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無機質な腐敗  作者: 望月笑子
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第1章

第1章


1


盛岡の冬空には、たくさんの星が輝いている。

空を見上げた赤星妙子の瞳にも、輝くオリオン座が映っていた。

それはまるで、砂時計のような形をして。

2007年2月初旬。妙子が、背筋を真っ直ぐにして、車輪の付いた大きめの旅行カバンを押した。

これから向かう先は、神奈川県の自動車を製造する新日本自動車という工場である。

資本金20億円、年商800億円、従業員数900名、敷地面積19万平方メートルの巨大な工場である。



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