前へ目次 次へ 20/50 No.970.狂気の風 固定化した妄想に引きずられ 命の軽さも重さもわかりゃしない バックの底で 揺れている忘れかけたデジャブ 太陽も月も影しかみていない どこもかしこも戦場 いつも血眼 雨がヘルメットに当たる度に 狂気の風に引き込まれていく 肥大化した熱情に焼け爛れ 人の強さも愛の深さもわかりゃしない 時計の淵で涙してる 溢れ出したバグ 精神も肉欲もいつもいかれて あれもあそこも薄情 やけにおったつ 声が反響して聞こえてると 狂気の風に引き込まれていく