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赤い流星 ―――ガチャを回したら最強の服が出た。でも永久にコスプレ生活って、地獄か!!  作者: ほむらさん


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44 快進撃

 ルーサイアの解放作戦が始まった。


 ミスフィートさんに通信機を渡したので、少し出遅れてしまったな。

 ならばと、みんなが街で動きやすいように、俺は櫓を狙うことにした。



 ギィーーーッ


 普通に正面からドアを開けて櫓の中に入る。



「ああん?何だお前は?」

「ウチにこんな奴いたか?」

「気に入らねえなあ」


 近寄って来たモヒカンを、問答無用でぶった斬った。


「なっ!」

「コイツは敵だ!殺せー!」


 ・・・4人か。また上にも何人かいそうだな。でもまあ問題無かろう。俺一人で全ての櫓を落としてやる。


「グアッ」「ふざけ、ガはッ!」「い、痛え、お、俺の右腕アガッ!」


 チンッ


 たわいもない。所詮は兵隊か。



 階段を上へ登り、目に入った全ての敵を斬り捨てた。



 一つ目、終わりっと。

 どんどん行くぜ!






 ************************************************************




 ―――――とある5人組視点―――――




「オイオイ!こんな所に若い女が5人もいるゾお?」

「フヒヒヒヒヒッ!左の女は俺様が頂くぜ!」

「かっ!そんな小便臭ぇガキのどこがいいんだ?俺は右を貰うぞ」



「じゃあ、行くよ!」

「「オーーー!」」


 5人が横に広がり、敵の周囲から一斉に襲い掛かる。



「ハッ!」

「遅いッ!」

「ウィランの仇!」


「なっ!」「コイツらまさかッ」「ギャアッ!」


 ほとんど反撃の隙を与えず、3人の敵を倒すことに成功する。



「ふー、楽勝だったね!」

「この刀、本当に凄いわ。鉄の鎧すら簡単に斬り裂く」

「いや、鎧以外の所に攻撃しなさいよ!」

「あはっ!」

「この調子でどんどん行くわよ!」



 凄まじい斬れ味の刀と魔改造された服で、彼女達の快進撃は続く。






 ************************************************************




 ―――――ミスフィート視点―――――




「ハッ!」


 チンッ


 倒した3人の敵を見るが、確認するまでも無く息絶えている。


「本当に凄まじいな、この刀は」


 今までの剣なら一太刀で倒せない敵もいて、倒れた敵にトドメを刺していた。

 だが、小烏丸に貰ったこの刀はまるで格が違う。


 小烏丸に、『この刀なら鎧ごと叩き斬っても楽勝ですよ』と言われていたので、試しに鉄の鎧を斬ってみたが、あの硬そうな鎧をも難なく斬り裂いた。


 実力に武器が見合っていないと言われたが、今ならそれがとても実感出来る。

 優れた武器を持つだけで、こうも戦いが楽になるとは思いもしなかった。



「小烏丸に感謝だ。私はもう誰にも負けない!」



 敵の死体を一瞥し、次の敵を探しに歩き始めた。






 ************************************************************




 ―――――小烏丸視点―――――




「よし、四つ目だ」


 街の四方に置かれた櫓を全て落とした。

 これでもう、櫓の上から仲間を発見される恐れは無くなった。


 よし、ミスフィートさんに報告しよう。


 通信機の1番のボタンを押す。



『小烏丸か?どうした?』


「街の四方の櫓を全て落としました。なので派手に暴れていいですよ」


『こんな短い時間で4つもか!?見事だ!』


「今から俺も街中の掃討に参加します。ではまた後程」


『了解した。健闘を祈る』



 再度通信機のボタンを押して報告を終える。



 俺は現在櫓の見張り台に居るのだが、街を見渡すとモヒカンが2人歩いてるのが見えた。



「2人組ねえ・・・。ビームライフルで狙撃してやっか」



 腰にぶら下がってるビームライフルを手に取り、安全装置を解除。


 モヒカンの頭に照準を合わせてトリガーを引く。


 ビュオン


 見事にヘッドショットが成功し、モヒカンが倒れた。

 それを見たもう一人のモヒカンが驚き、周辺をキョロキョロ確認している。


 続けてそいつの頭に照準を合わせ、ビームを発射。

 見事にモヒカンの頭を貫き、地面に倒れた。


「命中補正のお陰だろうけど、俺の腕もなかなかだな」


 それにしても奴らって、モヒカンとハゲしかいないのはなぜなんだ?

 まあ敵だってのがわかりやすいのはいいけど、奴らの中で流行なんだろかねえ?


 他に敵の姿が確認出来なかったので、櫓を出て街に繰り出すことにした。



 街を歩いてると普通の住民とすれ違ったりするのだが、みんな痩せていて目に生気というモノが無い。奴隷のように日々こき使われているらしいから、希望というモノが存在しないんだろうな。

 街を解放した後、少しは未来に希望を持ってくれるといいんだが・・・。



「なんだキサマは!」

「怪しい奴め!ひっ捕らえろ」


 ホント腐った街だ。


 街の見回りがコイツらの仕事なんだろうけど、無駄に勤勉すぎるだろ。

 まあ、それだけ反乱軍の存在を脅威に感じているということか。


「ぐあっ!」「ゴフッ」


 チンッ


 一体この街に何人の兵隊がいるんだよ?俺だけでも結構倒したと思うんだが。


 立派な建物なんかも中にいるのは敵だと予想出来るので、ドアを蹴破って中を確認し、敵を確認次第討伐して回った。



 プルルルル


 お?ミスフィートさんか。どうしたんだろ?


「どうかしましたか?」


『領主の館の近くにいるんだが、ちょっと敵の数が多い。仲間に出会ったら、まだ領主の館には近づくなと伝えてくれ』


「了解しました。ある程度兵隊を潰し終えたら、仲間を集めてそっちへ向かいます」


『わかった。急ぐ必要は無いからな』



 なるほど、領主ん所の警備は厳重か。最後は派手な戦いになりそうだ。

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