三章 明かされた真実2 a
さすがに短すぎるのでこれから毎日投稿です。
よろしくお願いします。
「昔の兄さんに比べたらましになったと思いますよ。」
「何だよ急に。」
「いえ、だって学校でも普通に過ごせていたじゃないですか。」
「そりゃここは比較的安全だからね。」
「あの雌狐がいるからですか?」
「昨日の日付変わったくらいに出会ったばっかだよ。あと名前は美狐な。」
「昨日の日付変わったくらいっていったら私が二人が襲われてるの助けたときですか。」
「あん時はありがとうよ。」
「えへへ~。」
その時重大なことを思い出した。
「なあいま最悪のこと思い出したんだけど。」
二人が不思議そうにこちらを見つめてくる。
「あいつ俺から一時間離れてたら死ぬって言ってた……。」
「じゃあもしかしたらもうこの世には……。」
「嘘。私たちのせいで……。」
その時、真帆が付けている指輪のようなものが光だした。
「大丈夫です。見つけました。」
魔術師というものには何種類か種類があるが真帆は魔具で魔法を使う魔術師であった。
どうやら雑談している間も捜索していてくれたらしい。
彼女が美狐を見つけた場所は彼女とであった場所。
あの古ぼけた神社だった。