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通常スキル『錬金魔術』で異世界無双改革  作者: 颯
2章 旅の始まり
12/17

第10話 最後まで抗ってやる

今回も短いです。

戦闘シーンを書くと投稿が月単位で遅くなりそうなので許してください。


さて、どうしようなこれ。

とりあえず、まずは会話できるか試そう。


「おい、お前は誰だ。何の目的でここにきた」


しまった、強く言いすぎた。


「君、初対面でしかも目上の人に対する礼儀がなってないね。まあ、でも質問には答えてあげよう。僕はアストネア王国直属の暗殺部隊副隊長、キルリク。何の目的できたかは……まあ、わかるよね?」


暗殺を生業とする部隊がやることなんて一つしかない。殺しに来たんだ、俺たちを。これは完全に予想外だった。

対人戦なんて剣道時以来だし、それもルールがある試合での話だ。今回は違う。ルールのない殺し合いだ。しかもあいつは暗殺部隊の副隊長、殺すことに長けていて、副隊長になるくらいの実力がある。俺が足掻いてどうこうなる相手じゃない。だが、テントでは凛が寝てるので、逃げることもできない。見逃してくれないか、やるだけやってみよう。


「どうして俺たちは殺されなきゃいけないんだ。わけの分からないまま死ぬのはごめんだ」


「どうしてと言われても、そう命令されたからとしか答えようがないんだけど、個人的な意見としては危険だからかな。ああ、それと殺すのはそこのテントの中にいる子だけ。君は無傷で捕らえろって言う命令だ、安心していいよ」


「安心なんかできるわけないだろ。どうして凛だけを殺して俺は生け捕りなんだ」


「そんなこと僕は知らないし、さっきも言ったじゃないか、危険だからって。さて、これから君に選択肢をあげよう。大人しく捕まるか、僕に抵抗して捕まるか。どっちにする?」


「そんなの決まってるだろ。最後まで抗ってやる」









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