猫さんの発情期
うちの「しろさん」が春だからか、発情期になった。
しろさんは2歳になる女の子である。
とても田舎で、線路に沿って鹿さんが団体で走り抜けたり、公園では、団体で草をムシャムシャしたり、丹頂鶴の鳴き声が聞こえたり、キタキツネがウロウロしたり北海道タヌキを見掛けたり。
当然、冬には雪が積もり、最低気温は氷点下10℃くらいは普通にいく。
そんな田舎だから、ノラネコさんも普通に歩いている。
しろさんは2年ほど前の夏の夜、近くの公園で初めて見掛けた。
親離れしたのか、母猫に捨てられたのか、わからないが、とても小さな子猫であった。
公園の外路灯に舞っている蛾が、落ちて来るのを見つけては、手で捕まえて、ムシャムシャと食べていた。
生来の猫好きのため、猫のご飯(生タイプ)が車に積んであったりする。
夜、公園を通り掛かり、しろさんをみかける都度、猫のご飯(生タイプ)を与えていたある日、「しろさんうちの子になる?」と車でゆっくり自宅まで誘導したら、テクテクと恐る恐る後をついてきた。
玄関の扉を開け、器に猫のご飯を置くも、ノラネコなので人間を怖がって入ってこない。
それから1年くらいたったある日、しろさんは家に上がり、我が家の家庭内ノラネコになった(触らせてくれないし、トムさんに甘えては猫パンチをくらっている…)。
そして今は、触らせてくれるものの、抱っこはさせてくれない。
しろさんは女の子なので、発情期になると、とにかく鳴く。
トムさん(病気から、かなり回復し、カリカリを今食べている。)は、頻繁に鳴声を聞かされ、気に障るのか、時々しろさんに猫パンチ。
私は猫パンチできないので、「防音 イヤーマフ」で耐える。
防音 イヤーマフ はスグレモノである。
防音 イヤーマフ と アイマスクを装着すると、無音に近く真っ暗で、良く眠れる。
オススメである。
しろさん発情期が終わるまで、耐える。