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通常スキル『錬金魔術』で異世界無双改革  作者: 颯
異世界編1章 追放された錬金術師
1/17

第1話 日常を失った時

初投稿です!

下手ですが精一杯頑張るのでよろしくお願いします!


6/27加筆しました


ーー目の前には玉座に座る王様が、上を見ればシャンデリアが。

ここは、とある城の謁見の間。

(俺は、何でこんなところにいるんだっけ)

それは遡ること3時間前ーー







ガチャッ

ドアが開き、兄貴が部屋に入ってきた。

「おい来人、起きろ。飯ができたぞ。って起きてたのか」

「おう、もうちょっとで行く」

「さっさと来いよ」

そう言って、リビングに戻っていく。


ーー突然だが、自己紹介をしよう。俺は如月来人(きさらぎらいと)。天凛中学校3年生(1組)だ。今起こしに来たのは俺の兄貴、如月零人(きさらぎれいと)だ。好きなことはゲーム、漫画、ラノベを読むことだ。所謂オタクってやつ。まぁ、兄貴のせいなんだが。

これで俺のことはわかったかな?じゃあ、自己紹介終わり!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


リビングに行くと、美味そうな匂いが部屋いっぱいに充満していた。

「やっときたか。遅かったな」

「ん、ちょっと自己紹介をな」

「はぁ?まぁいいや。ほれ、早くしないと冷めるぞ」

テーブルの上に朝食が置かれる。ご飯、味噌汁、目玉焼き、うちの定番メニューだ。ちなみに、うちに親はいない。昔、通り魔に襲われたからだ。

「「いただきます」」

さすが兄貴、相変わらず美味い。


『昨夜、日本会議堂にて爆破テロが発生しました。犯人は、未だ特定できていません』

ニュースでそんな報道をしている。

「物騒だな」

「あぁ」

「そういやさ、いい加減、信じてくれよ」

「何をだよ?」

「ほら、俺が勇者だったって話」

「んなもん、信じられるか」

「何でだよ?」

異世界?本当にあるなら、連れてってほしいね。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



朝食を食べ終わり、学校へ行く準備をする。

「お〜い来人、はやくしろ」

「遅いぞ〜」

窓からそんな声が聞こえる。

「ちょっと待って」


玄関を出て、声の主と合流する。

「おい、もう40分だぞ。朝練に遅れるじゃないか」

「なんでそんなに遅くなるの?」

おっと、朝から非難の嵐だ。

「わりぃな。じゃ、さっさと行くか」

この二人は俺の幼馴染の剣崎神慈(けんざきしんじ)七瀬華恋(ななせかれん)だ。二人は一言で言うと、イケメンと美人。神慈は黒髪のストレート、華恋は赤い髪にポニーテール。赤い髪は、生まれつきらしい。何故、そんな二人とつるんでいるかって?ふっ、家が近いからだ。あ、俺の髪は白が8割、黒が2割ね。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



学校に着くと、ふたりは走って朝練に向かった。どっちも剣道部に所属している。すごいのが、二人とも去年全国優勝しているところだ。ちなみに俺は帰宅部。だってゲームしたいし。だから、あ、けど筋トレはちゃんとしているぞ!


朝練の時間が終わり、二人が教室に戻ってきた。

「あ、お帰り」

「ああ、っていうか本当にもう少し早く家を出てくれないかな!?」

「神慈、悪かった。気をつけるからさ」

「あんた、本当に守る気ある?」

「あるから!華恋、信じてくれよ」

「いいわよ。でも、次破ったら殴るから」

あ、これマジなやつだ。

「おいみんな、席につけ。授業を始めるぞ」

げ、1時限目から高村先生か〜。やだなぁ。この先生は、鬼教官と呼ばれている。居眠りをすると、チョークを投げてくるからだ。何故、体罰が許される?


授業が始まる。

神慈や華恋はもちろん、みんな真面目に聞いている。

(はぁ〜。なんか、面倒くせーなー。異世界ってホントにあんのかな?)

そんなことを考えていた時、突然、教室の床から青い光が放たれたーーー



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