私には好きな人が居るから気にしないで! 2話
「私はこの髪が好き、でもこの髪があると私はみんなから虐められる。」
「何で?」
「みんなからしたら醜いんだって」
「嫉妬してるだけじゃない?」
「嫉妬?」
「そうだよ!私沢山漫画読んでるから知ってるよ!」
「漫画って何?」
「あらぁ、漫画本気で知らないの?」
「知らない。そんな本、私は知らない!」
髪の白い少女は鏡に向かってくらい付いている。
「あれ、なんか機嫌良くなってる?」
「・そうかな?私本が大好きだから。」
友達のいない少女は本ばっかり読んでいた。そのうちに本に熱狂的なマニアになった。
「と言うか、と言うよりやっぱりそうなんだ。」
鏡の少女は困ったようにしている。
「どうしたの?」
「いやー実は私、さっきまで病院に居たんだけど、急にこんな鏡の中に入ってて。」
「えっ??」
「本当なんだよ!私も夢かなって思ってんたんだけど、意識ははっきりしてるし」
そして、少女は鏡を内側から叩いているのだが、出られるような気配はない。
「やっぱり、そうなんだ!」
「何かわかったの?」
「私、転生したんだ!すごい!!」
「転生って?」
「えっとね、おそらく死んで魂になって鏡になったんだよ」
「???死んだ?」
「そう、病気でね!」
「えー!!幽霊ー!!」
そして、白い髪の少女は気絶した。
「大丈夫?頭ぶつけてない?ビックリして気絶しちゃったのか」
私、漫画で読んだみたいに転生したんだ。あの時死んだと思ったから、まさかもう一度生きれる・・鏡の中の人生限定になるかも知れないけど、もう一回生きれるんだ。すごく嬉しいな。
【まなちゃん】
ゆう元気にしてるかな?
そうだ!ゆうも転生して会えるかも!いや、会えたらまずいか・・・ゆうが死んでるってことになるんだから。
でもやっぱりもう一度会いたいよ・・・
出来れば最後に会えなかったこと謝りたい。
ストラップ大切にしてくれてるかな。
凄い体制で気絶している少女を見る。
本当に綺麗で可愛い髪、顔も可愛いし
それに、声も凄く好き。
【まな!行かないでまな!!】
お姉ちゃんの声にそっくりなんだよね。
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雪くんが主人公の続編を3月31日に投稿予定です。よろしければご覧ください。エアが完結のシステムを知らなかったこともあり、次回からこの続きをそっちに投稿しようと思います。
ちなみに、雪くんと関わる人にが2つく所が伏線でした。




