表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
無機質な腐敗  作者: 望月笑子
4/119

1

このメールを送信すると、執筆中小説にこの内容が追加されます。

待合室フロアの奥の方で声がする。

小泉潤と、彼の友人の佐藤まさるだ。

2人とも厚手のコートを着て、待合室のソファーに腰掛けていた。

妙子が挨拶のかわりに手を上げると、2人が笑顔で片手を上げた。

潤の右手には、片道切符が握られている。

「あと5分で、バスが来るよ」

そう言った佐藤が、腕時計からそっと目を離した。

佐藤の父親はいわゆる仲介業で、労働者を派遣社員という形で登録させ、派遣先企業に送り込む仕事をしている。

妙子と潤が、セーフティという人材派遣会社に登録したその日に、4人で食事をした。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ