プロローグ
この小説はナルシストである主人公多摩大樹がとあるJ1チームのユースから
昇格し、プロのJリーガーとして活躍していく物語である。
プロローグ
大樹視点:
俺は多摩大樹。大阪府出身のサッカー選手である。
なぜ俺はサッカー選手になったかというと中学1年の時に偶然テレビを見ていた時に、
とあるチームの中川大輔という日本屈指のフリーキッカーが
普通のJリーガーでは絶対に決められない角度で直接ゴールを決めたのである。
それを見て感銘を受けた俺は中学3年間ずっとサッカーを続けて、中学3年の時に
通っていた摂津第六中学校の背番号10番を背負い地区大会の決勝まで上り詰めた。
しかし、相手は超名門熱血学院中学校。そんなに今まで通りいくわけがなかった。
俺はその試合先発メンバーから外れベンチだった。
0-0で迎えた後半15分監督である窯元先生は俺をいつものトップ下ではなく
右サイドハーフに入れた。
そしていきなり、俺にボールが来た。俺は全力でドリブルをしてクロスを上げた。
それに味方のフォワードが合わせた。1-0となった。
だが、相手は諦めなかった。ディフェンダーを一人下げて、
フォワードを入れて3トップにしたのである。
つづく