朝
短いです!いや、これまで全部短い!
朝、目を覚ますと私の部屋じゃない!っと言うわけでもなく。
昨日、公園で泣いていたところ声をかけてくれた。お母さんの友達の1人神崎菫さんにお世話になり、美味しい食事に会話に遊んだり最後は菫さんのふかふかお布団で一緒に寝たのだ。
私が目を覚ました時には菫さんの姿はなかった。
そして、菫さんに抱きしめられ寝た時の温もりと菫さんから漂ういい香りを思いだし顔かすこし赤くなり、今更羞恥心が顔を出す。
「はやおきね友理ちゃんおはよう、朝食を用意したの食べてって、それと叶さん友理ちゃんのお母さんがあとで迎えにくるって言ってたわ」
しばらく菫さんのふかふか布団に顔を埋めジタバタしつつも気持ちを落ちつかせていると、菫さんが朝食を持って部屋に戻ってきた。
菫さんと私の2人分の持ってきた朝食をテーブルに並べながらお母さんがあとで迎えにくると知らせてくれた。
私はおはようございますと挨拶をして、朝食が並べられたテーブルの前に座る。
「朝食はスクランブルエッグ、焼きソーセージサラダ、スープ、パン!飲み物は好きなの選んで飲んでね。食べましょう、いただきます。」
「いただきます!」
メニューを言い終わると、菫さんのいただきますと言い、それに私も続いて朝食を食べ始める。
昨日の夕食をも美味しかったけど菫さんは料理上手だ。すごく、朝から美味しいものが食べれて私は幸せだ。
いや、決してお母さんの料理がアレと言うわけでもなく美味しいけれど、菫さんとお母さんの料理を比べると断然菫さんの方に軍配が上がる。
パンは手作りで、出来立てと言っていた。
「美味しい?」
「美味しいです!」
「よかった、朝からつくったかいがあったわ」
「朝は食べないの?」
美味しいと答えると本当に嬉しそうにしてくれる。
「う~ん、1人だとあんまり作る気がしなくてね・・・朝も私弱いしたまにしか朝食は食べないわ」
朝が弱いと言う菫さんがせっかく作ってくれた朝食を私は美味しく菫さんに感謝しながらいただいた。
朝食後しばらくしてお母さんが菫さんの家に私を迎えにきた。
「ごめんねぇ菫、友理が迷惑かけて」
「迷惑なんて思ってないわ、友理ちゃんいい子だし久々に楽しい夜だったわ」
「す、菫あんた、友理にいかがわしいことしてないでしょうね!」
「さぁ、どうかしら」
「友理!帰りましょう!菫といるとあんたの貞操が危ないわ!」
いかがわしこと?貞操があぶない?私はそういったお母さんに手をひかれ菫さんの家をあとにした。
「また、なにかあればいらっしゃい友理ちゃん」
帰り際、菫さんにまたいらっしゃいと言われたのでまた、お邪魔しようと思った。
家にお母さんに手をひかれながら帰宅した私はお母さんにあれこれなにをしたのなど聞かれた。
私は昨日の菫さんとの出会いからあれこれを全てをお母さんに話した。
弟ができてから、あまりかまってもらえなかったのでお母さんが私の話を聞いてくれるのがすごく、嬉しかった。
これも、菫さんのおかげだと思う。
終始、抱きしめ!?なにもされなかった?お風呂!?なにもされなかった貞操は!?一緒に寝たぁ、ある!?膜はちゃんとある!?となにやら落ち着きがなかった。
唯一落ち着いていたのは私が料理の話をした時、すごく悔しそうな表情をしていた。
評価など頂けるとやるきゲージがあがり勢いだけで書いているので更新スピードがグングンあがるかも、いや、短いから更新スピードは多分速い
評価・感想・アドバイスなどなどお待ちしております。