倉庫
団地には部屋以外に外部に倉庫が各人に付いている。
私の本州の田園都市線沿線の青葉台に父方の祖父母が昔、団地に住んでいたが、賃貸では無く買取りで住んでいた。
今で買取り1,000万だから祖父母の時代では、何百万と言ったところだろうか?
祖父は公立の小学校の校長先生をずっと退職するまでしていた。
古い3LDKだったが子供ながらに私の記憶では、広かったような気がする。
祖父母は、ずっと前に亡くなり死んだ次男の嫁が団地を貰いリフォームして1,000万で売った。
父と父の妹は各々預貯金を1,000万ずつ遺産相続で貰った。
言いたかったことは、祖父母の団地は古くて団地の入り口から外の道にずらりと木造の倉庫が並び、そのひとつを持っていた。
昔の団地は倉庫が外に独立して建てられていた。
私達の新しいと言っても築15年はとっくに過ぎているが、団地の建物の1階の中に倉庫がある。
野外では無い。
倉庫も鍵が付いているが団地内部だから天井から低いドアの上は開いている。
各倉庫の天井は空いているのだ。
だから冬になるとネズミが出入りする。
漬物を倉庫に入れてたら樽の蓋の隙間からネズミが入り食い荒らされたと112号室のおばさんが言っていた。
113号室のおじさんの倉庫を見せてもらったら木の板でビスで戸棚をしっかり付け綺麗に物を収納していた。
私の倉庫は戸棚取り付けていないから段ボールに物を入れ山積みにしており、あまり整理上手とは言えないが皆より荷物が少なく空間があるので、捨てる日の前のゴミをゴミ袋に入れて倉庫に保管できる。
食糧は、ネズミが怖くて入れられない。
皆は畑が団地内にある人は園芸の道具を入れているようだ。
車を持っている人は、北海道は冬は雪が降るから冬タイヤに交換するので夏タイヤを倉庫に収納する。
倉庫の大きさを測ったことは無いが、けっこう大きくて広い。
1階の集合ポストを挟んで仕切りの厚いガラスの板が両脇にあり、ガラスの壁の向こう側に倉庫がある。
ベランダも広いから夏は何でも置けるが雪が降る冬は倉庫に仕舞う人が多い。
私はカラーBOXの組立前の板をたくさん貰ったから組立てて倉庫に置き綺麗に整理したいと思っている。
食糧は、みんな玄関の室内の横に引戸があり、その中が空間になっておりかなりの収納スペースがあるので木の板で仕切りを作り綺麗に整理して入れてる。
その引戸の端に灯油の小さな暖房が付いておりあまり熱くならず常温が保たれる程度なので食糧が置けるのである。
私は木の板で仕切りを作る程、器用では無いのでリンゴ箱などを置き食糧を収納してるが傘や掃除道具や長靴も入れている。
隣のロシア夫人宅は綺麗に木の板で仕切りを作っている。
ロシア宅では、押入れもふすまを取り外し、真ん中の仕切りを机にして椅子も外に置き、小さな書斎にしている。
アイロンもその仕切りの机でかけてるようだ。
頭も使いようだ。
団地は広くて使い方に寄っては快適だが、1番の難点は夏クーラーが使えず水風呂を浴びながら生活しなければならない点だ。
車のある人は車の中でエアコンに当たっているが、車の無い人は親戚でエアコンある家に避難したり、近くの銀行のATMの小さな小部屋で椅子もありWi-Fiも使えるところに避難している。
その他は夏はエアコンの効いてるスーパーやドラッグストアの休憩所を利用するしか無い。
冬の雪を堆雪して、夏はその雪の冷気を流す電気代不要の真新しい団地が羨ましくてたまらない。
この地球温暖化でエアコンの無い夏の団地の暮しは危機に瀕している。
生活困窮者の団地の生活で例えエアコン設置可能でもエアコンの夏の電気代を払える家庭はあまり無いだろう。
アイスや氷の飲み物で一時しのぎするしか手は無い。
北海道の団地住まいの苦しい難点である。
ベランダの窓を開けて玄関の廊下側の窓も開けると風が通り涼しくなるが、玄関の廊下側の窓には網戸買って付けてないし、家の中の声が外に漏れるのが怖くて私は夏はベランダの窓を開けるだけだ。
夏は、エアコンの効く実家に避難できない時は、室内で頭がカッカッと熱くなり、汗が頭からも背中からも胸からもダラダラ流れ暑苦しく、罰ゲーム受けてるとしか言いようが無い。
貧乏人の嘆きとしか言えないだろう。




