復魔法しか残されていない。

(上手く発動するといいけど……)

 状態異常回復系はセシル王女の所で散々やったから、大分コツは掴めているけど、治癒系は怪我を治すくらいしかしたことない。

 ページを捲り、最上級の治癒系魔法のページを開く。

「“天つ風は聖なる風、精霊が与えし恩恵、数多の病を癒す”」

 言葉の意味を慎重にイメージしながら風の精霊に語りかける。

「“癒やしの風、ここに集え。風の精霊よ、この者の病を癒せ”」

 先程とは比べ物にならない魔力を持っていかれると共に、清らかな風がアデール様の周りを巡り始めた。

(他の治癒魔法よりも発動時間が長い……)

 その分使用者の魔力消費も大きくなるのだろう。

 風がやむ頃には、心なしかアデール様の顔色が良くなっているように見えた。

 けれども、目覚める気配は少しもない。

(これでも、駄目なのか……)

 それならもう、残されているのはあと一つだけだ。

 私は間を置かずに全状態異常回復の呪文を唱える。

 立て続けに上級魔法を使ったせいで目眩がしたけど、どうにかその場に踏みとどまった。

 軽く痛む頭を押さえながら顔を上げる。

 アデール様の目は固く閉じられたままで、魔法の効果は微塵も見られなかった。

「フェガロ嬢、大丈夫ですか……?」

 オーブリー氏が気遣うようにこちらを見る。

「はい、なんとか……」

「今のは、病以外の特殊な状態を治す魔法ですね?」

「はい……」

「使える方がいるとは……ですが、これも効果がないということは、治癒魔法は全て効かないということに……」

 セシル王女と同じで、アデール様は病気の類には罹っていないということだ。

「そんな……治癒魔法が効かないだなんて……」

 シャリエ伯爵は悲愴な声で呟き、アデール様の手を強く握った。

「伯爵、そう悲観なさらないで下さい。私は元々防御魔法の方が適性が高いのです。魔力量が多いため高度な治癒魔法も発動させられましたが、効果が十分に発揮されたとは限りません。私の力が及ばなかった可能性ももちろんあります」

 治癒のイメージが精霊にちゃんと伝わってなかったりとか。

「そうなのでしょうか……」

「フェガロ嬢の言う可能性も確かにあります。それに、治癒魔法が本当に効かなかったとしても、それは原因が他にあるというだけで、打つ手がなくなったというわけではありません。お気を強くお持ち下さい」

「ええ、そうですね……」

 シャリエ伯爵はアデール様を見つめながら頷いたけど、その表情は苦痛に満ちていて、見ているこちらが苦しくなってしまった。


 オーブリー氏はもう少しアデール様の様子を見るということで、簡単な現状報告を頼まれた私はレーヌさんと二人で王宮に戻ることになった。

 馬車で来た道を戻り、レーヌさんの案内で宮殿の一室に入る。最初にハース侯爵と会った部屋とは別の部屋だと思っていたら、今度はハース侯爵だけでなくソレイユ王まで部屋にいて内心ビビった。

 この前もセシル王女の部屋に一人で突撃してたけど、もしかしてかなりの自由人なんだろうか。よくお忍びで街に下りているらしいクロード王子を思い出して、親子なんだな、と変に納得してしまった。

 一先ず使った魔法とアデール様の状態を告げれば、ソレイユ王もハース侯爵も難しい顔をして考え込んでしまった。

 頭の良さそうな人達だから、治癒魔法が効かないということが意味するものを正確に読み取ったのだろう。

 私も馬車の中で散々考えたけど、可能性があるとすれば呪いの類だ。セシル王女については呪いの可能性は否定されたけど、アデール様の状態なら呪いでもおかしくない。

(もし本当に呪いなら、犯人がいる……)

 そして太陽の塔を維持しているアデール様を狙ったということは、犯人は二国の崩壊を目論んでいる――つまり、二国に対する反逆と言ってもいい。

(それなら、次代の担い手であるセシル王女の魔力消失も犯人が目論んだことと思うべきか……)

 ただ問題は、他者の魔力を奪う魔法なんて魔法書には存在しないということだ。

「フェガロ嬢、ご苦労だった」

 しばらくの沈黙の後、先に口を開いたのはソレイユ王だった。

「いいえ、ご期待に沿えず、申し訳ありませんでした」

 私は深々と頭を下げる。

「それは病が原因だと判断して動いていたこちらに責がある。其方のせいではない」

「しかし、治癒魔法が効かないとは困りましたね……」

「別の原因を探っていく他あるまい」

 ソレイユ王は一拍置いた後、「フェガロ嬢」と静かに私の名前を呼んだ。

「もし、我が姉もセシルもこのままの状態が続くのであれば、其方にはこの国に留まってもらうことになるだろう」

 重く告げられた言葉に私ははっと顔を上げる。

 ローザ・フェガロとしてではなく、ニナ・スキアーとして、ということは聞き返すまでもなく分かった。

「それは、もちろん、二国の為とあれば否やはございません」

 自分の将来についてあれこれと考えていても、そこが最優先事項なのは私も変わらない。結界の維持のためにここに残る必要があるのであればそうする。

「其方の父を通さずに、其方の言葉だけで決めてしまっても良いのか?」

「いざそのような事態になれば、父も弟も賛同すると思いますので構わないでしょう。ですが、それはもちろん、そのような事態になればの話でございます。セシル殿下はまだご自身の回復を諦めてはおられませんし、私も殿下のために尽力する心積もりでおります。私がこの国に留まるようなことがないよう、祈っております」

「そうか」

 ソレイユ王は鷹揚に頷く。

「今日はご苦労だった。レイ王子に怪しまれない内に帰るが良い」

「はい、ありがとうございます」

 まだ陽は出ている。これならラングロワ邸で着替えても日暮れ前には帰り着くだろう。

 ソレイユ王とハース侯爵に丁寧にお辞儀をし、部屋を後にした。

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