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令嬢男子と乙女王子──幼馴染と転生したら性別が逆だった件──  作者: 恋蓮
第三部 【君と狂詩曲(ラプソディ)】
124/129

◆120.乱心めさるな

 

 その頃、攫われた知玲は散々な目に遭っていた。



「知玲せんぱーい、これね、萌菜(もな)が作ったんだよ! 食べて食べて! はい、あーん?」

「いやいや、河相さん、この物体は一体ナニ!? 僕には昨日のハンバーグとやらと区別がつかないんだけど!?」

「やだぁ、知玲先輩ったら冗談ばっかりぃ~! ハンバーグとクッキーが同じになるワケないじゃなぁーい♪」



 コスプレでもしているつもりなのか、白いエプロンを身につけ、もはや炭と化した真っ黒な物体をグリグリと押し付けて来る様は迷惑以外の何物でもない。

 当の彼女はニコニコと楽しそうに笑っており、迷惑そうな知玲の表情も何処吹く風で次々に知玲の口元へ香ばしい香りの物体を寄せて来るのだ。

 最初こそ、ここは何処だとか家に帰せだとか、誘拐された者が言いそうな標準的な言葉を吐いていた知玲だけれど、萌菜のスルースキルはもはや神格化されたレベルなのである。


 何を言っても「いや~ん♪」。

 何をしても「やだぁ~♪」。

 何も言わず、何をしなくても「きゃ~♪」。


 ……とまぁ、ずっとこんな感じなので、さすがの知玲もツッコミに疲れて来た所である。

 知らぬ間に見知らぬ所に連れて来られ、携帯も何処かに隠されてしまい、家族にも友人にも……それから大切な人にも自分の居場所を知らせる事が出来ない状況というのは不安だし不愉快だ。

 ましてや自分の言葉をまるで聞くつもりのないような相手と二人きりにされ、不毛な会話を続けていれば疲弊もしようというものである。



「……河相さん、良いから僕をここから出してよ。言っておくけど、これ、犯罪だよ?」

「それは無理だよぉ~! 知玲先輩、何回も説明したでしょ? 術が解けない限り(・・・・・・・・)出られないし、この術は萌菜にも解けないんだもんっ!」



 ドヤ顔でそんな事を言う彼女の前で、知玲は取り繕うこともせずハァァーと深い溜め息を吐いた。

 そんな知玲の様子すら、目の前の少女はキラッキラの笑顔で見つめている。

 元から不思議な思考回路の人物だし、注意せよとお達しが出ていたにも関わらず、妃沙とすらほとんどしたことのない、密室にずっと二人きりという状況に、知玲はとことん疲れているのである。



 ……思い返せば、あの時、長江に声を掛けられて話をしながら移動をしていたら人気(ひとけ)のない場所に辿り着いてしまい、何やら腹部に電流めいたものが走ったかと思えば意識を失って、気が付いたらここに居た。

 知玲は賢い方ではあるけれど、よっぽど思考回路が停滞している人物でもなければ長江に連れて来られたのだということは想像がつくだろう。

 そして彼の家系は古来より続く忍者のそれで、知玲も知らない術を幾つも心得ているに違いない。

 自分がマンションの一室ほどのこの部屋からどうしても出る事が出来ないのも、その彼の術によるものなのだろう。

 犯人に直訴する前に、知玲だって自力でこの部屋を出ようとはしたのだ。だが、その度に不思議な力で部屋の中に引き戻されてしまうのである。

 トライアル&エラーは、それこそもう何十回試したか解らないのだ。だが、あまりにどうでもならないので、知玲としては少々ふて腐れている所である。

 また、なぜ長江が自分をこんな場所に連れ込んだのかは……目の前の少女の幸せそうな笑顔が物語っており、理由を尋ねるのもバカバカしいのであえて聞いていない。

 もっとも、頼まなくても彼女が色々と教えてくれるので、状況はだいぶ正確に把握しているつもりだ。



(──ハァァ……。何をやってるんだ、僕は……。妃沙、心配してるだろうな……。戻ったら謝らなきゃ。注意が足りないとか色々言っておきながら、自分がこのザマだもんなぁ……)



 会いたいなぁ、と、ポツリと呟いてしまえば、想いは止めることが出来そうにない。

 それと同時にふつふつと怒りも沸いて来る。

 何だって自分は大切な人に心配をかけてまで、こんな拷問を受けているのだろうかと女神様とやらが策定した運命を呪いたくなるほどだ。

 だって、この場に来てからというもの、提供される食事は炭、飲み物はかろうじて水が提供されるので干からびる危機は脱しているけれど、それだって時間の問題だ。

 窓すら密閉されたこの部屋の中では時間の感覚はなくなりつつあるけれど、普段であれば昼には妃沙特製の卵焼きを美味しく食べていて、幸せに満たされていたのに。

 ここには妃沙はいないどころか自由もない。その上、唯一の話相手は自分の言葉を聞いてくれないとなれば、知玲のフラストレーションが溜まって行くのは当然のことである。


「……何なんだ、一体。僕が何をしたって言うんだよ? 恵まれた環境に生まれたことの代償? いやいや、そんなの僕が選んだことじゃないし、その環境に甘んじる事がないよう、努力はしてきただろう?

 妃沙に心配させて、親に心配をかけて、こんな自分が情けないって落ち込む暇なんかありゃしない。いい加減、お腹も空いたし水だけで生き延びるなんてどこの戦災孤児だよ。僕はいつ、過去にトリップしたんだ?

 だいたい、何なんだ、長江のヤツ。彼女の希望を叶えたいっていう気持ちは解るけど、僕の意思は? 自由は? 幸せは? 彼女の望みを叶えて自分が幸せな気持ちになれれば他人はどうでも良いってのかよ、クソッ!」


 拳を握りしめ、ブツブツと怨嗟の声を呟き続ける知玲の瞳にはもはや何も映っておらず、さすがの萌菜も恐怖を感じたようだ。


「ちょ、ちょっと知玲先輩!? どーしちゃったの!? 萌菜、知玲先輩に好きになってもらえるように頑張ってるのにぃーー!!」


 ガバっと知玲に抱きついて泣き出す萌菜。

 だが、もはや壊れかけている知玲には悪い印象しか与えない。

 知玲のストレスはもはやマックスなのである。

 彼は、抱きついた萌菜を、漫画であれば「ベリッ」とでも擬音がつきそうな勢いで引き剥がすと、冷酷な表情で彼女を見据え、言った。


「……あのさぁ、自分の思い込みで人をこんな風に監禁して、それで好きになってもらえる根拠って何処にあるの? こんなの迷惑なだけだろ。言ったと思うけど犯罪だからね、これ。

 どんな意図があって僕を閉じ込めてるの? 慣れ合い? 吊り橋効果? それともサブリミナル的な何か? ハッ、今の所、全部逆効果でしかないけどね! 当たり前だよね、君は加害者で僕は被害者なんだから!」


 知玲は、キレた。ついにキレた。

 世間一般でイメージされる『被害者』は犯人を目の前にしてこんな風に糾弾したりはしないだろう。

 犯人を刺激して被害が大きくなるのを避ける、また、未知なる状況にいることに不安を覚えるのが被害者の被害者たる正しい態度である。

 だが、知玲は本当にイライラしていたし、犯人の自分勝手な言い分に怒りも覚えていたし、お腹も空いていた。

 だから一刻も早くこんな場所から飛び出して妃沙を抱き締めたかったし、彼女の焼いた卵焼きを食べたかったのである。


「僕が君を好きになるなんて、世界が消滅したって有り得ないから安心して! むしろ、最も嫌いなタイプだよ、君は。ワガママで、考えなしで、世界は自分を中心に回ってると思い込んでる恥知らず。

 ねぇ、僕が一度でも君を好きな素振りを見せたことがあった? ああ、可愛いねって言われたからってそれが好意から来るものだとでも? ハッ、勘違いも甚だしい。確かに僕は嘘は言わないけどお世辞くらいは言えるんだよ!」


 ものすごく怖い表情と口調で吐き捨てるように一気にそんなことを言う知玲の前で、萌菜は何故だか瞳をキラキラさせている。

 キレていた知玲も、さすがにその様子には驚いたようで、あからさまに引いた態で「何?」と問い掛けると、彼女は両手を祈るように組んでお胸様の前で合わせ、知玲の前に膝をつくではないか。



「すごぉーーい!! 知玲先輩ったらツンデレを進化させちゃった!? 何それ、キレデレ!? その上、この先はヤンデレになるんだもんね? 凄いスゴイ! ますます好きになっちゃう……!」



 キャー! と叫んで再び彼女が知玲に抱きついて来る。

 いやいや、何言ってんだ、話を聞けと、知玲が彼女を引き剥がそうと悪戦苦闘をしていた、その時だ。



「知玲様……!!!!」



 知玲が最も聞きたかった少女の声が鳴り響き、ドカーーーーン、と派手な音を立てて部屋の扉が吹っ飛んだ。

 喧騒に包まれる室内。

 やがて周囲が落ち着き、破壊されたと思しき扉の向こうに立っていたのは──我らが主人公、水無瀬 妃沙、その人だったのである。



 ───◇──◆──◆──◇───



「妃沙!」

「知玲様、ご無事ですか!?」



 室内に走り込んで来た大切な人を抱き締めながら、知玲はやっと一息吐くことが出来たと溜め息を吐いた。

 ああ、本当にこの存在がなければ自我を失ってしまうほどに、自分は彼女に依存していたのだと改めて実感し想いを強くする彼の腕の中で、彼の無事を視認出来た妃沙もまた、安堵に胸を撫で下ろしている。


「僕が渡したミサンガを使ったの? 駄目じゃないか、もっと慎重に使わないと……。君が怪我をしたら意味がないんだから……」

「今使わずにいつ使うのです? 知玲様、貴方こそ、もう少し御自分の価値や存在意義を重要視すべきですわ……!」


 涙ながらに抱き合う二人。

『ミサンガ』とはもちろん、知玲の『気』の魔力を込めた特製の御守り珠のついたアレのことである。

 長江からこの場所を聞いた妃沙は超高速でやって来て、知玲と萌菜が押し問答をしている最中、押しても引いても動かない扉に業を煮やし、ついに実力行使に出たらしい。

 だが、おかげで知玲はいつもの自分を取り戻すことが出来たし、妃沙もまた、絶対に守らなければいけない知玲の安全を確認出来たので、成果としては上々であった……二人にとっては。



「ちょっとぉぉーー!!?? 妃沙ちゃん、何処から現れたのよぉぉーー!!??」

「何処って……。普通に扉から現れましたけれど? まぁ、開かなかったので破壊するという実力行使は行いましたけれど……」

「扉くらいなら僕らの小遣いでも弁償出来るね。見たところ、既製品のようだし……」



 この世界の既製品はこんなにも重厚な品を扱っているのですか、とか。

 蝶番も壊れてしまったから、この部品と枠も少し修理が必要だねぇ、なんて言いながら、呑気に扉の見聞を始める知玲と妃沙(チアキサ)

 正確に言えば、蝶番が壊れたことは間違いがないのだけれど、枠に損傷はなく、取り替えが必要なのは戸当たりやその他の金具もなのだが……まぁこれは専門的過ぎるので業者に任せようということになったらしい。

 そしてまた、扉の損傷などこの場においてはどうでも良い事案なのだが、知玲には最大の精神安定剤が、妃沙には目的を達成出来たことが最重要事項であったので、論点がややずれてしまうのは仕方がない。

 だが、扉より軽視されている自称・ヒロインにとっては大問題だ。


「そういうことじゃないでしょ!? なんでこの場所を知ってるのかってことじゃん!」

「何故って……。貴女、長江先輩に口止めしたのですか? 言うなとは言われてないからって、あっさりと、正確に教えて下さいましてよ?」


 せいくぅぅーーーん!! と、萌菜のツッコミが響き渡る。

 妃沙としては、萌菜にそう言わせないように長江が誘導したのだろうという予想はあるのだけれど、事実として『この場所を誰にも教えるな』という指示を長江に与えていないのだから仕方がない。

 知玲としては、一刻も早くこの部屋を脱出したい所なのだが……ふと、自分を縛りつけている厄介な術のことを思い出す。

 こうして妃沙が部屋の中に潜入して来てくれたからその温もりを堪能出来たし、平常心を取り戻す事が出来たけれど、知玲はどうしたってこの部屋から出る事が出来ないのは事実なのだ。

 だから彼は、ポッと頬を桃色に染めて妃沙から視線を反らし、唇を尖らせて恥ずかしそうにその事実を告白した。


「……ねぇ妃沙、なんだか不思議な術がかかっているみたいで、僕はここから出られないんだよね……」

「ああ、それなら大丈夫ですわ。知玲様、今からわたくしの言う通りに動いて下さいまし」


 そう言って、妃沙がパンパン、と大きな音で手を叩く。


「右に五歩!」


 大きな声でそう告げられ、知玲の脚が考えるより先に右に五歩、動いた。

 ちなみに言うと、その勢いに乗せられた萌菜も、知玲と同様に右に五歩動いているのだけれど、これは物語の進行上、全く関係がないので描写を割愛させて頂く。


「左斜め、一歩!」


 妃沙の鋭い声が響き、知玲と萌菜がその方向へ動く、ということを数回繰り返す。


「では最後に……その場所で三回、回ってあの動物の鳴き声を叫んで下さいまし!」

「「………ワン!!」」


 知玲と萌菜の声が正確に合わさって響く。

 そのハーモニーを、指揮者(きさ)は至極満足気に見守っていた。


「良く出来ましたわーー!! お二人とも、お上手でした!!」

「……って何なのよ、これェェーー!!??」


 萌菜のツッコミは最もなものだと言えよう。ノリで参加してしまったとは言え、妃沙が知玲にさせたことは彼女にとっては想定外なのである。

 お助けキャラのせいくんが自分と知玲の居場所を教えてしまったばかりか、知玲をここから出す解除方法まで妃沙に教えているだなんて思ってもみなかったことだ。

 ましてやそれが盆踊りよろしく移動をさせられてからの三回まわってワンだなどと想像出来るはずもない。

 ちなみに言っておくと「ワン!」は妃沙が勝手に思い付いたオマケで、いわば自分を心配させた知玲とに対する意趣返しの一環だというのは、この場においては妃沙しかしらない事実である。

 そしてまた、知玲と妃沙にとっては萌菜の叫びなどあまり意味のないものらしく、「これで大丈夫なはずですから試しに外に出てみては?」なんて、萌菜の感情を逆撫でするような事を幸せそうに話しているのだ。



 ……萌菜としては面白く思うはずもない。妃沙という存在は、萌菜にとっては全くもって想定外の存在なのだ。

 確かに、ゲーム上に『水無瀬 妃沙』というキャラは存在した。

 ヒロインの『萌菜(これはプレイヤーの任意で決められる名前なのだが、ここではこれで統一する)』がピンクでラブリーで甘いキャラだとするならば。

 そのライバルキャラの『水無瀬 妃沙』は、頭が良くて冷酷で、周囲に対しても横暴な態度をとるお嬢様で……だが、ヒロインが狙ったキャラに対して執着し、邪魔はしながらも、それは不器用ながらも純粋な想いが故な人物のはずである。

 ところが、現実世界の妃沙ときたら、どうだ。

 攻略対象とは萌菜がこの学園に入学する前からの知り合いなのは知っていたけれど、入学時点で既に知玲、莉仁、悠夜の三人が妃沙ルートに落ちていて。

 充は泥棒ネコルートと呼ばれる何歳も年上の婚約者に夢中であったし、ゲーム上ではクールでデレ部分の少なかったせいであまり萌えなかった聖もまた、妃沙には一目置いている様子であった。

 その上、お助けキャラであるはずの(せい)くんからの愛情はダダ漏れで、その深くて優しい愛に埋もれてしまいたい思ってしまう程に、長江 誠十郎は格好良かったし、萌菜に唯一、優しく接してくれた。

 だが、彼はお助けキャラだ。

 せっかくゲームの世界に来たのなら、どんな手を使っても一番好きなひと──知玲ルートだけ堪能しなければと、萌菜は今、危険な思考に支配されていた。



「……何で? 何でシナリオ通りにやってるのにうまくいかないの!? 萌菜、ヒロインじゃん! ちゃんと可愛いじゃん、スタイルだって完璧じゃん!!

 今の萌菜なら、誰も影で笑ったりなんかしないのに! 可愛くニッコリ笑ったらみんなが好きになってくれるはずなのに! 知玲先輩だって可愛いって言ってくれたのに……ルートに乗ったはずなのに!!

 ……そう、そうだよ、悪いのは妃沙ちゃんだもん。妃沙ちゃんが邪魔するからうまくいかないんだもん……!! 萌菜が好きなのは知玲先輩なの、知玲先輩だけなの!

 (せい)くんなんかただのお助けキャラだもん! 萌菜は知玲先輩と幸せになるんだもん……!!」



 意味不明もここまで来ると禍々しいだけだ。

 そして、その彼女の不穏な空気を真っ先に感じ取ったのは、前世から危険な場面とはお友達であった、我らが主人公であった。



「……知玲様、下がって! 早く部屋から出て下さい! 出来るだけ萌菜さんから離れていて下さいまし……!」



 妃沙がそう言って知玲を力任せに部屋の中から突き飛ばすのと。

「妃沙ちゃん邪魔!! ずっと寝てて良いんだからぁぁーー!!」と絶叫した萌菜の掌から、何やら光るものが妃沙に向かって放たれたのと。

 何やら解らない状態で、呆気なく部屋の外に弾きだされてしまった知玲が目を見開いてその光景を眺めているのと。



「妃沙!!」



 そう叫んで、光の本流を真っ向から受けて倒れた彼女を抱き止める眼鏡の男が乱入して来たのは、ほぼ同時に起きた出来事だったのである。


◆今日の龍之介さん◆


龍「右に二歩、続いて後ろ斜め45度に半歩!」

知&萌「ハイ、コーチ!」

龍「前前後後左右左右!!」

知&萌(必死の形相で指示に従っている)

龍「はい、そこで大きくジャンプ!!」

萌「……って何なのこれェェーー!!」

知「河相さん、出来なかったからって負け惜しみはヒロインっぽくないよ」

龍「知玲、合格! ヒロインは貴方よ!!」

知&萌「ええェェーー!!??」

龍「冗談だ。ちょっとやってみたかっただけ」(テヘペロ)


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