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加藤が、在籍期間中であれば、呼び出してでも聞き出して処罰もできたが、既に退職している人間なので、「事実調査をする義務はない」というのだ。
−会社っていうのは、何でも出来るとお考えでしょうが、出来る事と出来ない事があるんですよ。
ご理解下さいませんか。
加藤本人と、お二人で解決する方法は、ないんでしょうか?
こういったやり取りが、1時間近く続いた。
妙子が、「加藤の現住所を教えと欲しい」と言うと、「会社には、個人情報保護法があり、在籍者であろうと、退職者であろうと、従業員同士でも、それを他人に漏らすことは許されない」と言った。
香間は、「なぜ、派遣先ではなく、派遣元の担当者にセクハラの事実を訴えなかったのか」と聞いた。




