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無機質な腐敗  作者: 望月笑子
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女性派遣社員は、検査の仕事が主だった。

2004年の改正派遣法の施行により、製造業への派遣が解禁されるまでは男性がしていた仕事だったが、『男性は検査が粗雑である』という理由から、以来、女性が検査を専門でするようになったという。

小さな傷や穴でも、負荷がかかれば破損の原因となり、それが市場に出回り、リコールの対象になったりすると、「お客様から2度と車を買って貰えなくなるから、気を付けるように」と、指導された。

一つのラインで毎日、2000個の部品が生産される。その中で確実に、1%の割合で不良品が出る。それが発見されなければ、同じ場所から、同じ傷の付いた大量の不良品が出荷されてしまうことになる。




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