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令嬢男子と乙女王子──幼馴染と転生したら性別が逆だった件──  作者: 恋蓮
第一部 【正義の味方の為の練習曲(エチュード)】
12/129

◇12.お誕生日おめでとう。【Side夕季 ③】

フライングすみません、流れ的な意味で今話は先に投稿した方が良いぜと、龍之介に脅迫されました……(責任転嫁)

 


「お誕生日おめでとう、妃沙(きさ)!!」



 喜びに満ちた声が溢れ、次の瞬間にはパンッ! とクラッカーの鳴る音が響き渡る。


 ここは広大な敷地面積を誇る水無瀬家の庭。

 今、そこでは親戚一同と交流のある隣家、東條家の面々を招き、妃沙の誕生を祝う会が開かれていた。



「皆さま、有り難うございます」



 この日の為にと、取って置きの身支度を施された妃沙がニコリと微笑んで挨拶を返す。

 淡いピンクのドレスにはふんだんにレースがあしらわれ、軽く髪を結い上げた様はさながらフランス人形のような愛らしさである。

 ……だがそれは、勿論彼女が望んだものではなく、テンションの上がった彼女の母親や、出入り業者として度々来るようになった朱音、そして使用人達の手によるものだという事は、中の人──龍之介の名誉の為に追記しておく。


 この日、妃沙は六歳の誕生日を迎えた。このまま順調に時が過ぎれば、来年の春には彼女は小学校に入学することになっている。

 知玲も既に通っている『鳳上(ほうじょう)学園』。

 そこは、名家の子息・息女が通うことで有名な進学校で、初等部から入学した生徒の多くは大学までこの学園に通う生徒が多く、進学にも便宜が図られている。

 だが、初等部・中等部は比較的裕福な家庭の子女でなければ通う事が難しい程に多額の費用がかかる事でも有名であった。

 高等部に至ればその門戸は魔力を持つ者に広く解放され、『魔力持ちはこの高校に通うべし』と考えられている為、財力を持たない市民の為の支援制度も充実しており、魔力を持つ高校生の殆どはこの学園の高等科に集められると言っても良かった。

 そして大学では魔法や魔力、それを使用した魔道具等の研究が盛んで、高等科を卒業した生徒の殆どと、魔法に興味を持つ優秀な頭脳が集う場所と言われている。


 水無瀬家の待望の子どもである妃沙、尚且つ生まれ持った美貌と現存する魔法使いと比べても比類ない魔力を持つ少女。

 だが、今の所、妃沙は『普通の女の子』として育てられていた。

 これから成長すれば、否応なしに自分と世間のギャップを感じる事もあるだろうが、彼女もその両親も、妃沙を『特別』だとは思っていなかった。

 だから、悪いことや常識違いの事をすれば尻を叩かれると言った叱られ方をしたし、良い事をすれば両手放しで褒められた。

 妃沙の中の人、龍之介にとってそれは、とてもムズ痒い『幸せ』で……この所少し、妃沙は悩んでいたのである。


 だが、自らの誕生日を祝う為に集ってくれた人々にはその小さな悩みは関係のないことだ。

 主役、という名のホストとして、人々を楽しませる役割が自分に課せられている事だと理解するには、妃沙という存在はとても適役であると言えた。


「本日は心ゆくまでお楽しみ下さいませ。後ほど、皆さま一人一人とご挨拶させて頂く時間を賜れれば光栄でございます」


 ドレスの裾を摘み、頭を下げ、中世の貴族よろしく頭を下げる妃沙。

 勿論これは、練習の賜物である。『龍之介』にそんな優雅な仕草など出来ようはずもなかった。



「妃沙、お誕生日おめでとう」



 ワイングラスに葡萄ジュースを注がれたものを手に、知玲(ちあき)がにこやかに挨拶にやって来た。


「……有り難うございます、知玲さま」


 そんな彼に、いつも通りの微笑みを返した妃沙だったけれど……。

 知玲には、彼女が何かに悩んでいる事を敏感に察知したのである。

 恋する少年の眼力は偉大だと言わざるを得ない。


「プレゼントを用意したんだ。でもこれは、出来れば周りに誰もいない所で渡したいから……段取りが出来たら迎えに来るからね」


 王子様然とした微笑みを妃沙に寄越し、知玲はそのまま、その日の主役である妃沙の婚約者としての役割を完璧にこなし続ける。

 勿論、その間にも妃沙がこの場を離れる口実と時間と場所を確保する事は忘れない。

 ……東條 知玲、彼は小学校二年生としては先恐ろしい気遣いと調整能力を持つ男児であった。だがそれは、中の人の年齢を加えれば二十五歳という年月を過ごした彼にとっては決して難しい事ではなかった。



 ───◇──◆──◆──◇───



 だが、そんな知玲の気遣いを無碍にして、事件は起きた。主役である妃沙が逃亡したのだ。



 今世では傅かれ、大切に大切にされている自分という存在に対する理解は、さすがの『龍之介』も六年、いう時間を経て理解しつつあったのだけれど……彼は元々は自由人なのである。

 感情を殺し、偽の笑顔を浮かべ、思ってもいない言葉を喋り続ける事にはとてもストレスを感じると見え、知玲の目算では一時間が限界であった。

 そして、パーティーが始まって丁度一時間。妃沙は逃亡した。


(──全く。しょうがないなぁ……)


 そんな悪態を吐きながらも、変わらない妃沙に安心感を覚えつつ、こんな時、妃沙が行く場所を熟知している彼はその場所に向かったのだ──屋敷の隅に鎮座する大きな樹木の元へ。



「妃沙ー? 居るんだろう? 駄目じゃないか、主役が席を外したりなんかしちゃ」



 そんな問い掛けに返って来る声は、彼の頭上から聞こえて来る。


「そんな名前の子どもはいませんわー! お引き取り下さいませ!」


 ……ああ、今回はそっちだったかと、ドレスで木登りをする妃沙に想いを馳せてフゥ、と一つ溜め息を吐く知玲。

 ドレスに興味のない妃沙はお構いなしだけれど……その日、妃沙が着ていたドレスはオーダーメイドの一点物で、誕生日パーティーの為にと、おそらく彼女の母親が張り切って用意した筈だ。

 それが、木登りによって見るも無残な姿になっていよう事は予想が出来た。

 けれど、妃沙が樹に登っているということは、今現在の彼女のストレスはかなり重度と言って良い。いつもなら、この木陰で蹲る程度で済んでいたのだから。


「……迎えに行くよ、お姫様。そこを動かないでね?」


 来ないで、という言葉は有り難く無視させて頂くことにする。

 知玲のそれもかなり高価なオーダーメイドの一点物ではあったのだけれど……上着を脱いだ知玲は、念の為にと膂力・脚力を高める魔法を掛けて木に登って行ったのだった。



「……本当に来ましたのね。『妃沙』なんて子どもはいないと申しましたのに……物好きな方」



 そうして辿り着いた太い枝の先に、プゥと頬を膨らませてそっぽを向くフランス人形──妃沙はいた。

 日の光を浴びてキラキラと輝くその金髪は眩しい程であったけれど……その表情はいつになく暗い。


「『龍之介』ならいるでしょ? 大丈夫だよ、妃沙。君の言葉がどんな風に変換されても、僕には君の……龍之介の本心がいつも届いているから」


 そんな知玲の問い掛けに、妃沙は頬を膨らませたまま、呟くように言った。



「……『わたくし』は、本当にこの世界に存在していますの?」



 その碧眼に寂しさと戸惑いを乗せたまま、妃沙が呟いた。

 その問い掛けは、かつて知玲も自分に問い掛けた事があるから、物凄く良く理解が出来る。

『東條 知玲』という存在と、中にいる自分──蘇芳 夕季とは、酷い乖離を感じていた事があったから。


「妃沙、君はキミだよ。少なくとも、僕にとっては唯一の……」


 言いかけた知玲の言葉は、妃沙の涙によって無に帰される。

 その切ない涙は言葉よりももっと深い意味を彼に齎したから。



「水無瀬 妃沙。その存在は、確かに素晴らしいですわ。素晴らしい才能を持ち、素敵な家族と婚約者様に愛されて……。

 ……けれどそれは、果たして『わたくし』が受け取るべきものなのでしょうか?」



 その問いに、知玲も直ぐに応えを返す事が出来ない。

 彼の場合は生まれた直後の知玲の身体に転生を果たしたから、この身体が自分の物であるという意識は強く持てたし、元々在るべき『知玲』の意識を感じる事なくここまで育った。

 けれど、『妃沙』は……理由は解らないけれど、三年という時間を経てその身体の中で意識を発現させたのだ。

 三年もあれば子どもとてそれなりの自我が芽生えるだろう。その間に『妃沙』が感じていた意識は、今の『妃沙』には共有されていないのである。

『妃沙』のみであった期間の意識を持たず、ある日突然に意識を取り戻した『龍之介』。

 元々が心根の優しい龍之介にとり、『水無瀬 妃沙』が受け取るべき幸せを自分が奪ってしまったのではないかと……そう、悩むのも解るのだけれど。


「……そうだよ、妃沙。君は『水無瀬 妃沙』の代理でその身体を使っている訳じゃない。

 原理は説明出来ないけど、君はきっと、その身体の中で眠っていたんだ。だから君は、紛れもなく『水無瀬 妃沙』本人だし、その身体が受け取るべき全ての物は、君の物だ」


 そっと妃沙の柔らかい頬に触れ、説得を試みる知玲。

 だが、妃沙の悩みは存外深いようで、その手を振り払う事はなかったけれど、プイ、と顔を背けて何処か遠くを見つめている。


「そうでしょうか……。もしわたくしが意識を取り戻す事がなければ……きっと『水無瀬 妃沙』はもっと純粋で愛くるしくて……周囲から向けられる愛情にも、もっと素直な反応をする、歳相応の女の子だったかもしれないではないですか。

 ……わたくしには出来ないことですわ。そして周囲も……そんな『妃沙』の方がきっと……」


 遠くを見つめる妃沙の瞳に、再び真珠のような涙が浮かぶ。

 ……ああ、彼は彼なりにずっと悩んでいたのだと知り、もっと早くに気付いて、安心させてあげる事が出来なかった自分を、知玲は悔やむ事しか出来なかった。

 けれど、知玲にとっては『龍之介の心を要した妃沙』という存在こそが、この世で一番愛おしくて大切なものなのだ。

 例え、龍之介の意識が妃沙の意識を奪ってしまったのだとしても、そんなの、知玲にとってはご褒美でしかない。

 彼にとっては龍之介の心が今、そこで生きている、その事だけが最も重視すべきことで……絶対に護るべき事実なのだから。



「……ねぇ、妃沙。君が意識を取り戻さなかったら、僕はずっとこの世界で独りぼっちだったよ。

 前世で君に守って貰う事しか出来ずに……君を殺してしまった後悔を一人で抱えたままで……この年になるまで、無事に育つ事が出来たかどうかなんて保障はない。

 もしかしたら贖罪と後悔の念に囚われて、狂ってしまっていたかもしれない。

 僕にとっては『龍之介の意識を持った妃沙』こそが救いだ。だからこそ強引に契約もしたし、婚約者という立場にも立っている。

 ……今度こそ、絶対に君を守りたいんだよ、妃沙。僕の、この手で。その心ごと守って……幸せになって欲しいと思うし、今度こそ絶対に、その一番近くに自分がいたいんだ」


 今や前世の恋心を引き摺っているのではなく、ちゃんとこの身体にある心が妃沙を求めていると認識している知玲にとり、他でもない妃沙の口から「自分なんかいない方が良かったのではないか」なんて言葉は聞くに堪えない言葉だ。

 もし龍之介が男の身体に転生したとしたら、恋心を抱いたまま、その想いを告げる事なく『友達』として側にいようとまで考えたことがある知玲だ。

 ちゃんと異なる性別となり、自分の身近にいてくれて……その心根が変わらないままの龍之介という存在が、今はまだ小さいとは言え、彼を形成する世界の中で最も大切な存在なのだ。

 それは、妃沙本人であろうと、決して否定などさせない。されて堪るか、という強い意識を抱いている。



「……わたくしが意識を取り戻さなければ、貴方の心が壊れていた?」

「そうだよ、妃沙。きっと狂っていただろう。そして……この身体では君に再び出会う手段がないと解れば、きっと次の転生を信じて、自ら命を絶っていただろうね」



 知玲のその過激な発言に、ハッと顔をこちらに向ける妃沙。

 その表情は驚愕に染まっていて、大きく見開かれた瞳から、ポロリと涙が零れ落ちる。


「そんな……そんなの駄目に決まっているではないですか! わたくしがあの、最期の時に願ったのは……貴方の幸せだけだと言うのに」


 そうして紡がれる『龍之介』の告白。

 知玲は、その様相はまるで違うけれど、妃沙の金髪が夕陽を受ける様を、ブリーチされた龍之介の髪と重ね合わせていた。

 ……あの優しい色が、本当に好きだったなぁ、と、久し振りに夕季の意識を思い出しながら。

 そして、紡がれるその言葉は……不思議と、知玲の耳には龍之介の言葉で聞こえて来たのだ。

 原理など解らない。けれど、今はきっと、『龍之介』の意識が『妃沙』のそれを上回っているからなんだろうと、かりそめの結論を抱きながら、知玲は妃沙の言葉を黙って聞く。

 周囲には誰もいなかった為に、本当にそれが龍之介的言語であったかを確かめる術はなかったけれど。



「……グレちまってさぁ……。どんどん変わって行く俺に全く怯むことなく纏わり付いて来たのは、お前だけだったよな、夕季。

 俺はさ……お前が眩しかったよ。素直で、いつも一生懸命で、優しくてさ……ハハ、俺以外には、な。

 くっだらねぇことですぐ泣くし怒るし、俺にはすぐ手も出るしさ……ホント、周囲に向ける優しさを少しでも俺にも分けてくれよ、なんていつも思ってたけどよ。

 でも……曲がった事が嫌いで、負けず嫌いで、頑固でやたらとアツくてさ。そのくせ努力する姿を見せるのは恥ずかしいなんていつも言ってたよな。

 そういうとこ、今世(いま)でも変わってねぇよ、思い込んだら一直線だし、契約や婚約だって、俺の都合を気にせず勝手に決めちまうしさ」


 だけど、と、相変わらず遠くを見つめたままの妃沙の表情には、もう悲壮に満ちた表情は浮かんでいない。

『龍之介』の心情を吐露することで、『妃沙』もまた一歩、今の自分を受け入れて前に進む事が出来たのかもしれない。


「突然この世界に生まれて、最初は戸惑ったけどよ。でも、全然変わってないお前と再会して……俺は確かに安心したんだ。

 確かに夕季の身体は守れなかったけど……その心は守る事が出来たのかもしれないって思ってさ。それって、お前にとっては一番大切なものだろ?

 ……『龍之介』の心を宿した『妃沙』が、お前にとって安定剤だって言うなら、とことん付き合ってやるよ。全く……前世でも今も、お前には俺がいなくちゃ駄目なんだからな。

 いい加減『龍之介離れ』しろよ、夕季。これじゃ、いつまで経っても……側にいるしかねぇじゃんか」



 カラッと笑った妃沙の横顔は、まさに龍之介の笑顔だった。

 ちょっと困ったように片眉だけ上げて……そして慈愛に満ちた、夕季が前世で一番好きだった、あの表情(かお)だ。



「……うん、そうだよ、龍之介。僕は君がいないと何も出来ないヘタレだから……ちゃんと君がサポートしてくれなくちゃ」



 ──『君』が好きだよ、と、危うく言い掛ける。

 けれど、それは我慢した。今はまだ、言うべき時ではないような気がして。



「……仕方ありませんわね。まぁ、どんなに悩んだ所で、この身体も、厄介な自動変換の能力(スキル)もどうにもなりそうにありませんし……。

 魔法のあるこの世界は、とても楽しそうですわ。楽しませて頂く事にしますわよ」


 遠くを見つめながら、隣に座った知玲の肩にそっと頭を乗せる妃沙。

 その重みが、確かに現実のものだと実感し、彼女を護ろう、と知玲は決意を新たにした。

 先程までの『龍之介』のままの言葉が、あっけなく『妃沙』の物に変わってしまった事に少しの寂しさを覚えながら。

 けれど、きっとまたいつか、その言葉を聞く事が出来る筈、という確信めいた予感を、この時知玲は抱いていた。


「……僕と一緒に、でしょ?」

「……どうでしょうね」


 肩に乗せられた妃沙の頭に、そっとポケットの中に潜ませていた髪飾りを付ける知玲。



「お誕生日おめでとう、妃沙……この世界にやって来てくれて有り難う」



 美しい蝶の細工を施された銀の髪飾り。

 その羽の部分には今世での知玲と妃沙の瞳を思わせる紫と青の宝石が煌めいていた。

 妃沙の金色の髪に映えるだろうな、と思って選んだ、その髪飾りは、思った以上に妃沙に似合っていて、知玲は人知れず満足感を抱くことが出来た。



「……有り難うございます、知玲様」



 そして、妃沙のその満開の笑顔と髪飾りを、何時の間にか夕陽の様相を纏った太陽が優しく照らしていたのだった。

 複雑な事情を抱えた『知玲』と『妃沙』だけれど、この世界できっと幸せなろう、そんな決意を応援してくれるかのように。


◆今日の龍之介さん◆


『いい加減『龍之介離れ』して下さいまし、夕季様。これでは、いつまで経っても……側にいるしかないではありませんか』


「だから!! そっちに『変換』すんじゃねぇ! ってメモ!? 次回から初等部編!? アホ回続出!?

 ……って俺を次回予告に使ってんじゃねぇぞ、クッソがぁーー!!」


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