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青く澄み切った空  作者: ウィンデックスブルー
第二章 自転車
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新しい自転車

 9時〜17時の間に新しい自転車が届き、古い自転車を回収して引取るのが今日の予定だった。


 ホームセンターに朝、電話したらお昼頃来るとの事で13時近くに来た。


 古い自転車はパンクしたまま引取りで、新しい自転車は段ボールで包まれ新品そのものだった。


 段ボールやビニールを取り除く作業が大変だった。


 百均の新しいサドルカバーを付け雪の中、はしゃいで新しい自転車で走った。


 団地の管理人さんや113号室のおじさんに会ったが、皆自分の車に気を取られ、私が新しい自転車乗っていることにも気付かず、私が前の自転車は空気入れして3時間で空気抜けパンク状態だったと話して、やっと新しい自転車に私が乗っていることに気付いた。


 車が1番だから自転車は何とも思わないのだろう。


 雪掻きは車2台持っている金持ちがやるが、その中で私だけ車が無く例外だ。


 3月だし、もう雪掻き必要無いだろうと今朝出なかったら下から雪をスコップで掻く大きな音が早朝して慌てて着替えて出てったら111号室のご主人がもう雪掻き終えて帰るとこだった。


 悪いなぁと急いで骨取りサバの冷凍1袋、111号室に持って行った。


 ドア開けたらめちゃくちゃ感じのいいマンションの一室みたいだった。


 車2台持っている人は、生活にもゆとりがあるんだなぁと思った。


 111号室の夫婦は、共働きだ。


 働けるというのは、生活に余裕がある。


 管理人さん宅も113号室のおじさん宅も綺麗だ。


 私の部屋だけ汚いと思う。


 話は戻るが、春夏秋の移動にはもってこいの軽い自転車を手に入れて顔がにやけてルンルン気分になり、ビッグの方まで自転車で走った。


 春になり雪が溶ければ自転車で自由自在だ。


 希望が膨らみ明るい気分になった。


 これまで3日に一度、空気入れしないと自転車に乗れなかったが、これから自由だ。


 自転車では、信号を守り、絶対に違反をしないつもりだ。


 でも車に自転車が悪く無くてもぶつけられる事故が多い。


 不安だが、自分の前途を信じて父が生きてる間は絶対事故は許されないと強く思った。


 なるべくなら施設に入らずにずっと団地で、1人暮らしをしたい。


 老人になったら自転車を上手に運転出来なくなるかも知れないが、78歳の112号室のおばさんはまだ自転車乗れるし、私も大丈夫だろうと思う。


 歳とると、デイケアにバスが迎えに来て乗るようである。


 デイケアは、私は好きでは無いが、いづれは私も通うのだろう。


 皆んなでやるお遊戯が嫌いだ。


 1人でスマホ片手にネットの世界が好きだ。


 老人になり80歳くらいになると若い頃より20kg痩せるよと管理人さんが言う。


 ちょっと聞くと20kgも痩せられるなんて嬉しいと思うかも知れないが、痩せると皺くちゃになり皺が出て脂肪が垂れてみっともなくなるに違いない。


 私も老人の仲間入りしたが、まだ歳をとりたく無いと思う。


 認知が始まったらどうしようと不安だが、最近物忘れが酷くて困っている。


 主治医が言ったが整形か認知が悪くなったら老人は施設だと言う話だ。


 つまり歩けなくなったり骨が折れて車椅子になったら施設だし、認知になったら周りに迷惑かけるし自分の事がわからなくなるから施設行きだ。


 まだ自転車で飛び回れる若さが欲しい。

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