最後の住人、215号室
最後の住人の話とまとめ。
215号室は私の隣の家で、住人は、団地当選したお母さんの息子さんだ。
初めから息子さんが家賃を払い住んでいて、そのうち別に住んでいたお母さんが亡くなり、お葬式は団地から行ったが、家賃を毎月払っていたと言う実績で特例が生まれ、まだ息子さんは隣に住んでいる。
息子さんは最初、水商売でお店を経営していたが、コロナ禍で商売が上手く行かず、街でたこ焼き屋さんに転職し今はお昼頃出勤し真夜中に帰って来る。
帰って来るとシャワーの音でわかる。
立派な大学出た子供も居るが、奥さんとは離婚し、団地で独身生活を送っている。
とても静かに暮らして目立つところも無く私には丁寧な紳士である。
この方とは、あまり話をしないので、ここで話すことも無い。
少人数世帯の団地の住人は、以上である。
団地では、春夏秋冬とシーズンごとに団地の中や外や花壇や枯葉のお掃除が各1回ある。
うちの棟では、出られる人達でお掃除していて、出ないからと言って差別することも無い。
今は団地のお掃除の役員は113号室の働くおじさんだが、うちの棟では管理人さんに1番大切にされている。
この団地の為に働くからだろう。
雪掻き一緒にして終わると、競馬新聞買いに車でおじさん出かけてしまう。
面白くて吹き出してしまう。
この棟は、皆仲が良い。
まとまる良き仲間だ❣️
夫が亡くなったらベルコの会場まで管理人さんの奥さんが車で来られ香典を持って来て下さった。
夫は幼稚園前の雪掻きを主にしたが除雪機は危ないからと言われ、やらせてもらえなかった。
除雪機に足を持ってかれ、足がもげたら大変と私は思っていたので、ひと安心だった。
団地の下の土地は与えられた土地の範囲内で各人、黒土を買って来ては土作りをして野菜や果物を植えている。
カラスやキタキツネやリスが来ては実を失敬して行くが、皆んな慣れていて網を張って防いでいる。
それでも動物に農地の野菜や果物は食べられてしまうが…。
自然の驚異がここにも見られる。
畑を持っていない私は、夏になると皆んなにトマトやキュウリを貰う。
団地は下町感覚で皆付き合っている。
収入が増えて団地を出て行く家族も居れば、家を処分して他でちょっと住み、団地の応募条件満たしてから後から団地に入る家族もしかり。
収入の少ない人が住む団地だから皆、肩を寄せ合って助け合いながら生きて行く。
譲り合いと助け合い‼️
人間の美徳が発揮される✨
私も収入が少ないので、この団地で施設入るまで楽しく充実した生活をして行こうと思う。
流れる時間とともに、住む形態が変わる家族、、、。
さまざまなドラマがこの団地で生まれる。
一度こちらの小説、完結しましたが、アクセスが好評なので第二部をゆっくりと書き続けます❣️
こちらを一度完結して
次の
「ウィンデックスブルーの彼方」
も執筆中です❣️
是非
「ウィンデックスブルーの彼方」
もご覧下さいませ
素晴らしき仲間たちと団地の流れ。




