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青く澄み切った空  作者: ウィンデックスブルー
第二章 自転車
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自転車買換え

 冬の間、2階の廊下に父が買ってくれた自転車を置いていたが、空気入れしないでいたら前輪がパンク状態になりタイヤがペチャンコになってしまった。


 又タイヤを交換するか?チューブを入れ替えるか?考えたが3日に一度の空気入れには手こずる。


 お金も無いが買換えしか無い。


 フリマサイトの売上金も1月は20万超えた。


 でも2月は売れない月で4万行くか行かないかだ。


 春夏秋の移動は、自転車にかかっている。


 ネットでパンクしない自転車を奮発して買った。


 ホームセンターに届いたら受取りに行かなくては、ならない。


 古い自転車はホームセンターに持って行けば無料で引き取ってくれる。


 ホームセンターに電話したら古い自転車は、防犯登録を交番で解除してから持込み可能だそうだ。


 まだ3月とは言え、雪が降り歩道は雪で覆われている。


 晴れて快晴だと言うお天気を信じて朝、東警察署に電話して「いつも交番は無人ですが、防犯登録解除で交番に伺いたいのですが…」と話したら「交番入って中の電話の受話器を上げて下さい。本庁に繋がりますから連絡して下さい。」と言われた。


 まだアスファルトも歩道も雪でザクザク言っている。


 一応空気入れして自転車の前輪はタイヤらしい形状をしていた。


 自転車を脇に抱えて手で押して雪の中をザクザク進んだ。


 前を歩くお婆さんがノロノロと歩き自転車とぶつかりそうになる。


 思い切ってお婆さんを抜いてぐんぐん前に進んだ。


 ペダルが足にぶつかり痛い。


 それでも交番まで進んだ。


 中に入り、受話器を上げ息がゼイゼイ言う。


 本庁の女性交換手は事件か?と「大丈夫ですか?」と緊張して電話を取る。


 息を切らしながら自転車の防犯登録解除の話をして了解を得た。


「パトカーがすぐ近くを巡回しているのですぐ交番に急行します。」


 自転車を交番の入り口に置いて中で休んでいたら10分も待たずに若い警官が2人来て即防犯登録解除してくれた。


 手続きにマイナンバーカードを出そうとしたら無い。


 これには焦った。


 警官が私の財布やカード入れを調べる。


「そうだ!郵送で戸籍謄本取り寄せる為、印刷機でマイナンバーカードをコピーしてそのまま印刷機の中に忘れてました。」


 そして手帳を代わりに出して手続きした。


 帰りは自転車の前輪のタイヤから空気が抜けて来る。


 ザクザク雪の中を一目散に自転車を脇に抱えて歩いた。


 団地の自分の部屋に着いたらTシャツは汗でグッショリして水着みたいになっている。


 暑さは汗で真夏のようだ。


 シャワーを浴びたかったが、シャワー代が惜しい。


 服を脱いで下着も脱ぎしばらくボーっとしていたが、その内、汗も乾き寒くなって来たので室内着を着て、夕飯を料理して作った。


 スゴイ運動をしたのでお腹が空いたが、苦しくてあまり夕飯は食べれなかった。


 翌朝、いつもの日課で体重計に乗ったら前日比-0.6kgで、この3日間で-1.5kgだった。


 次の日は又-0.1kg痩せ最高に痩せた。


 自転車を抱えて歩いたのが、こんなにも運動になり痩せたのだと思う。


 歳だし、古い自転車を抱えてホームセンターまで4km歩くのは疲れる。


 新しい自転車で団地まで帰るのもひと苦労だ。


 ホームセンターに電話して有料で古い自転車を取りに来てもらい、新しい自転車を団地に運んでもらうことにした。


 その手続きに1人でホームセンターに行き送料を前払いして新しい自転車の防犯登録も払わなくてはいけないそうだ。


 明後日の父の病院の面会の帰りにホームセンターに行くことにした。


 自転車の買換えも大変な工程を踏むことになる。


 新しい自転車は、タイヤの空気が入る部分がゴムで密閉されていて、絶対にパンクしないらしいが、21kgもあり重くて運転も馬力が要るそうだ。


 説明も聞かずに買ってしまったが、これから何年か自転車に苦労することになりそうだ。


 パンクしないのは、嬉しいが重いのは予想しなかった。

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