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無機質な腐敗  作者: 望月笑子
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このメールを送信すると、執筆中小説にこの内容が追加されます。

佐藤まさるの父親が、ハローワークで労働条件を説明する際、「残業はあったり、なかったり」と曖昧に言っていた。が、現場は決まって連日2時間は残業だった。

昼夜2交代、休日出勤は当然で、妙子たちは毎月80時間の残業をこなした。

しかしそれは、内心には嬉しい悲鳴だった。

なぜなら、民間企業で働く派遣労働者は、『残業で食べていける』と言っても過言ではないらだ。

例えば、地元の実家から通勤する人たちと違い、妙子や潤のような地方出身の労働者は、給料から毎月、所得税、健康保険、厚生年金、雇用保険などの他に、寮費の5万円が差し引かれる。

まして、人材派遣会社は大企業に取り入り、賃金の3分の1を派遣労働者からピンはねをして、生き延びる手段を確立している。

それでも妙子にとって、若年失業率が高く、賃金の低い田舎と比べたらどんなにか良かった。




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