表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/414

21・ギャと魔力と魔具のおさらいです

「ギャは魔力検査していないのだろ」

「奴隷もできるのか」


「主人次第だな」

「マサルはやってほしいのか」


「必要ないな、属性はわからないが、魔具に魔力が入れらるから問題ない」

「そうだな、それに属性の特徴を知らない」


「そうか、では、その説明をしよう」

俺はギャに属性の説明を始める。


属性は 光 闇 炎 水 風 土の六種類。

魔力を操作できる力は七段階に分けられている。


光は人の怪我や病気を治す力を持ち、人にバフかけして身体能力を上げることができる。

闇は、魔獣の判別と異次元鞄が作れる。

炎は騎士や肉体労働者にむき、水は植物や動物を育てるのに向いている。

風は料理や薬など生物の加工に向き、土は学者や研究者、職人に向いている。


向いているだけで土の騎士もいるし、炎の料理人もいる。

光がすべて治療師になることもないが、闇とともに国に登録する義務がある。


「ギャなら、どれがいい」

「向いているだけならどれでもいいな、奴隷は何でも頑張らさせられる」


「まあ向いていると頑張った結果が高く出るからな」

「頑張らないと出ないのは同じなんだな」

そう、向いているというのは、何もしなくてもできるとは違う、努力は必要だ。


「ついでに魔具を使うとどうなるかだ」

「どうなる」


「熱や光の魔具は誰が使っても同じだ、違うのは武器の魔具だな、光だと光って切れ味が良くなる」

「マサルだな、光の刃が五メートルも伸びるやつだ」


「そうだ、そして炎だと剣の魔具に炎の刃ができる。魔力操作力で刃の長さが変わり、振れば火の玉が飛んでいくぞ」

「熱くて持てないだろ」


「いや持つところは熱くならない。それと水は魔剣を振ると水が飛んでいき、風は風が吹く」

「なら土は泥団子が飛ぶんだな」


「それは無いな、土だと魔剣が丈夫になるんだ」

「地味だな」


「まあそうだ、魔具職人のほとんどが属性:土なんだから何か飛ばせばいいのにな」

「思いつかなかったのだな」


「魔具の開発はまだまだだ、照明の熱器具、それと魔剣と異次元鞄しかない」

「マサルの冷蔵庫は画期的だな」


「当然だ負の熱器具だからな。だが属性:闇が国に管理されているから冷蔵庫の量販は無理だな」

「マサル、国が管理している属性:闇の仕事は異次元鞄作りだろ。そんなにたくさん鞄を作って忙しいのか」


「いいや、数は少なく暇だろう。魔獣の革が少ないからな」

「少なくても壊れなければ買う人はいないからな、マサルの鞄は古いな」


「ああ、だが今作っている鞄は、保証期間が切れると壊れるサニータイマーがみたいなものが付いている」

「マサル、サでは無くソだろ。新しい製品を買わせるために戦術だな」


「ああ、マルマ国以外では異次元鞄を作れない、作り方を知らないからな。異次元鞄はマルマ国の大きな収入源だ」

「壊れたら新しく買ってくれるんだな」


「そうだ、もう少し詳しく説明するぞ」

ギャに異次元鞄の話をする。


異次元鞄は魔獣の革で出来ており、属性:闇の人が魔法式を書き込んで作られる。

俺の鞄は縦四十センチ 横六十センチ 幅二十センチの肩掛け学生カバンのような形をしている。


入れられる大きさは鞄の間口を通る物までだ。

出し入れの時にしか魔力を使わないのだが、入れられる量は使う人の魔力操作力の力量できまる。

操作力特大の俺は、ほぼ無限だ。


入れられないのは生きた動物、鞄の中は時間が止まっているのではなく、異次元には時間そのものが無い、その為時間の感覚を持つものをはじくからだ。


使う人を限定する魔力式も組み込める。

俺の鞄にはその機能がないが、属性:光にしか反応しない不良品なのでセキュリティの問題はなかった。


鞄が一気に壊れると中の物は異次元に消えていく。

マルマ国の付けたサニータイマーは、少しずつ入る量が減っていき、最後は入らなくなる。

購入者は、これは故障ではなく細工だとクレームをつけてくるが、保証期間を過ぎているので聞き入れることは無い。

保証期間の最長は十五年、延長は無しだ。


「だがギャはおかしなところに気が付いたのだ。属性:闇の人がいればほかの国も問題解決だろ」

「そうだよ。でもほかの国は歴史が闇の人を表から消してしまったんだ」


「闇の人は災いをもたらすとか広まったのか」

「そうだ、マルマ国でそういった考えは広まらなかった」


「もしかして、属性:闇が作れることを教えていないのか」

「当たり前だ、おいしい商売を手放すやつがいるわけないだろ」

属性:闇の人がマルマ国以外でどれだけ苦しい思いをしているか、書けば分厚い本が数冊出来上がるので、ギャへの説明はやめておいた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ