~第三章のあらすじ~
※あらすじはネタバレも含みます。
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など、ネタバレに寛容な方。または簡単に作品を知りたい方、読み返したい方。に推奨しています。
ユーミル村に到着した一行だが、門前に二人の男が立っており、入村を許可されない。その二人の門番によると、どうやら村に流行り病が蔓延しているようで、外部に感染を漏らさないため、感染をこれ以上広めないために入村は許可できないとのことであった。そこで初汰たちは、村の人々を救うため、ワクチンを入手してくる。と申し出る。そうして門番二人から、村の北に大きな沼があり、そこから帰還した傭兵が病を持ち込んだと思われるので、そこに恐らくワクチンもあるはずだ。という情報をもとを一行は地図を貰って北に向かった。
沼にたどり着くと、一行は思う様に歩けない足場に苦労しながらも、奥へ奥へ進んでいく。ようやく開けたところに出たと思うと、沼地に無数に生えている巨木の梢から、人型をした木の人形。「木人」が数体落ちてきた。初汰たちは迫って来る木人を倒しながら進むが、一向に数が減っていないことに気が付く。木人は倒されても次が生成されるようで、一行は一度、木人が追ってこれない地点まで引き返し、数をある程度減らして走り抜ける作戦に出る。
作戦は成功したように思えたが、前を走っていた獅子民、スフィー、クローキンスが奥へ進むと、見計らっていたように巨木の根が退路を断ち、初汰、リーアと分断されてしまう。獅子民らは合流できると信じて前進しようとするが、背後から二人近づいて来る気配を感じ振り返ると、そこには二体の木人がいた。その二体は他の木人と変わり、パワーが段違いであった。獅子民らは協力して一体を倒し、もう一体はクローキンスの新しい弾丸で粉砕した。
一方そのころ初汰とリーアは、分断されてしまったので他に進む道を探し出し、ギリギリしゃがんで通れるくらいの小道を見つけ、二人はそこを通って沼地の奥へ進む。するとそこには巨木よりも大きな木「神木」が生っていた。そしてその神木のさきから木人が生成されていることを知った初汰とリーアは、神木を切り倒そうと幹に向かって歩き出す。すると根元で木人と戦う一人の男性を発見する。額から白い一本角を生やした。「ユーニ」というキメラの男性と出会う。
三人で協力して神木を切り倒すと、その倒れた神木に乗り、沼を避けながら奥へ進んだ。
両者しばらく歩き続けると、木の根っこで出来た迷路のような場所に出くわす。前に進むしか方法がないので、獅子民サイド、初汰サイドともにその迷路に足を踏み入れる。その途中、獅子民サイドではスフィーとはぐれてしまい、初汰サイドではリーアとはぐれてしまう。すると運悪く、リーアとはぐれた直後に初汰とユーニは老婆の泥人形使いと対峙してしまう。
はぐれたリーアは迷路を彷徨っていると、獅子民とクローキンスに合流する。するとこちらにも刺客が送り込まれており、レイピアを持った老紳士と対峙する。
レイピアを巧みに操る老紳士に翻弄され、新しい技を繰り出したクローキンスだが、奇しくも敗れてしまう。すぐに獅子民とリーアが入れ替わりで戦闘するが、こちらも追い込まれてしまう。しかしその前の戦闘でクローキンスが使った新技を応用し、三人の協力で、老紳士「リック」を下す。
その戦闘が行われている時、初汰とユーニも老婆との戦闘を開始していた。老婆は人形を操り初汰とユーニを近づけないが、ユーニの提案で、泥人形を同時に倒すことに成功し、一気に老婆との距離を詰める。しかし老婆の本当の力は、紐で何かを操る力だった。それによってユーニが操られ、初汰とユーニの一騎打ちが始まる。
鍔迫り合いの最中、口は自由に動くユーニの指示により、紐が括りつけられた場所を初汰に切ってもらい、ユーニは体の自由を取り戻した。そして初汰とユーニはあっという間に老婆「ミック」に勝利する。
リックとミックから情報を聞き出し、奥にこの事件の黒幕がいることを知った両者は、迷路を抜けて沼地の奥にたどり着く。そしてそこで合流を果たすのだが、突然スワックに渡されたテレポーター兼テレフォンが鳴り出す。出ると曜周の声がして、サスバ村が襲撃された。助っ人がほしい。とだけ言った。テレポートの限界は二人で、ユーニとクローキンスが行くこととなる。
テレポートに成功したユーニとクローキンスはすぐ酒場の外に出て、敵を発見する。そこには車いすに乗った青年「火浦花那太」とその付き添い「和場優美」がいた。そしてそれに加え、ユーニの弟である「バーン」が村を襲撃していた。
それに対し、ユーニ、クローキンス、曜周。この三人で敵軍に対抗し、なんとか敵を追い返すことに成功する。
その時初汰たちは、沼地の最奥を調べ始めており、奥に進んでいくと、切り倒したはずの神木が再び生え、そしてその神木の幹には少年が飲み込まれており、枝にはスフィーが捕らわれていた。まずはリーアの魔法でスフィーを助け出し、神木は初汰と獅子民で倒すことになる。神木を操っているのは幹に取り込まれている少年だと気づき、初汰と獅子民が神木の注意を引き、リーアの魔法で少年を神木から切り離した。すると神木は止まり、初汰は少年を説得してワクチンを渡すように頼む。しかしワクチンなど無く、少年「ランドル」の意志で病を治せることを知り、交渉の末、ユーミル村を救うことに成功する。
するとその時、初汰が持っているテレフォンが鳴った。




