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No.966.がらくたみたい
だらしない着こなしで やる気も感じない
めくるめく思いは 遠い過去の産物
黒光りしている 皮膚は血の気もなく
瞳孔の開ききった宙を彷徨う視線
ズタズタの青いズボンひきずり
今日もきしむ体 鞭打つ
関節のあちこちが痛い
年季の入った 朽ち果てたがらくたみたい
家に戻れば 崩れて倒れてまどろむ
癒しも優しさも 欠片もない日常
闇の中 照らしてる白い蛍光灯
感慨もわかず 視界にも入らずに
クタクタの赤い目の玉痛いし
明日もきしむ体 鞭打つ
関節のあちこちが痛い
年季の入った 朽ち果てたがらくたみたい




