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三章 明かされた真実 6

「ただいまー!」


 あいつが帰ってくるといつも元気な声が響き渡る。


「二人って……転校生の二人じゃないですか。」


「紹介するよ。まず俺の妹、鬼束理恵。鬼の一族の頭領の娘だ。」


 理恵はペコリと頭を下げた。


「次に幼馴染みの神田真帆。」


 真帆もお辞儀をした。


「皆さん。はじめからお知り合いだったのですね。」


 美狐が震えている。


「騙すつもりは……。」


「やっぱり私をはめるために。」


「ち、違うって。落ち着いて!」


 美狐はそういうと走って家の外まで行ってしまった。


「行っちゃいましたね。」


「誤解されてるみたいだね。」


「美狐……。」


 説明する前に逃げられるとは想定外だった。


「探しにいきなよ。」


「そ、そうだな。」

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