↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
令嬢男子と乙女王子──幼馴染と転生したら性別が逆だった件──  作者: 恋蓮
第二部 【青春の協奏曲(コンチェルト)】
51/129

◆50.俺の胸で泣けッ!

 

 ピロン♪ と妃沙のスマホからLIMEの着信音が鳴り響く。

 どうでも良い事だが、この世界のLIMEというメッセージ交換アプリはとても優秀で、相手によって着信音の有無を設定出来るようになっていた。

 知玲のそれは頻繁過ぎるので通知を切っていた妃沙だが、それが鳴ったという事は別の誰かからの着信だと理解し、スマホを手に取る妃沙。



『明日……卵焼き、よろしく』



 (ひじり)だ。

 あの合宿の夜、大会が終わったら凛に告白をするつもりだと語っていた聖。

 そして、その想いが決して叶わぬものだと理解し、その際は自分好みの卵焼きを用意して欲しいと頼まれていた事を思い出す妃沙。


『承知致しました。渾身の作をご用意しますから期待していて下さいまし!』


 わざとおどけてそんな返信を返した妃沙に、聖はニヒルに笑うヒューグ……あの遊園地事件からずっと妃沙がスマホに付けているライオンを模したキャラクターのスタンプを返して来ただけだ。

 聖にはテニスについて色々教えて貰ったし、あの合宿の後、なんだか親近感を抱いてしまった彼とはこうして度々LIMEのやり取りをしている妃沙である。

 あの嫉妬の権化である知玲でさえ、聖とのやりとりには何も言って来ない。彼もまた聖の事は認めていたし、妃沙にテニスを教えたり、知玲のいない所では妃沙の防波堤になってくれたりするので知玲も彼の事は認めていたのだ。

 そして、妃沙にとっては可愛い弟分の聖なのである。もちろん、聖にとっては妃沙は可愛い後輩であって、世間的には聖のその感覚の方が正しい認識なのだけれど。


 プルル、と妃沙のスマホから呼び出し音が鳴る。

 明日は渾身の卵焼きを用意したい所なのだけれど、その好みは電話の相手とは全く違っていたから。


「妃沙? こんな時間に珍しいね。夜更かししてちゃダメじゃない」


 その言葉とは裏腹に嬉しさ全開の知玲の声。

 テニス部同様、あの日が中等部最後の試合であった知玲だけれど、彼もまた全国優勝の栄誉を掴んでいた。

 そして、妃沙の部活動の内容やその人間関係に至るまで詳らかにしている知玲は、彼女と聖の間で交わされた約束についても把握していた。


「申し訳ないのですが、明日は玖波(くば)先輩リクエストの卵焼きを作らせて頂きますわ。昼食も、申し訳ないのですけれど……」


 言い淀む妃沙に、良いよ、と声を掛ける知玲。

 妃沙の話や普段の態度から、聖の心が妃沙ではない存在に向かっているのは理解している。

 だが、その想いが叶わない事は藤咲(ふじさき)と凛と同学年にして同じクラスの知玲には丸解りであったし、妃沙が尊敬する先輩を慰めたいと、聖からの申し出を受けた事は聞いていたのだ。


「……でも、欠片で良いからさ、その卵焼き、僕のお弁当にも入れてくれる?」


 本当は、妃沙に心を寄せていない聖にだって妃沙の手料理を振る舞わせるなんてまっぴら御免だ。

 だが、妃沙の話によれば、聖は失恋の傷を妃沙の卵焼きで癒したいのだと言う。そんな中学生のいたいけな想いを無碍に出来る程、知玲は冷酷な人間ではなかった。

 ……ただし、その卵焼きを彼に独占させるのはシャクだったのでそんなお願いはしてしまったけれども。


「当たり前ですわ! 明日のお弁当は特別に、知玲様もお好きな蓮根のきんぴらを入れておきますわ」

「ん。楽しみにしてる。それじゃ、おやすみ」


 おやすみなさいませ、という声を掛け、相手が通話を切ったのを確認して自分の通話も終了する妃沙。

 何となくではあるけれど、前世から二人の間ではどちらが電話を掛けた場合でも必ず知玲側から電話を切る、という暗黙の了解があった。

 もっとも、特別な用事でもない限り、龍之介も妃沙もこちらから電話を掛ける事などあまりなかった。

 前世では、夕季はどうでも良い事で電話を掛けて来たりもしたけれど、知玲になってからはあまりそれはなくなったような気もする。


(──けど、そうか……。玖波先輩、凛先輩に告白したんだな。結果は……まぁ聞くまでもねぇけど)


 フゥ、と溜め息を吐きながら天井を見上げる。

 聖の気持ちが真っ直ぐに凛に向かっている事は見ていて良く解ったし、聖自身も否定はしていない。

 そして凛も、彼の気持ちは何となく察している様子でもある。けれどまた、凛の心が別の人物に向かっているのは、鈍チンの妃沙ですら解るほどに明確だった。


(──玖波先輩にも、凛先輩にも幸せになって貰いてぇけどな……。こればっかりはどうにもならねぇよな……難しいモンだな)


 傷付く為に恋をする人間などいない。

 だが、例え相手の気持ちが余所に向いていても止められない程に、気持ちというのは自分自身ではどうにも出来ない、扱いづらいものなのかもしれない。

 それでも人は、恋をする。

 それは勝手に生まれるものであり、一度(ひとたび)生まれてしまえば制御することは難しい。

 最近なんだか、恋というものをそんな風に定義している妃沙だけれど……やはりまだ、自分には解らないな、と半ば強制的に決定付ける。


「卵焼き、美味しく作りませんとね」


 そう呟いて、妃沙はベッドに潜り込んだ。

 聖だって妃沙に理解して欲しいと思っている訳ではないのだろう。彼女が鈍チンなのは聖だって充分に理解している筈だ。

 だから今、自分に出来る事は聖の好みに合うような美味しい卵焼きを作り、その言葉を聞いて、少しでも元気になってもらうことなのだ。

 もともとが単細胞で難しい事を考えるのは苦手な妃沙。すっかり心を入れ替えて眠りにつく。

 少ししょっぱめの味付けって、分量はどのくらいかな、なんて考えながら。



 ───◇──◆──◆──◇───



「玖波先輩、遅くなり申し訳ありませんでしたっ!」



 次の日、妃沙が弁当箱……というより重箱を持って屋上に飛び込んで来る。

 端の方で手摺りに寄りかかり、ボーっと空を眺めていた聖は、そのあまりの勢いにその綺麗な翠色の瞳をしばたたかせた。

 一方の妃沙は、今日に限って先生に用事を言い付けられたり、教室でチャンパラごっこをしていた葵がいつになく羽目を外したせいで怪我をしてしまい、あまり得意ではない光魔法で傷を治してやったり、

 珍しくお付き合いをしている彼女と喧嘩をしたらしい充がどよ~んと落ち込んでいたので必死で励ましたりだとか色々忙しかったのだ。

 そしてそれらを常人とは思えぬスピードで解決して見せ、ここに走り込んで来た、という次第である。


「……ぷっ。何そのデカい弁当箱。まさかそれ全部に卵焼きが入ってるとか言わないよね?」

「それでは栄養のバランスが良くないではありませんか! ちゃんとバランスも考えてありますわ! リクエスト頂いた卵焼きもたくさん入れてありますけれどね!」


 フンス、と鼻の穴を拡げるクセはいい加減どうにかした方が良さそうなものだけれど、少なくとも沈んでいた聖の顔に笑みを取り戻す事には成功したので、この場合は良しとしよう。

 とにかく妃沙は、ささ、ご飯にしましょう、と、持参したレジャーシートを拡げてさっさと座り、魔法瓶からお茶まで淹れてさぁ、どうぞ、と聖を手招いている。

 彼女に卵焼きを作って欲しい、なんてお願いをしたのは他でもない聖なので、彼も苦笑しながらその前に座った。


「今日のお弁当は力作なのですよ!」


 パカッと妃沙が重箱の蓋を開けると、一段目はその容量の半分を卵焼きが占めており、その他にも蓮根のきんぴらや鶏の照り焼きといったメニューが所狭しと敷き詰められている。

 そして二段目には、俵型に握られたおにぎりが敷き詰められていて、果たして二人でも食べ切れるかといった量であった。

 妃沙は小食だし、聖だってそんなに大食いな方ではないので「さすがにこの量は食べきれないんじゃない?」と聖が怯むと、妃沙はニカッと笑って言った。


「足りないよりは良いではありませんか! お腹が空いているとロクな事を考え付きませんしね。お腹がいっぱいになったら眠ってしまえば良いのです。

 今日の午後は授業も部活もありませんし、今日はこんなに良いお天気なのですもの、外で食べるお弁当はきっと美味しいですし、お昼寝だってきっと気持ちが良いですわ!」


 要はお腹を満たして眠って全てを忘れちまおう、というまことに残念な作戦である。

 だが、妃沙だって色々考えたのだ。卵焼きを作るくらいどうってことないけれど、きっと聖が求めているのはそれだけじゃないよなーとか、

 話を聞くくらいなら出来るけど、恋のなんちゃらとやらが良く解っていない自分にはきっと上手い事を言って慰めるなんて出来ないだろうし、そもそも、慰められたら余計に悲しくなったりするもんなんじゃねーの、と、無い頭を使って色々考えてはみたのだけれど……結局解らずじまいで。

 色々考えながらお弁当を作っていたら、色々と作ってしまい、気が付いたら重箱に詰めるしかない量になってしまったので、こりゃ良いや、とばかりに「美味いモンを食って寝て忘ちまおう」作戦を押し付ける事にしたのだった。


「……その男みたいな発想、何処から出て来るの? 君って時々、本当に突拍子がないよね」


 フ、と苦笑して渡されたお茶を一口啜る。

 そして聖は「頂きます」と丁寧に両手を合わせてから、美しい所作で重箱の中から卵焼きを摘み出して口に運ぶと、驚いたように目を見開いた。


「何これ? 確かに僕、少ししょっぱめの出汁巻き卵が好きだとはいったけどさ……なんでこんなに好みバッチリの物作って来るかなぁ……」


 そう呟き、聖は物凄い勢いで弁当を食べ始める。

 これも美味しいよ、と一つ一つ丁寧に感想を言ってくれるのはとても嬉しかったのだけれど、妃沙としては少し気恥ずかしい気持ちである。

 普段の弁当は、卵焼きを妃沙が担当するくらいで、後は料理人に手伝って貰ったりしていたのだ。

 だが今日は、何だか誰かに手伝って貰うのは違う気がして、全てが妃沙による手作りなのである。その結果、つい作り過ぎてしまい、重箱に詰めるに至ったワケなのだ。


「お口に合ったようで良かったですわ」


 だが、褒められて嬉しいのは事実であったので、妃沙も弁当を咀嚼し始める。確かに今日のおかずたちは自分としても中々のもんだな、と思う出来であった。

 そうして二人は、時々雑談を交えながら弁当を食べた。

 さすがに量が多かったので、妃沙は途中で食べる手が止まってしまったのだけれど、聖の手は止まることなく、遂には完食してしまった。



「あー! さすがに食べ過ぎたなぁ……!」



 アハハ、と珍しく楽しそうに笑いながら、聖がゴロンとレジャーシートの上に寝転がった。


「玖波先輩、食べてすぐに横になるとブタになってしまいますわよ!」


 慌てた妃沙が止めようと手を伸ばすと、聖は悪戯っぽく笑ってその手をやや強い力で引っ張り、妃沙を自分の隣に寝転ばす事に成功してしまう。

 慌てて起き上がろうとする妃沙だったが、聖は素早くその腕を妃沙の腰に回してホールドすると、尚も悪戯っぽく微笑みながら言った。


「……美味しかった。ありがと、水無瀬」


 何処か清々しい表情でそう告げると、彼は妃沙の拘束を解いて空に向かって寝転がる。

 何だか妃沙も動く気がしなくて、寝転がったまま、隣で空を見上げる聖の端整な横顔をただ眺めていた。


「空が青いな……藤咲先輩の瞳の色みたいでちょっとムカつく。けどさ、もう少し時間が経てば太陽が紅くなってさ……この青と混じって紫になって、凛先輩の瞳みたいな色になるんだよ。

 だから僕は、昼間の空より黄昏時の空の方が好きで……けど、青と赤が混じり合う様にはちょっと嫉妬したりもしてさ……ハハ、何言ってんだろ、自分でもワケが解らないな」


 そんな風に語る聖の髪は、藤咲の瞳なんかよりずっと空に近い水色じゃねーかと思ったりもしたけれど、それを言ってしまうのは野暮な気もして口を噤む。

 今はただ、聖の言葉を聞く事だけが自分に出来ることなのだと正確に理解していたのだ。普段は鈍チンなクセにこういう時は聡いのが妃沙クオリティなのである。


「好きですって言った時の凛先輩の表情(かお)……水無瀬にも見せてやりたかったな。キョトンとしてさ、気付いてくれてると思ってたのは勘違いだったのかって思ったくらいだよ。

 けどその後……私も聖が好きだよ、なんて殺し文句を言ってくれたかと思えばさ、『弟みたいで』なんて決まり文句で落としてくれて……まったく、あの人には敵わない」


 仰向けに寝転がったまま、腕を顔に乗せて瞳を隠す聖。

 その時の事を思い出し、泣きそうになってしまうのを後輩に見られまいと咄嗟に取った行動だけれど、一瞬だけ涙がキラリと陽光を弾いたのを、妃沙は武士の情けで見なかったことにする。

 満腹にさせて眠らせて忘れさせるなんて考え付く脳みそなのだ、上手い言葉など言えよう筈もなかったし、失恋、なんていう繊細な心の機微は、未だ妃沙には理解が出来なかったから。

 だからせめて、男の涙は知らなかったことにしてやるくらいしか、今は出来る事が思い付かなかったのである。


「……だから言ってやったんだ。凛先輩みたいな姉さんなんてお断りですって。そしたら、そっかーって、明るく……いつもみたいに明るく笑ってさ。

 なんだか上手く丸めこまれちゃった気もするけど……きっと、凛先輩は直接ゴメンって言いたくないんだろうなって。

 だから僕も、言いたくない言葉を……好きな、人に言わせるのはなんか違うよなって思って……」


 グスッと聖が鼻を鳴らす音がするも、それも聞こえなかった事にしようと決める妃沙。


(──玖波先輩よ、武士の情けも三度までだからなっ!)


 心の中ではそんなツッコミを入れつつも、その聖の姿は、男として格好良いな、と思ったのだ。

 そしてそれは、弟分の成長を喜ぶような気持ちであったので、『男として』の定義はあくまで妃沙仕様である。


「けど、ちゃんと言わなきゃ僕も前には進めなかった。多分、凛先輩も……このままじゃ、いつまでも僕に遠慮して自分の気持ちに素直にはなれなかっただろうから。

 だから、伝えた事は後悔してない。けど……けどさ……」


 やっぱ切ないなぁ、なんて弱音を遂に吐いてしまいながら、隠しきれない涙が聖の頬を伝い落ちる。



「……ずっと、好きだったんだ。入学した時から、ずっと。楽しそうにテニスをする所も、カラッと笑う所も、僕みたいな面倒臭い後輩も決して見捨てない所も……全部、全部好きで……。

 ねぇ、水無瀬。結局僕の想いは一方通行で……道は何処にも繋がっていなかったけど、不思議と後悔は全くなくて……自分でも不思議なんだよ、凛先輩を好きになれて良かったなぁって……今は、それだけ」



 三度めの武士の情けが発動したことを隠すように、妃沙はギュッ、と聖を抱き締めた。

 尊敬する先輩の涙を黙って見ているのは妃沙としてもとても居た堪れなかったのだ。

 涙を見たくないから、とか、泣き顔を見せたくないから、という理由で不用意に相手を抱き締めてしまうのは、妃沙の中に『龍之介』というアニキ属性の元ヤンが棲んでいるからに他ならないのだけれど、そんな事情を知らない人からすればそれは堪ったものではない。

 とびっきりの美少女の突然の抱擁になど、知玲でさえ抗う事は無理なのだ、聖に耐えられる筈もない。

 けれどそれは、妃沙の精一杯の愛情表現なのである。もっとも、前世の姿でそんな事をしたら警察沙汰になってしまっていた筈なので、前世では実行した事はなかったけれど。

 この世界に生まれてからやたらと実行するようになったのは何故なのか、とか、何故、前世とは違った意味を持つ事になってしまっているのか、という事には未だ彼女は気付いていなかった。



「格好良いですわ、玖波先輩。それでこそわたくしの尊敬する玖波先輩ですわ……!」



 だが、妃沙の少し高めの体温だとか、染みついている優しくて甘い匂いだとかは、その時の聖を酷く安心させてくれるもので。

 自分を肯定してくれる、そんな言葉と共に飛びついて来た彼女を思わず抱き締め返し、その肩口に涙を一粒落としてしまったのは、傷心の青少年の反応としては最低限のものであったと言っても良いに違いない。

 この時、聖は妃沙に対しては、可愛い後輩、くらいの認識しかなく、何故彼女に慰めて貰いたいと思ってしまったのかは解っていなかった。

 ただ、今はその、あまりに好みの味を再現してくれた可愛い後輩が、傷心の自分を精一杯励まそうとしてくれている事をとてもいじらしく感じ……失恋の痛手すら、一瞬忘れられたくらいだ。



「……ありがと」



 シャイな聖が、小さく漏らしたその言葉。

 そしてそのまま二人は、温かな陽が差す屋上でしばらく抱き合って泣いていた。



 一人の少年の一つの小さな恋の物語の終焉は、こうして温かく、何処か優しく……そして妃沙が作った卵焼きのように、ちょっとしょっぱく、幕を閉じたのであった。


◆今日の龍之介さん◆


龍「玖波先輩、ナイスファイッ!」(とても良い笑顔でサムズアップ)

聖「……情緒台無し」(深い溜息)


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。