表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
赤い流星 ―――ガチャを回したら最強の服が出た。でも永久にコスプレ生活って、地獄か!!  作者: ほむらさん


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

797/897

797 レジェンドチーム

 

【魔石ガチャ】

 レジェンドガチャ=魔石(大)専用ガチャ

 デラックスガチャ=魔石(中)1個、もしくは魔石(小)10個

 ノーマルガチャ =魔石(小)1個


【各種属性ガチャ】

 火=火の魔石(中)1個、もしくは火の魔石(小)10個

 水=水の魔石(中)1個、もしくは水の魔石(小)10個

 風=風の魔石(中)1個、もしくは風の魔石(小)10個

 土=土の魔石(中)1個、もしくは土の魔石(小)10個

 闇=闇の魔石(中)1個、もしくは闇の魔石(小)10個


【カプセルの色によりレア度が変化】

 青<緑<赤<銀<金<虹


【レベル制限あり】

 必要レベル:40


 制作者:女神シャルロット



「にゃははははは!変なのがいっぱい置いてあるにゃ!」

「その変なのが噂のガチャだ。壊すなよ?」

「へーーーー!これに魔石を入れれば服が手に入るのか!」

「なんかすごく面白いね!」


 北海道にいた時から、皆にガチャを体験させてやりたかったんだよな~。

 なんせ魔石がゴロゴロ手に入るもんだから、ずっとうずうずしていたのだ。


「そこに何か色々書いてあるが、説明書きかの?」

「魔石ガチャとか属性ガチャとか書いてあるな!えーと、カプセルの色によってレア度が変化?カプセルとは何だ?」


 魔王二人はすでにガチャを理解しようとしてるのが流石だな。


「えーとな、ガチャに魔石を投入してレバーを回すとカプセルが出てくるんだ。んでカプセルを開けるとカードが入っていて、そこにヒントらしきものが書いてあり、ポフッとアイテムに変化するんだ」


 ざっと説明したが、やってみないことには理解できまい。


「なぜヒントしか書いてないのだ?」

「神様じゃないから分からんよ。でもそういう仕組みだからこそドキドキわくわくできて皆で楽しめるんだ。女神シャルロット様は素晴らしいセンスの持ち主だぞ!」

「楽しみじゃのう♪」



 話し合いの結果、ゴマちゃん→シャイナ→ニャルル→レム→セレスティーナという順番でガチャを回すことになった。


 手持ちの魔石が少ないので俺は不参加だ。皆初めてのガチャなので、基本的に初回は知ったかぶってごちゃごちゃアドバイスしないようにしている。



「狙いはデラックスガチャだ。理由は、皆が回せるガチャの中で一番良いモノが手に入る可能性が高いからだ。ノーマルガチャは魔石1個で回せるが、調味料や雑貨など小物しか手に入らないって感じだな。属性ガチャは火ガチャなら火の属性が付いた装備品などが手に入るが、そんなの俺が付与出来るので必要ないだろ?」


「なるほど。ノーマルは少しやってみたいが、属性ガチャはやらなくてもいいな」

「こがっち!あのレジェンドガチャってのが気になるんだけど!」

「レジェンドガチャは、黒龍やリヴァイアサン並みのボス級の魔物から手に入る特大魔石じゃないと回せないんだよ」

「あのデッカイ魔石かーーーーー!」



 む、そういや北海道組でリヴァイアサンを討伐してるんだよな。

 彼女達はレジェンドガチャを回す権利があるのだ。


 ・・・ビギナーズラック込みで大物を狙わせるのもアリじゃね?


 あ、一番活躍したパメラがいないんだった。

 残念だが、彼女抜きでレジェンドガチャを楽しんではいけない。



「北海道から大海原を越えて陸奥に向かった時にゴマちゃんとシャイナとニャルルと一緒にリヴァイアサンを討伐したから、三人はレジェンドガチャを回す権利がある。しかし討伐メンバーの一人であるパメラがいないので、彼女がダンジョンに来た時に代表で回してもらおうと思うんだがどうだろう?」


 それを聞いて、三人がニコッと笑った。


「いいんじゃね?当然あたいらも見に来ていいんだろ?」

「もちろんだ!何が出るか分からんけど、たぶん山分けとかは無理なので、出たモノは共有財産みたいな感じにしようか」

「うん!」

「わかったにゃ!」



 パメラがアリアダンジョンに来る時の楽しみができたな!


 ・・・あれ?そういやセレスティーナって特大魔石を一つ持ってなかったか!?


 佐渡ヶ島でネクロマンサーと戦った時にデスナイトが召喚され、セレスティーナが一人で倒したのだ。しかも特大の魔石が出たって言ってたハズ!



「セレスティーナ、お前確か特大魔石を一つ持ってるよな?」

「ん?・・・あー、そういえば紫色のデカいのがあったな。デスナイトから出たのだったか?」

「やっぱり持ってたか!レジェンドガチャが回せるぞ!」

「おおーーーーーーーーーー!」

「ん?大きな魔石なら(わらわ)も一つ持っておるぞ?」


 レムがマジックバッグから特大魔石を取り出して見せてくれた。


「レムも持ってたんかい!流石、佐渡ヶ島で暮らしてただけのことはあるな!」

「ならば最初にレジェンドガチャを回してみようかの!」


 すげーな!魔王二人はレジェンドガチャかよ!

 北海道組の三人も一応挑戦権を持ってるし、レジェンドチームじゃん。


「いや~、まさか全員レジェンドを回せるとは思わなかった。ゴマちゃん達はパメラ待ちだけどさ」

「レジェンドガチャってそんなスゲーのか?」

「格が違うぜ?ハズレの青カプセルからでも通信機が出たからな。ただ武器や鎧が出たらあまり当たりとは言えないかもしれん」

「あ~、こがにゃんさんが付与魔法を掛けた武器の方が強いもんね」

「面白ければにゃんでもいいにゃ!」



 というわけで、今回はメチャクチャ豪華なガチャ祭りだ!


 最初の三人がデラックスで、その後レジェンドが続くのか・・・。

 とんでもないことになったな!

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
ニャルルがノーマルガチャ回したら鰹節ばっかり出そう……
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ