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その0 雨

この小説においての上杉謙信は「やや」女性として描かれています

戦国武将至上主義の方にとっては不愉快な点も多々ある事とおもわれますのでご注意ください

また歴史的史実との一致はかならずしも無く

諸説,仮説などを多分に取り入れて

小説的解釈がなされる事もありますのでご注意ください

本小説は歴史の「謎」と「憶測」と「諸説」を元に私の想像力で

こんな事であっても「良かったかな?」というものを書いています


正史とされるもの以外を受け入れる事ができない方は

すいませんが「要注意」してください

まちがって読んでしまって不愉快な思いをなさっても責任はもてません

それ以外

楽しんでくださる方,興味をもってくださる方は

一つの諸説として読んで頂けると嬉しいです


改行や空白が多数ありますので

それに耐えられない方もご注意してください

また

この「時代」これはない!!

こんな言い方はしない

こんな言葉はない

というものもあるかもしれませんが

出来るだけ簡単な言葉を選んでかいておりますのでご了承ください

私の中には二人の私がいた



今はあまり感じないけど

遠くない過去に分かたれてしまったのかも知れない


それと決別するために

自分と「自分」を分かつために

林泉寺に送られた事だけは確かだ



今ならわかる



もう一人の「私」は


騒がしい事がキライ


男も

女もキライだった


不徳をなすものの一切合切がキライで


生きることに精一杯の者

殺すことに精一杯の者

産むこと

育てること

食べること


すべてが「美しくない」と怒っていた

常世の世界を求めていた


およそ

人間のもっている「生」認めない

人らしくない「私」だった





もう一人の私

今を生きる私はそれでもその「心」や「息使い」感じる


静けさが死ぬほどキライだ


暗い夢の続きを見ると

消えた「私」を思い出すから


なのに

夢はつづく

回る世界を写す

原色の入り乱れた曼荼羅に「真理」を見ろと

仏の金色の「目」が私の「中」にいる


「何故?」



身の回りを騒がす人の言葉を遠ざけ

静かに「対話」する

修練に明け暮れたとしても

それと話す事はできない



なのに会話だけをする



私はいったい「誰」なのだ

ココに来て三年


「夢」は遠ざかった

闇の向こうに「何か」が微かに見える

そんな気がするだけになった


最初についた時は白紙だった

何も解らなかった私


父が死に

兄が家督をつぎ

ココに来た


最近は

雨の続くこの寺院から外を見ながら

ぼんやりと思った

こんな生き方が一番私には会っている


世俗から隔絶された世界で のんびりと歩くのが

自分との対話の方法なのかもしれない



それが一番「闇」の夢から遠いから

知らなくてイイ事が

私の身の上に起こっていたとしても

ココにいれば

御仏との対話を続ける事で「安らぎ」は得られるかもしれない










静けさがキライ



そんな余分な事をたくさん思わせる闇が

夜が

めぐる朝が


読経ではわかり得ない

この複雑な気持ちと想いを

どこに探せばいいかと迷っていた



迷い


この手も足も変わっていく身体も

これが「迷い」なのか?




まだ十才になったばかりの私は


心の声に

ただ

ただ

その事に戸惑っていた

「上杉謙信女性説」

というのは割と前からあった「逸話」だそうですが

必ずしもそうでなかったのでわ?という部分も多々ある謙信像を自分なりに広げて書いてみる事にしました

まだまだ未開の部分も多い日本史の世界を少し楽しく「想像力」の糧として読んで頂ければ幸いです


また。。。

頻繁に修正をくりかえしていますが

これは

私の「未熟」な部分で申し訳ない限りです


がんばって走っていこうとおもっていますので

暖かい目でみてやってください


ヒボシ

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