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青く澄み切った空  作者: ウィンデックスブルー
夏の団地は苦しかった‼️
28/42

自暴自棄

 夫が亡くなり私はしばらくは地味に暮していたが夫の死から2年後、母が亡くなり母の遺産を貰い、お金が出来てから私は自暴自棄になった。


 何で愛する人が次々と亡くなるのだろう?


 もう私も死にたいが父の介護する間は生きていようとは、思ったが、夫が居ないことは何にも増して辛かった。


 母の遺産が入り有名なパリミキというメガネ屋の駐車場を継いだ。


 毎月駐車場料金が入って来て自分の欲しい物は何でも買えた。


 が、田舎のメガネ屋も30年も続いて廃業という運びになり契約が切れ駐車場を売る事になった。


 すぐ大きな会社が駐車場の土地を買い、私は確定申告を生まれて初めてしたのである。


 父の介護をしながら私は金銭的に自暴自棄になった。


 今まで買物はしないようにとカード1枚作ってくれなかった夫が亡くなり、ビッグと言うスーパーで買物していた時にイオンカードのカード会社の店員に捕まりカードを作ったことから買物依存症は、始まった。


 買物依存症が激しくなり百均で同じ物を何十個と買ったり、海外通販のSHEINで毎日買物した物が届くような日々が続いた。


 カードができたので、夫が居た頃は知らなかったアマゾンやメルカリも始めた。


 そのうち高価な宝石を買い漁るようになって行ったのである。


 弟も父も私が母の遺産で金持ちになったと感じた。


 そんな中、土地の所得税や爆上がりした国民保険料を払い、市民税を払い、国民年金を払い…と、最後には所得制限が来てしまった。


 完全無収入になってしまったのである。


 タクシー代にも困り冬の雪の中、スーパーにも行けなくなった。


 生協の宅配サービスを頼むようになった、トドックである。


 灯油代が気になり、灯油ストーブもあまり使えず寒い中、ベッドに入り体温で温まるようにした。


 お風呂も頻繁には入れなくなって来た。


 父が入院してそれまで父との食費も貰っていたのに食費も貰えなくなってしまった。


 冬の時代が来たのである。


 当然お金が無く宝石も買わなくなる。


 でもこれまで買物した物が部屋中、散乱して汚かった。


 この棟の中で私の部屋は1番汚い部屋ではないだろうか?


 隣のロシアのおばさんには


「空さん、買物を辞めて下さい。部屋に空間を持って下さい。」


 と言われた。


 夫と母の死後、自暴自棄になった私に部屋の中も荒れてめちゃくちゃになった。


 でも父が入院し、1日中、実家で父の世話をすることが無くなり、時間が出来た。


 だから少しずつ部屋を片付け始めた。


 断捨離である。


 百均でBOXを買い、BOXに荷物を整理して入れた。


 買物した荷物の箱も届いてから1週間以内に捨てれるようになった。


 父には可哀想だが、父の入院で私は時間が出来たのである。


 断捨離、これからが少し楽しみである。


 不要な物は、どんどん捨てて行こうと思う。


 お金も無くなり、自分の部屋がゴミ屋敷となった今、断捨離しか前に無い。

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