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無機質な腐敗  作者: 望月笑子
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「ルールの大半は、男に都合よくできているものだよ」

読み終えた瀬川が、その童顔には似合わない眼鏡の奥のシャープな瞳を光らせた。

「いい子だと思われたくて、自分を犠牲にして、その結果、大きな問題に直面している女性は、世の中に大勢いるんだ」

「私が馬鹿だったんです。セーフティの担当者には、派遣先で、上司からデートに誘われたら、どう断ればいいのか、などと曖昧な喋り方をしてしまったんです。派遣切りに遭うのが、怖かったんです」

妙子は、唇を強く噛んだ。

「妙子ちゃん。働いていた時に、このことを誰かに打ち明けてはいなかった?」

「何人か、職場の同僚には相談していました。同僚たちは、もう誰も職場にはいないと思います。その他に、ニチドーの正社員もいます」

「その人達に、今の状況を説明して、証言を頼んでみたらどうかな?」

瀬川は、頼もしい雅量を持った男だった。

妙子は早速、元同僚たちに連絡を取ってみることにした。




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