表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/10

ちゃあ

 ベッドで仰向けになり、立て膝に布団をかけてネット小説を読んでいると、しろがその立て膝の下目掛けて入ってくるようになった。


 小さな頃から怖がりで、物音がすると見えないところに隠れていたしろ。


 白猫の女の子は人に懐かない。

 その慎重さで生き延びて来たと書いてあった。

 今では、かなり懐いたけど、爪も切らせてもらえないし、動けないほど体調が悪くならないと、病院にも連れていけないだろう。


 ペットの病院には猫、犬の保険診療可能な病院がある。

 今の猫さんじゃなく、拾ったばかりのちゃあを保険を扱っている病院に連れて行ったことがある。

 その保険診療の病院間は、保険を前提にした料金設定になっていて、とにかく料金が高かった。


 当日は半日以上検査にかかり、治療もせず、明日また来て下さいと言われたが、その夜、ちゃあは死んだ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ