77話
最近クラスメイトからいいことが聞ける。
「華合格おめでとうー!!」
「ありがとうー!」
最近合格報告をあえてみんなに聞こえるようにやるのが流行っているようだ。
いやーめでたいね。問題だらけのこの学校でよく合格出来たよな。本当に、本当に勉強頑張ったんだろうね。いやぁー面白い。
ーーーーーーーーーー
「雪さ、本当にいいの?」
「だから良いですって俺も見てみたいですから。俺もボッチでも大丈夫ですから」
俺は、クラスメイト達に最後の復讐をするか迷っていた。それは最悪雪に被害が飛ぶ可能性が高いからだ。
「と言うかですね。俺来年度は転校するんですよ。」
「まじで?」
「はい。家族と最近本気で対立して、一人暮らしすることになりました。先輩も居ないこの学校には興味ないですし」
いつのまに、そんなことに。どうりで姉が話しかけて来なくなったわけだ。
「いや、でも雪はこの学校に友達もいるしさ、」
「それは連絡取ればいつでも会えるので、何より嫌いなクラスメイトが沢山居たので、だから最後にお祭りが見たいなと。ついでに転校先の武勇伝にもしたいので」
「そうか、なら容赦なく出来るな!あっそうだ。これ」
「せん、先輩?これなんすか?」
雪の手には俺とまなちゃんとまなちゃんのおねぇちゃんそして雪が好きなキャラが書いてあるイラストペンがある。
「よりによって何故ペンなんすか?まさか」
「いや最近よく雪が何かよく書いてるから、プレゼントと思って」
「あー、なるほど、ありがとうございます!」
気付けば、秋も終わりに向かい卒業までもうすぐだった。
「面白かったらブックマーク、下の評価よろしくお願いします!」
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