4話 《前世持ち》
「俺のこと?」
「そう君の、年齢に合わない行動などのことさ」
そんな不自然なのだろうか?自分では分からない。
「多分だけど君は《前世持ち》だね」
「《前世持ち》っていうのは?」
「簡単に言うと名前の通り前世の記憶を持っている人達の総称だよ」
別に前世の記憶なんて無いんだが。
「まぁ、前世の記憶と言っても脳裏に一瞬思い出が浮かぶっていのから産まれてから死ぬまではっきりっていうのまであるからね」
「本題っていうほど大した事じゃない気が…」
「ここからが問題でね、《前世持ち》っていうのは何の因果か前世の記憶がほとんど無くても良いか悪いかは置いといて歴史に名を残すんだよ確実にね」
「それで俺はどうしたら?」
「こんだけ喋ったけど冒険者になって自由に旅をして欲しいということ以外は特にないんだ」
「何故旅を?」
「君が主人公の英雄譚がもっと面白くなるだろう?僕 は見ていたいんだよ若者の成長をね」
この人も結構若いと思うんだけど。
「僕はこう見えても人族じゃないからね」
「じゃあ何族なんですか?」
「それを言ったらつまらないだろ旅する中できっと分かるよ、で冒険者にはなるのかい?」
「なりますよ。ノバラさんみたいに強くなれるなら憧れますからね、冒険者になれるようになる八歳までは特訓しています」
スラムなどの子が稼げるように八歳からは冒険者になれるのだ。何故八歳なのかは知らない。
「そうかい、それまで楽しみに待っているよ。でも気をつけてね運命っていうものは自分が望まなくても色々なものを巻き込みながらあっちからやって来るモノだから」
すいません
この後の展開が思いつかないので
しばらく別の小説でも書いて時間稼ぎしてます。
ですが必ず約束の地に戻ってきます(笑)