第七章 ギルドの決定
カクタス達を連れて、俺たちは再び冒険者ギルドへと戻ってきた。もう遅くなっていたし、仕方なくカクタスの前で魔術を使ってトロールの素材を回収した。
「回収」
「は?」
「な、なんだ?」
巨大なトロールの死体が三体、その場から消えた。それにカクタス達は目を丸くして何も無くなった空間を見ている。
「よし、ギルドに戻ろう」
「ちょ、ちょっと待ってくれ!」
「何が起きたんだ!?」
「説明をしてくれ!」
色々と雑音が聞こえたが、それは無視した。ぎゃあぎゃあ言うカクタスの仲間達はイリヤが「うるさい」と一言で黙らせた。
結果、そのまま冒険者ギルドまで説明なしで戻ってきて、すぐにカウンターまで移動する。
「ギルドマスターはいるか?」
受付嬢に声をかけると、こちらの顔を確認して頷いた。
「あ、すぐに呼んで参ります」
「少々お待ちください」
二人は返事をすると、何故か揃って奥へと続く扉を開けてギルドマスターを呼びに行った。何故、あの二人は受付を空にして移動するのか。
疑問に思いつつも、今はそれほど冒険者もいないので問題ないのだろうと無理やり納得する。
暫くして、奥からギルドマスターが顔を出した。
「メトロ」
イリヤが名を呼ぶと、メトロは気の弱そうな笑みを浮かべて会釈を返す。
「いやぁ、レンさん、イリヤさん。またお会いできるとは……」
困ったように笑いつつ、メトロはそっとリョウ達を見た。その後、後ろに立つカクタス達に目を向ける。
「えっと、今回は何の用ですかね……?」
恐る恐るといった様子でメトロがそう尋ねてくる。それにイリヤが腕を組み、胸を張ってドヤ顔をする。
「リョウとサーヤが魔獣を討伐した。依頼報酬を」
「え?」
イリヤの言葉に、メトロと受付嬢が目を丸くした。それを見て、乾いた笑い声を上げつつ片手を左右に振る。
「いや、気にしないでくれ。まだ俺とイリヤは冒険者として登録されたままだろう? 常設の依頼はないか? まぁ、素材の買い取りだけでも良いが」
そう告げると、メトロは小さく頷いて口を開いた。
「あ、あぁ! そういうことですか! それで、久しぶりの復帰でカクタスさん達と一緒に?」
「ん? 俺たちは護衛依頼を受けたんだが……」
「まぁ、正直必要なかったよな」
「そうそう」
カクタス達が苦笑交じりにそう呟き、メトロは困ったように笑った。
「まぁ、レンさん達は数少ないAランク冒険者ですからね。それも、以前は世界屈指と呼ばれていましたから」
と、メトロが笑いながらそう口にすると、カクタス達は眉根を寄せて呻く。
「それを早く教えてくれよ。知らずに偉そうにしちまったんだぜ?」
「は、ははは……」
カクタスが不満げにそう言うと、メトロは自分の頭を片手で撫でながら笑った。そして、再びこちらに顔を向ける。
「理由は承知しました。それでは、素材の納品をお願いいたします」
メトロにそう言われて、首を傾げる。
「ん? 忘れたのか? 俺の魔術は死体を丸ごと運ぶぞ」
「あ、そうでした! あのとんでもない魔術ですね。そろそろ魔術を公開しませんか? それだけで大金持ちですよ?」
「別に金には困っていないぞ」
「あ、そうですよね……ははは、それじゃあ、こちらへ」
メトロはいつものように苦笑しつつ、カウンターから出て建物の奥の通路へと我々を案内した。それに付いて行く中、メトロが話しかけてくる。
「いやぁ、久しぶりですね。レンさんみたいな冒険者はあれから全く現れませんよ。本当、すごい魔術ですよね」
そんなメトロの言葉に、後を付いてきた受付嬢二人も首を傾げる。
「そんなに凄い魔術なんですか?」
「その、レン様とイリヤ様の実績は確認させていただきましたが、レン様の魔術については特に……」
と、呟く。この二人まで付いてきたら受付は空になるが、良いのだろうか。いや、良いわけもないか。
「ギルドマスター、良いのか? 全員でついてきて」
そう尋ねると、メトロは笑って頷いた。
「まぁ、折角ですし、後学の為にレンさんの魔術を見ておいた方が良いでしょう」
「いや、それで良いのか?」
メトロの言い分を聞いても疑問は残ったままだったが、まぁ仕方がない。ギルドマスターが良いと言うのだ。
「まぁ、俺たちも驚いたしな」
「いまだに信じられないぜ」
カクタス達も後ろの方でそんなことを口にしていた。それに何故かイリヤやリョウ達が得意げになっている。
そんな会話をしながら建物の奥に行くと、大きな倉庫のような部屋に辿り着く。素材を保管する場所であり、解体も行えるようになっている。しかし、どう考えても広さが足りない。
「……この部屋では小さすぎるな。確か、裏に練習場が無かったか?」
「え? ありますけど……」
尋ねると、メトロは途端に不安そうな顔になって口籠った。メトロが戸惑う理由が分からず、受付嬢達は首を傾げている。
再度移動し、建物の裏にある練習場に来た。そこには五、六人の冒険者が剣や槍、弓を手に戦闘訓練を行っていた。
「あ、皆さーん! すみませんが、しばらく練習場が使えなくなるかもしれません! こちらへ移動をお願いしますー」
メトロの気の抜けた言葉に、冒険者達は顔を見合わせつつこちらに集まってくる。
「なんだ?」
「何かあるんですか、ギルドマスター」
素直な冒険者ばかりなのか、首を傾げつつも文句を言わずにこちらの列に並んだ。昔は荒くれ者が多かったなどと思いながら、その様子を眺めて苦笑する。
「それじゃあ、中心に並べるぞ……解放」
魔術を発動し、練習場の真ん中にゴブリンとトロールの死体を並べる。魔術を発動すると同時に、虚空に黒い線が走り、そこから死んだばかりの状態のトロールの死体が三体、積みあがった。それだけで練習場は満杯だが、ゴブリンくらいならば隙間に並べることが出来る。トロールの体の横にゴブリンの死体三十体以上がごろごろと並んだ。
「よし、何とか入ったな」
そう口にしてから振り返ると、ドヤ顔で胸を張るイリヤやリョウ達と苦笑するメトロ、カクタス達の近くで、受付嬢とたまたま同席した冒険者達が目を見開いて絶句していた。
「は、ははは……この驚きも久しぶりですねぇ……」
乾いた笑い声をあげてメトロがそう呟き、トロールの死体の方へ向かって行った。
「予想通り、最高の状態ですね。トロールが三体と、ゴブリン……ゴブリンナイトもいますね。トロールの常設の依頼はありませんでしたが、街道でのゴブリン被害は多い為こちらの依頼報酬が通常より多くなっています。えっと……依頼報酬が幾らかな?」
メトロが眉を八の字にしてそう尋ねると、呆然自失としていた受付嬢の一人がハッとした顔で振り向いた。
「あ、は、はい! ゴブリン一体につき銅貨五枚です」
「そうだったね……ゴブリンナイトは依頼が出ておりませんが、ゴブリン一体と数えさせてください。それと、それぞれの魔獣の素材は最高の状態です。なので、通常ではあり得ませんがゴブリン一体に銀貨一枚。ゴブリンナイトは金貨三枚。トロールは大金貨五枚となります」
メトロがそう算出した。それに他の冒険者達が驚愕する。
「おお、全部でいくらだ!?」
「一日で稼ぐ額じゃねぇぞ!?」
どよめきが起き、皆が報酬額を計算し始める。それに笑いながら、カクタス達に目を向けた。
「思ったより稼げたな。カクタス達に払う報酬を一人大銀貨一枚に変更するぞ」
「あ、兄貴……別に俺たちのことは……」
「誰が兄貴だ、おい」
報酬を上乗せする旨を伝えたところ、カクタス達は恐縮して変なことを言いだした。とりあえず軽く突っ込みを入れておく。そのやり取りに笑い、メトロがリョウ達を見た。リョウとサーヤは皆が驚く様子が嬉しかったのか、ずっとニコニコと笑っている。
「もしかして、お子さん達もゴブリン退治を手伝ったり?」
メトロがそう口にすると、カクタスがハッとして振り向いた。
「ギルドマスター、それだ! その話だ!」
「え?」
カクタスが大声を出し、メトロは一歩後ろに引いて驚く。その開いた距離を詰めて、カクタスがリョウとサーヤの活躍を熱弁する。
「この子たちは物凄いぞ! 二人ともCランク相当だ! 信じられない動きをするし、判断も的確で無駄が無い! 剣術も魔術も十分な実力だぞ!」
カクタスがそう口にすると、受付嬢達や他の冒険者達も驚いてリョウとサーヤを見下ろす。皆に注目されてリョウとサーヤは照れたように俯き、俺の後ろに隠れて足にしがみ付く。その様子に受付嬢達は頬を緩めていたが、冒険者達は目を尖らせた。
「ちょ、ちょっと待ってくれ」
「こんな小さな子供が、俺たちと同格だと?」
「カクタスさん、いくらなんでも信じられねぇよ」
冒険者達がカクタスを責めるようにそんなことを言った。それにカクタスは深く頷き、口を開く。
「そうだろうな。俺だってそうだ。まだ信じられないくらいだが、この目で見たからには否定など出来ない。なぁ、皆」
カクタスがそう言って目を向けると、カクタスの仲間達も溜め息交じりに頷いて応える。
「ああ、本当にな」
「下手したら俺より魔術が上手いぞ」
「トロールを二人で倒した時は言葉もなかったよ」
と、諦観を滲ませて皆が同意した。それにリョウとサーヤも嬉しそうに笑った。
「え、えへへ」
「ぼくたち、すごい?」
嬉しそうに顔を見合わせて笑う二人。その様子に微笑んでいると、イリヤが背中を反らすほど胸を張って不敵な笑みを浮かべた。
「メトロ、リョウとサーヤは凄い。トロールくらい、二人で十分。あのトロールの足も首もリョウが斬った。サーヤの魔術は上級の魔術も使える。下級の魔術までなら詠唱も破棄出来るくらい」
イリヤがそう言ってドヤ顔をすると、驚きの声が聞こえてきた。
「う、嘘だろ?」
「どんな子供だよ」
「俺より強いじゃねぇか」
驚愕する冒険者達。それに苦笑しつつ、メトロを見る。
「まぁ、暫くは俺かイリヤが同行して冒険者の練習をするさ。十分戦えたからな。後は、冒険者として気を付けることや、様々な状況に対処できるように知識を学ばせようと思っている」
そう告げると、目を瞬かせていたメトロがこちらを向き、しばらく考えるように顎を引いた。そして、腕を組んで唸り出す。
「う~ん……いや、レンさん」
「ん?」
首を傾げて生返事をすると、メトロは困ったように笑いながら顔を上げた。
「リョウさんとサーヤさん。お子さんの冒険者登録を受け付けましょう」
「え? 良いのか?」
メトロの言葉に驚いて聞き返すと、苦笑と共に肩を竦められた。
「そりゃ、これだけの実績を見せられて、逆に冒険者登録をさせなかったら私のギルドマスターとしての目を疑われますよ。はは、本部から調査が来ると思いますがね。その時は一緒に驚かせてやりましょう」
と、メトロは意見を変えてそう言った。それに息を漏らすように笑い、答える。
「ふ……あぁ、そうだな。それなら、試験に備えて子供達にもう一度特訓をしておこう。その時はオークキングも倒せるようにしておくぞ」
「ぶっ」
冗談交じりに答えたのだが、メトロは思いきり吹き出してしまった。
「か、勘弁してくださいよ。もしそれを二人で達成されたら、間違いなく最年少Bランク冒険者が誕生しますからね?」
「良いじゃないか」
「目立ち過ぎですよ……間違いなく、王家から仕官するように通達が来ますね」
メトロは肩を落としてそう呟いた。その様子に苦笑を返しつつ、リョウとサーヤを見る。
実力がある冒険者には、必ず騎士団や近衛兵、場合によっては宮廷魔術師にならないかと誘いが来る。これが面倒なことに、断ると遺恨を残す場合があった。そういった面倒を嫌って違う国へ移動するAランク冒険者までいる始末だ。本来なら有事の際の重要な戦力となり得る一流の冒険者が国を離れる原因を作るなど、まさに愚の骨頂だろう。しかし、貴族の自尊心や名誉というものは厄介な呪いのようなものらしい。
王侯貴族のしがらみを考えて溜め息を吐き、肩を竦める。
「つまらない話だ。まぁ、二人がやりたいようにさせてやるさ。もし貴族になりたいというなら、それも良い」
俺は面倒そうだから嫌だけどな。そう思いつつ答えると、メトロが困ったように笑った。
「その、王家を批判するような発言ととられかねないので……」
恐縮しつつメトロがそんなことを言うので、仕方なく口を噤む。まぁ、ギルドに迷惑を掛けるのも申し訳ないからな。
そんなことを考えていると、メトロが受付嬢達に手続きの話をした。
「そういうことで、リョウ・トウヤとサーヤ・トウヤで、お二人の登録を行います。間違いなく本部から試験官が来るので、その準備をしておきましょう」
メトロがそう告げると、受付嬢達は浅く頷いて応える。
「は、はい」
「分かりました」
二人はメトロの言葉にすぐに準備をしに動き出した。動き出すのは良いが、トロールやらゴブリンはそのままで出ていってしまった。
「……この死体の解体と素材確認は自分でしましょうかね」
「良いのか、それで」
メトロが疲労感を滲ませて呟く姿を見て、なんとなくそう尋ねてみる。それに苦笑が返ってくるのみだったが、呆れたような顔でイリヤが口を挟んだ。
「メトロ、威厳が無いっぽい」
「ぐふ……」
イリヤ的には助言のつもりで指摘したのかもしれないが、メトロの疲弊した精神では耐えられなかったらしい。がっくりと肩を落として項垂れている。
メトロは力の無い笑みを浮かべながら周囲を確認し、まだ冒険者達が残っていることに気が付く。
「皆さん。もし素材回収を手伝ってもらえたら助かります。報酬は、銀貨二枚でどうでしょう?」
メトロがそう提案すると、冒険者達が顔を上げた。
「おお、やるぞ!」
「あ、俺は割の良い依頼の優先権が欲しい」
「え? そんなの出来るのか?」
冒険者達は大騒ぎしながらメトロの周りに集まり始めた。
それを眺めていると、リョウとサーヤがこちらに近付いて口を開く。
「パパ、冒険者になれそうなの?」
リョウがそう尋ねると、サーヤも何かを期待したような目で見上げてくる。その様子に微笑み、頭を片手で撫でた。
「ああ、試験に合格したらな」
「しけん?」
聞き返された。それに笑っていると、イリヤが人差し指を立てて口を開く。
「剣術、魔術を使った戦闘。相手をボコボコにしたら合格」
「ぼこぼこ?」
「たおしたらいい?」
イリヤの言葉に更に首を傾げる二人。
「まぁ、勝てなくても良いけどな。多分、Bランク相当の試験官が来るだろうし、全力で戦って実力を示せば良いさ」
「じつりょくをしめす?」
「ぼこぼこにする」
少々難しく説明し過ぎたが、リョウとサーヤはなんとなく理解してくれたように思う。まぁ、別に試験に落ちても死ぬわけじゃない。良い経験になるだろうし、試験を楽しめれば上出来だ。
さて、どうなることやら。
それから、冒険者として仮登録されたことを良いことに、毎日冒険者として活動を行った。注文していたリョウの鎧も手に入り、依頼達成率も今のところ百パーセントだ。
「つぎはぼくがいくよ!」
「はーい!」
リョウとサーヤも勢いに乗っており、今やゴブリンやオークなどでは相手にならないほどである。たまにカクタス達も同行を申し出てくるが、二人の活躍に驚くばかりだった。
「おい、ハイオークの首が飛んだぞ」
「それよりオーク五体をまとめて焼き払う魔術が問題だろ」
「……俺より魔術が早い気がする」
カクタス達がそんな反応をする中、リョウとサーヤは次々に小型、中型の魔獣を討伐していく。ちなみにトロール討伐の段階で小さな家が買えるほどの金額となった。必要な装備品や日用品、消耗品をいくら買っても問題ないほどの財だ。
二人は僅か二週間で十分冒険者としてやっていけるだけの実績を見せつけたのだ。
「とうばつしましたーっ!」
「ほうしょうきんください!」
冒険者ギルドの雰囲気にも慣れ、リョウとサーヤは二人で受付まで走っていく。
「あ、リョウ君!」
「サーヤちゃんも!」
受付嬢の二人は幼い二人が走って来るのを見て相好を崩す。カウンターに両手でしがみ付いて顔を出す二人の頭を撫でて、受付嬢達がニコニコと微笑んでいた。
「今日は何を討伐しましたか?」
「いつも元気いっぱいですねー」
二人が笑顔で話しかけると、リョウとサーヤが得意げに頷く。
「えへへ」
「きょうは、はいおーく三と、おーく二十です!」
「へぇ! 凄いわ……って……っ!?」
「オークの群れの討伐!?」
二人の報告を聞き、受付嬢達は目を見開いて驚愕し、こちらを見た。その責めるような目を向けられるのは何度目だろうか。その視線の意味が分かっているのか、いないのか。イリヤが鼻を鳴らして仰け反った。
「二人が全員討伐した」
それだけ言うイリヤに、受付嬢達からの非難の目が厳しいものへと変わる。
「……俺たちもすぐ傍でいつでも動けるようにしていたからな?」
慌ててフォローすると、受付嬢達の表情が少し緩む。
「そ、そうですか……」
「しかし、リョウ君とサーヤちゃんに危険が無いように、くれぐれもお気をつけください」
二人から厳しく注意され、苦笑しつつ頷いた。
「今日は、合計で大金貨三枚と金貨二十枚となります!」
「凄いね、二人とも!」
受付嬢がカウンターに金貨を積み、リョウとサーヤは嬉しそうに笑った。
「えへへ」
「きんかだ!」
受け取った金貨を手に取って騒ぐ二人。それを見て皆で笑っていると、奥の部屋からメトロが顔を出した。
「ああ、レンさん! ちょうど良かった!」
「ん?」
メトロはいつもの気弱な笑みを浮かべてカウンターまで来ると、書状一枚を手に口を開いた。
「ついに来ましたよ! 本部からの書状です! 三日後、リョウさんとサーヤさんの試験を行うと書いてます!」
「へぇ、ようやくか」
メトロの言葉に笑い、書状に書かれている文章に目を向ける。そこには、あまりにも年齢が若過ぎる故、第三者による試験を行う必要があると書かれていた。
「絶対合格、間違いない」
イリヤは鼻息荒くそう言って不敵な笑みを浮かべる。
「は、ははは……それは、私もそう思いますよ」
メトロはそう言って、イリヤの言葉に同意を示したのだった。
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