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妙子の母親は、訴訟を起こすことに反対した。
「お前がやってる事は、良い事とは思えない。そんな事をやっているよりも、早く良い仕事を見つけなさい」
よく内容を聞きもしないで、母親はそう言った。
妙子の母親は、今日まで、世間に波風立てないように生きてきた、極めて保守的な考えの女性だった。
「妙子、むしろお前の方が、悪いんじゃないのか?」
母親の口から、そんな抑圧的な言葉を浴びせ掛けられることで、精神的な二重の抑圧を受けることになった。
妙子はこの日から、訴訟日記を付けることを決めた。




