前へ目次 次へ 33/50 No.983.ゆらめく太陽 緑に輝く草原に立ち尽くし だんだんみえなくなっていく 疲れきった口元でひきつる笑い 月が淡い色に照らされ 街灯に集まる虫の羽音 密かな意識に沈殿する不純物 かすかな香りに惹かれていく ゆらめく太陽に焦がされて あなたの足跡 辿りついた先 わずかな 悲しみと憂いだけ 冷え切った 温もりでこぼれる憎悪 星が鈍い音を発して 横道にそれてる轍の跡 密かな意識に沈殿する不純物 かすかな香りに惹かれていく ゆらめく太陽に焦がされて ゆらめく太陽に焦がされてゆく