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メインストーリーに入る前に…簿記のおさらい だれかの負債はだれかの資産
MMTで大切なポイントは複式簿記で、国家財政を捉えていることです。
<簿記のルール>
①資産=借方(左)、負債=貸方(右)に分けて記録する(貸借対照表=バランスシート)
②資産が増えたとときは左、資産が減ったときは右(負債は逆…)
③お互いのバランスシートをがちゃんこすればゼロ
たとえば、あなたが銀行におカネ100万円をかりたとき、借用証書をつくります。
借方(資産) 貸方(負債)
銀行 借用証書 100万円
あなた 100万円 借用証書
銀行にとって100万円は負債ですが、あなたの借用証書は銀行の資産になります。
あなたが100万円を返せば相殺されて資産も負債もゼロになります。
つまり、「誰かの負債は、誰かにとっては資産になる」という仕組みが簿記です。
このようにすべての経済取引は「複式簿記」で記録されて…
資産+負債=0…
「双子は再会すれば消えてなくなる…」という式が成り立ちます。