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欠片たち  作者: 稲井
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つまらないもの。

久方ぶりに日記を書いた。


日付の他には今日の昼食と、洗剤を買いに行ったこと。

書き留める内容は私にだけ大切なことが良い。


メモや手紙など、比較的ものをよく書く私ではあるが、日記だけは三日も続いた試しがない。


どうやら私の文章は、率直な気持ちを表せないようだ。

何回かひどく落ち込んだときに遺書めいたものを書き綴ったこともあったが、まるで備忘録である。自分のあまりの文才のなさに死ぬ気も失せてしまった。


数学のノートの最後のページから、私の10回目の挑戦は始まった。

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