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四章 禁忌の子と禁忌の子 2
昨日は投稿できなくて申し訳ありません。
二度と無いよう気を付けます。
僕は鬼の里で生まれたときから忌み子、罪な子と言われてきた。
ただ一人、叔母だけは僕を助けてくれた。
三歳の頃。
処刑されるはずの僕を連れて里から逃げてくれた。
そこからまだ幼い僕と叔母の逃亡生活が始まった。
叔母は鬼のだが鬼の中では一位二位を争う実力者だった。
そのお陰もあり今僕は生きている。
僕の父は鬼の一族の頭領。
僕の母はNo.1魔術師。
二人とも僕を黒歴史、として目の敵にし僕を殺そうとした。
両方の陣営から雇われたある賞金稼ぎが僕を狙いに来た。
そいつは卑怯な手を使い叔母を殺した。
その時僕は8歳。
ショックを受けた。
しかも僕のせいで死んでしまったのだ。
そこからあの二人のお陰で僕は叔母の分まで生きようとしている。
僕はここまで様々なところを伏せて大まかに語ると美狐の話に耳を傾けた。