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通常スキル『錬金魔術』で異世界無双改革  作者: 颯
2章 旅の始まり
3/17

第3話 チートが発覚

投稿が遅くなり、大変申し訳ございませんでした。

でも直るか分かりません


級➡︎ランク


「ほら、金貨40枚。二人分だ。これ持ってさっさと行け」

「ありがとう」

金貨40枚って、多いのか?まぁ、いいや。ボックスにしまっとこ。


このボックス、とても便利なのだ。アイテムボックス!と唱えると、ステータス見たいなホログラム画面が出てきて一瞬でしまえるし、何をしまっているか分かりやすい。


「ごめんね、私のせいで」

「いいって、気にすんな。それより、この街散策しようぜ」

「うん!」



朝倉と一緒に大通りを歩く。

「とりあえず、冒険者ギルド的なとこ探そっか」

「冒険者登録するんだね!」

「あぁ、ってわかるのか!俺の言いたいことが」

「私、結構ラノベとか読んでたからね。学校じゃ、いっつも一人だったから、憧れてたんだ、みんなで冒険とかするの」

「そうだったのか。俺でよければ、一緒に冒険しような」

「うん!」


そんなこんなで、冒険者ギルドにたどり着いた。

さっそく、綺麗なお姉さんのいるカウンターにむかう。


「ようこそ、冒険者ギルドへ。本日はどういったご用件でしょうか」

「冒険者登録がしたい。二人分で」

「かしこまりました。登録料は、金貨1枚です」

「ほい」


俺は、受付のお姉さんに金貨を渡す。


「では、この白いカードにご自分の血を一滴垂らして下さい」


そう言って、スマホくらいの大きさのカードを針と一緒に渡してきた。

カードに血を垂らす。すると、ステータスが表示された。


名前 如月来人 Lv1

種族 人族

職業 錬金術師

称号 Fランク冒険者

所属 冒険者ギルド


HP 300/300

MP 600/600


筋力 170

耐久 120

敏捷 100

器用 80

魔力 400


通常スキル(隠匿可能)

『錬金魔術』Lv10 『剣術』Lv5


ギフト(隠匿可能)

『言語理解』Lv-- 『鑑定』Lv-- 『アイテムボックス』Lv--


加護

???の加護



おぉ、ステータスがでた。ん?この隠匿可能って何だ?


「それはですね、冒険者の中には自分のスキルがバレたくないって言う人がいるんですよ」


なるほどな。


「それでは、カードを見せてもらっていいですか?」

「はい、どうぞ」

「どうぞ」

「どれどれ、如月来人さんと朝倉凛さんですね。職業は・・錬金術師にエンチャンター、ん?来人さん、この錬金魔術とは何ですか?しかもレベル10で」

「さぁ?俺も気づいたら持ってたので分かりません」

「そうですか。それにしても、二人とも魔力がすごく高いですね。どんな魔法が使えるんですか?」

「知りません」

「俺はその錬金魔術しかつかえませんよ?」

「その魔力で適正魔法が一つだけなんですか!?」

「えっと、適正魔法って何ですか?」

「知らないんですか!?」

「はい」

「適正魔法とは、例えば火の魔法を持っている人が二人いるとします。一人は火の魔法が適正魔法の人です。適正を持っている人の方が扱いやすく、魔力消費が少なく済みます」

「なるほど。それってどこで調べられますか?」

「ここでできますよ。調べますか?」

「そうしようかな。朝倉も調べるか?」

「うん。私も気になるし」

「では、少々お待ちください」


そう言って、カウンターの奥へ行き、水晶のような物を持ってくる


「この水晶に左手を置き、右手にギルドカードを持って下さい」

「わかった」


すると、ギルドカードにこんな表示がでた。


適正魔法


炎魔法 風魔法 雷魔法 氷魔法 光魔法 黒魔法 特殊召喚魔法 竜魔法 錬金魔術


「な、なんですかこの量は!?おかしすぎです!?」

「これって多いのか?」

「普通はこんなにありません!多くて四つです!」

「なぁ、この特殊召喚魔法と竜魔法って何?」

「竜魔法は竜しか扱えない魔法の総称です。何故それが適正魔法に・・」

「じゃぁ、俺はどうやって竜魔法を学べばいいんだ?」

「王都の近くの森に古代竜(エンシェントドラゴン)が住んでいます。その方に頼んでみてはどうでしょうか」


呆れた様子で受付嬢が話す


「そいつは安全なのか?」

「はい、大丈夫です。」

「じゃあ、そうするよ。よし、次朝倉やってみよう」

「うん!」


朝倉が俺と同じように、水晶に左手を置き、右手にギルドカードをもつ。


適正魔法


水魔法 光魔法 回復魔法 神聖魔法 無属性魔法 空間魔法 付与魔法


「な、朝倉さんまで・・」

「そういえば、朝倉のステータスどうなっってんだ?」

「私のはこんな感じだよ」


そう言って、ギルドカードを見せる



名前 朝倉凛 Lv1

種族 人族

職業 付与術師(エンチャンター)

称号 Fランク冒険者

所属 冒険者ギルド


筋力 80

耐久 70

敏捷 100

器用 180

魔力 550


通常スキル

『弓術』Lv4 『付与魔法」Lv4


ギフト

『言語理解』Lv-- 『鑑定』Lv-- 『アイテムボックス』Lv--


「へぇ、器用と魔力は俺より上かー。もしかして朝倉は弓道部なのか?」

「これでも去年、全国ベスト8まで行ったんだよ!」

「うちの学校は全国レベルばっかりだな」

「あの、とりあえずギルドの説明をしてもよろしいでしょうか?」

「ああ、すいません。お願いします」

「はい。まず、クエストの説明をします。クエストを受けるには最初に契約金を払わなければなりません。これは契約をしたという記録をとるためです。クエストにはいくつか種類があり、主に採取クエスト、討伐クエスト、調査クエスト、特殊クエストの四つに分類されます。これらの中には期限が決まっているものと決まってないものがありますので気をつけてください。最後に、冒険者どうしのいざこざは冒険者どうしで解決して下さい」

「わかった、ありがとう。それじゃあ、おすすめの宿屋とかある?」

「銀の匙亭と言うところがおすすめです。ギルドの右側にありますよ」

「そこにしようかな。朝倉もそれでいい?」

「いいよ」

「じゃ、行きますか」


ーーーーーーーーーーーーーー


「本当に空いてないのか」

「ああ、何度も言ってるだろ。一部屋しか空いてないって」


宿屋についたので部屋を取ろうとしたらそう言われた

さすがに女子と同じ部屋はきついし、なにより朝倉が嫌だろう


「朝倉、宿を変えようか」

「え、いいよ同じ部屋でも。私は気にしないから」

「本当にいいのか?」

「うん、いいよ」

「じゃあ、一部屋10日分で。いくら?」

「金貨二枚だ」

「ほい」


金貨を渡し、鍵を受け取る。受け取るときに睨まれたのは気のせいだろう。


階段で二階に行き、部屋に入る。


「思ったより悪くないな」


部屋にはベッドとクローゼットがあり、綺麗に掃除されている。


「よし、ベッドは朝倉が使ってくれ」

「いやいいよ、床で寝るから」

「だめだ。女の子にそんなことさせられない」

「でも」

「でもじゃない。いいからベッドを使え」

「そこまで言うなら使わせてもらうよ」


そんなこんなで俺は床で寝ることになったが・・正直俺もベッドがよかった。


だって床は硬くて寝ずらいし落ち着かないし。

あ〜あ、家の布団が恋しいなぁ〜。


そんなことを考えていると、突然体から何かが抜ける感覚がして、目の前にはだんだんと出来上がる布団があった。


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