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家族に大切な物を捨てられた。俺は、、  作者:


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33/85

32話

 「あ、反抗期だ」「本を読み終わったよ、次のオススメある?」「ゲ、最悪」 「臭、まだホームレスやってるの?」


今日もクラスはうるさい、イヤホンを付けているため、ある程度は遮断出来る。


 俺は時間ギリギリに席に座り、授業に備える。


 「もうすぐ体育祭あるからな、お前ら頑張れよ」


そう、もうすぐ体育祭がある。


 俺は既に手を打っており、教師達公認のボッチの俺は、体育祭実行委員に任命して貰い、一番体育祭をテント付きでサボれる役目を手に入れた。ちなみに出るスポーツは玉入れだけ。毎度恒例、スリーポイントシュートの縛りで玉入れに参加している。あとはゆっくりはテントで本を読める。 ありがたいことに外部の参加は出来なく、親が来ることはない。


 そして、体育祭は問題なく終了し、今年も俺は一点も獲得せず終わった。



 「ねぇ、ゆう、お姉ちゃんと打ち上げ行かない?今年は参加する人が少ないけど」


  俺は絶妙に嫌な顔をする。


 「ごめん、やっぱりそうだよね。」


  俺は初めて誘われた打ち上げを断った。


 

ーーーーーーーー

 「お姉ちゃん、どうだった?」


「春香!?」

最近春香に話しかけられるのが正直怖い。

 

 「冬華どう、ゆうくんは頑張ってた?」


「相変わらず、体育祭はやる気を出してなかった。」


 玉入れはビデオで撮っており、玉を一個ずつゆっくりポーズを決めて投げているが、一球も高さが足りず入っていない。


 そして、残りはテントで、堂々とバカンスのように休んでいる。


 「お兄ちゃん、こういう所は変わらないままなんだね。」

 春香が怖く、何か含みのある言い方をしている。


 私から見ると変わった。

 前までの体育祭はサボる時は隠す。

 

 休むなら保健室でするし、玉入れもせめてもう少しはやく投げている。今年は堂々としている。

 

 


「面白かったらブックマーク、下の評価よろしくお願いします!」

 

 間違えて、ほぼ同時に投稿してしまいました。

 1話前の高評価もお願いします。

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― 新着の感想 ―
[良い点] ゆうの過去を厳密に知らないから何とも言えないけど、許す素振りもない描写を見ると、相当酷かったんだろうな その反面そんなふうになるまでする? ってのと どうして過激ないじめの対象になった? …
2023/01/12 07:28 退会済み
管理
[一言] 主人公形見捨てられてから変わった様に見えるけど実際芯は何も変わってないんだろうな 良い意味でも悪い意味でも
[一言] はやく実の父親とよりをもどさないかな。
感想一覧
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